Dr.ちゅり男のインデックス投資 

初心者でも実践できる投資や節約術を紹介しています。人生を豊かにする本や健康情報との出会いも。

2018-01-01から1年間の記事一覧

2018年のアセットクラス毎の月別リターンを見ると現金ホールドが正解でした

おはようございます。 あくまで結果論ですが、2018年は何もせずに現金を握りしめておくのが正解という厳しい相場でした。 投資を始めようと考えていたけれども、なかなか決断できず始められなかったという方にとっては朗報です。 一方、2018年に投資デビュー…

つみたてNISAを今すぐ開始すべき2つの理由

おはようございます。 2018年は久しぶりにボラティリティの高い相場になっており、特に12月の株価急落によって投資歴の浅い方は大半が含み損を抱えているのではないかと思います。 含み損を抱えるのは誰にとっても不愉快なものですが、20年以上後にゴールが…

私が10年以上株式投資で守り続けている1つのルール

おはようございます。 私は株式投資を始めて10年以上になり、その間にいろいろな投資手法を試してきましたが、10年以上に渡って一貫して守り続けているルールが1つあります。 それは、不祥事を起こした企業の株はすぐに売り払うことです。 このルールだけは…

VYMとHDVの分配金利回りが3.5%超えと魅力的な水準に!

おはようございます。 直近の株安によって、米国高配当株ETFであるVYMとHDVの分配金利回りが3.5%超えと魅力的な水準になってきました。 個別株リスクを回避しながら、3%台後半の配当利回りですとかなり魅力的に感じますね。 私自身は今現在はインデックスメ…

米国株(VTI)と新興国株(VWO)のバリュエーションの差が急激に縮まる

おはようございます。 2018年春〜秋にかけては米国株の一強状態でしたが、10月以降のわずか2〜3ヶ月の間に急激に株価が下がっています。 一方で、春先から株価が下落し続けていた新興国株ですが、ここ2〜3ヶ月の株価はほぼ横ばいで推移しており、両者のバリ…

暴落でVT、VTI、VWOの全てが買いやすい価格になってきました

おはようございます。 2018年12月に入って米国株を中心に世界同時株安の様相を示してきました。 年末にここまで株価が調整するというのは、非常に珍しい気がします。 買い場というのはいつ訪れるか分からないので、常日頃の準備が重要であることを再認識しま…

楽天プレミアムカードの新規申し込みで年会費(10,800円)が3年間無料キャンペーン!

おはようございます。 楽天プレミアムカードは私自身も利用しており、年会費10,800円で399ドル相当のプライオリティ・パスをゲットできるので重宝しています。 また、楽天市場のヘビーユーザーであれば楽天プレミアムカードのポイントアップ分だけで年会費の…

Amazonギフト券狙いなら「ふるなび」、楽天ポイント狙いなら「楽天ふるさと納税」がおすすめ

おはようございます。 時が経つのは早いもので、2018年も年末が近づいてまいりました。 そろそろ1年分の所得が確定すると思いますので、ご自身の所得にあわせて年内にふるさと納税を済ませておきましょう。 ふるさと納税は賛否両論分かれる制度ではあります…

投資家にできるのは「鉄壁の個別株」を探すことではなく適切なリスク管理

おはようございます。 米国株の中では、ディフェンシブ株の王様とも表現されることがあるジョンソン・アンド・ジョンソン(JNJ)ですが、ベビーパウダーへのアスベスト混入騒動で10%以上株価を下げる場面がありました。 このように、どんなに巨大なワイドモ…

2018年の株式と他のアセットクラスのリターンを振り返る

おはようございます。 当ブログでは主に株式を中心とした話をしていますが、これはバイ&ホールドの長期戦略においては株式の期待リターンが最も高いからです。 本日は少し趣向をかえて、2018年の債券やREIT、金などの他のアセットクラスのリターンがどうだ…

ドルで米国ETFを直接購入か、国内の投資信託(楽天VT・楽天VTI)か、海外証券会社を利用すべきか?

おはようございます。 当ブログの読者の方から、以下のご質問をいただきました。 いつも楽しくブログ拝見させて頂いております。 米国ETFを購入する手段として、 1.日本の証券会社を経由してドルに換金して購入 2.日本の証券会社から楽天VTのような日本…

暴落時の株式買い増しの目安と為替の変動について

おはようございます。 当ブログの読者の方から、以下のご質問をいただきました。 はじめまして。 最近、ブログを知り興味深く読ませて頂いております。 さて、ちゅり男さんはキャッシュポジションを保持し、来る暴落時にはキャッシュポジションを下げ、株式…

新興国株投資(VWO、EEM)ではバリュエーションを意識しよう

おはようございます。 2018年に入ってから値下がりが止まらないのが新興国市場ですね。 2018年1月のピーク時に高値で掴んだ方は、「おいおい、インデックスなのにこんなに下がるのか」という気分でしょう。 新興国株ETFのVWOは、2018年1月に50ドル超えを記録…

2018年に神経内科医ちゅり男のブログでよく読まれた記事ベスト5

おはようございます。 Keyさんの以下の記事を参考にさせていただき、私のブログでよく読まれている記事ベスト5を調べてみました。 www.kakeyforward.com 予想通りだった記事と、予想以上に読まれていた記事が混ざっており、個人的に興味深かったです。 多く…

VT、VTI、VYM、VWOを積み立てる投資法は何も考えなくてよいので楽

おはようございます。 私は海外ETF投資をメインに実践しています。 海外ETF投資というと難しく聞こえますが、実際にはVT、VTI、VYM、VWOの4つの商品を定期的に積み立てるだけの作業です。 ポートフォリオを複雑にしすぎるのも好みでないため、この4商品だけ…

JTの配当利回り5.0%はフィリップ・モリス(PM)やアルトリア・グループ(MO)と同じ基準で考えてはならない

おはようございます。 日本を代表する高配当株の1つにJTがあります。 たばこ税は国の重要な収入源の1つでもあることから、他の民間企業のように倒産確率が実質的にゼロに近いこともあり、インカム狙いの日本株投資家から根強い人気を誇る鉄板銘柄です。 2018…

「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2018」に投票しました

おはようございます。 私も一応インデックス投資家ということで、「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2018」に初めて投票してみることにしました。 投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2018 投票資格は、2018年9月30日までにブログを開始している"…

楽天・新興国株式インデックス・ファンド(楽天VWO)を分析

おはようございます。 2017年9月末に、楽天・バンガード・ファンドからVT(全世界株式)とVTI(全米株式)を買い付ける投資信託2種が発売されました。 その2つと比べるとかなり地味な存在ですが、楽天バンガードの第3弾として楽天・新興国株式インデックス・…

インデックス投資でもグロース株投資でも高配当株投資でも自由だが一貫性は必要

おはようございます。 TwitterなどのSNSを拝見していると、グロース株の調子がよい時にはグロース株に関する話題にあふれ、逆にディフェンシブ株の調子がよい時には高配当・ディフェンシブ株に関する話題にあふれます。 グロース株派、ディフェンシブ株派に…

SBI証券が米国株式・ETFの定期買付時の最低手数料「2ドル」へ値下げキャンペーンを開始

おはようございます。 SBI証券で米国株式・ETFの定期買付サービスの利用を検討している方にとって嬉しいニュースが舞い込んできました。 2018年11月〜12月の2ヶ月間限定ではありますが、米国株式・ETFの定期買付時の最低手数料が2ドルに値下げされます。 詳…

SBIネオモバイル証券でTポイントによるポイント投資が可能に

おはようございます。 ポイント投資の選択肢が少しずつ広がってきていますが、ついに業界最大手のSBI証券も参入してきました。 www.itmedia.co.jp 現金ではなくポイントを利用して投資可能というのがウリで、投資初心者を取り込むのが目的だと思いますが、SB…

SBI・全世界株式インデックス・ファンドと楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天VT)を比較

おはようございます。 当ブログの読書の方から、SBI証券のつみたてNISAでの投資先につきまして、下記のご質問をいただきました。 いつも楽しくブログを拝見しています。 今回の記事はこれからiDeCoとつみたてNISAを始める投資経験ゼロの私にはとても参考にな…

2018年秋のボラティリティの高い相場とドルコスト平均法の心理効果

おはようございます。 2018年10月はかなりボラティリティの高い相場になっていますね。 私の金融資産も例外ではなく、1ヶ月で100万円単位で減りましたが、幸い数年間にわたる含み益が残っているのが精神的な支えになっています。 しかし、2018年から株式投資…

マネックス証券のiDeCoにeMAXIS Slim米国株式(S&P500)が追加されています

おはようございます。 久しぶりにiDeCoの商品ラインナップを確認していたところ、マネックス証券のiDeCoにeMAXIS Slim米国株式(S&P500)が追加されていました。 今までは、マネックス証券のiDeCoで米国株投資となるとたわらノーロードNYダウしかありません…

SBI・全世界株式インデックス・ファンドとSBI・新興国株式インデックス・ファンドを分析

おはようございます。 SBI証券からEXE-iつみたてシリーズとして当初発売された商品は、今現在は名称変更となり、「SBI・◯◯インデックス・ファンド(通称:雪だるま◯◯株式)」となりました。 その中で、最も初期に発売されたのが、 1) SBI・全世界株式インデ…

「全世界株式」クラスの投資信託で一番人気はどれか?

おはようございます。 私は数年前から海外ETFのVTをメインに投資をしていますが、当時は「全世界株式」対象の投資信託にはまともな商品がありませんでした。 ところが、最近では「全世界株式」対象の投資信託にもコスト的に魅力的な商品がどんどん増えていま…

投資信託は楽天VT、楽天VTIとeMAXIS Slimシリーズがあれば事足りる件

おはようございます。 私は楽天証券のつみたてNISAを利用しています。 つみたてNISAでは、国が決めた一定の水準を満たした商品しか採用されません。 よって、投資信託で何を選ぶか迷った時には、とりあえずつみたてNISAの商品ラインナップの中から選んでおけ…

海外ETF投資ではSBI証券を、iDeCoはSBI証券(セレクトプラン)か楽天証券を選ぼう

おはようございます。 これから投資を始める方にとって、どこの証券会社で取引を始めるかは悩みどころの一つかと思います。 結論から言いますと、口座開設すべきなのは 1) 住信SBIネット銀行+SBI証券 2) 楽天銀行+楽天証券 この2つです。 マネックス証券も…

eMAXIS Slim米国株式(S&P500)と楽天VTIを比較分析

おはようございます。 投資信託で米国株投資といえば、eMAXIS Slim米国株式(S&P500)か楽天VTIのいずれかになると思います。 これは2018年6月にeMAXIS Slim米国株式(S&P500)の新規発売が発表された時に書いた記事ですが、その後楽天VTIの実質コスト(0.31…

iDeCoの商品選択の考え方と、ポイント狙いで楽天証券を利用すべきか否かについて

おはようございます。 当ブログの読者のDrの方から、以下のご質問をいただきました。 ちゅり男先生、いつもブログを楽しく拝見させていただいております。 28歳、医者3年目の若造です。 投資は全くの初心者で、右も左もわかりません。 今は働くのが精一杯で…