Dr.ちゅり男のインデックス投資 

初心者でも実践できる投資や節約術を紹介しています。人生を豊かにする本や健康情報との出会いも。

2017-02-01から1ヶ月間の記事一覧

「マイホーム購入は賃料を払い続けるよりお得です」という不動産屋の罠 パート2

昨日の続きです。 昨日の要点としては、マイホームを購入する時は、その時点での買値はもちろん重要ではあるが、それ以上に20〜30年後の資産価値を予測して買う必要があるということでした。 次に、住宅ローンを確実に完済できるかどうかという点を考えてお…

「マイホーム購入は賃料を払い続けるよりお得です」という不動産屋の罠 パート1

マイホーム購入の時によく聞くのが、 「マイホームを購入した方が、このまま賃料を払い続けるよりお得です。今の賃料と変わりない返済残高でローンを組むことができ、払い終えればそのまま資産になりますから」 といった不動産屋のアドバイス。 お金に関する…

2020年以降、東京オリンピック後の日本はどうなるか(特に不動産)

超少子高齢化社会を迎えるのが確実である日本。 それもそう遠い将来ではなく、比較的近い将来の話です。 不動産に関しては、特に現在は都心において投資を目的とした需要が多く、不動産価格は高止まりしているのが現状でしょう。 東京オリンピックを2020年に…

神経内科の魅力ってなんだろう。これから神経内科を志す医学生のために。

自分は神経内科の専門医ですが、今日は神経内科の魅力について考えてみます。 まず第一に、超少子高齢化の時代において、今のところは神経内科医の数が全国的に足りていないのが現状です。 特に地域によっては、神経内科医の常勤医が一人もいない地域という…

いわゆる「普通」の医者はどうやって生きていくべきか パート6

なぜか昨日の医者の結婚に関しての記事が最もアクセス数が多かったです。 書きたいことを書き続けているだけのブログなので、読んでもらえる人がいるだけでも感謝。 昨日の話は要するに、医者の資産形成で一番手っ取り早いのは医者どうしで結婚して、片方は…

いわゆる「普通」の医者はどうやって生きていくべきか パート5

最後は結婚について。 医者の多くは医療関係者(医者または非医者)と結婚します。 初めに勤務する病院にもよるが、初期研修医〜後期研修医というのは一般的にかなり多忙なので、他に出会いがないというのが大きいでしょう。

いわゆる「普通」の医者はどうやって生きていくか パート4

前回からの続き。 ・アカデミアの道に進むなら一日でも早く大学院に進学するべき ・アカデミアの道は、教授や准教授など一定以上の立場まで勝ち抜けなければ負け。貧乏でも自分の好きな研究をやっていられれば幸せという人は別ですが。少しは家族のことも考…

いわゆる「普通」の医者はどうやって生きていくべきか パート3

前回からの続き。 ・初期研修では忙しい病院でたくさん救急当直をやって、早く一通りの疾患の初期対応ができるようになること ・後期研修では、自分の志望科においてスタッフが充実しており、良い研修が受けられる病院(大体は各地方の大きな医局、旧帝大な…

いわゆる「普通」の医者はどうやって生きていくべきか パート2

前回の続きです。 前回は、初期研修〜後期研修の医者になって初めの5年間は下記のような病院で働くべきだという話をしました。 ・給料の高い安いで選ばない ・三次救急医療施設で勤務する ・初期研修医のうちから救急外来のメインの戦力としてバリバリ働かせ…

いわゆる「普通」の医者はどうやって生きていくべきか パート1

私のような、いわゆる普通の医者はどうやって生きていくべきか考えてみます。 国公立大学の医学部に進学できるだけの学力があれば、医師国家試験に合格すること自体は決して難しくはありません。 周囲の友人と同じペースで勉強をしていればまず合格できると…

マイホーム購入は純然たる投資です。あなたの購入した家は20年後も本当に価値がありますか?

マイホーム購入は純然たる投資です。 住宅ローンは融資条件が非常に恵まれてて、人生で一回だけ使える切り札のようなものだと考えられます。 何も考えず、思いつきのままに家を購入してしまう人もいるみたいですが、完全に自殺行為としか言いようがありませ…

楽々節約するための3つのコツ〜住居費、保険、教育費の見直しを〜

節約というと、食費を減らす、外食を減らす、交際費を減らすといったイメージを持っている人が多いかもしれません。 これらの方法は確かに有効ではありますが、極端に食費を減らしすぎると健康や精神面への悪影響が出てくることもありえますし、私の場合はま…

資産形成において成功するためのコツを一つだけ挙げるなら「多数派に乗らないこと」

資産形成において成功するためのコツを一つだけ挙げるならば、「多数派に乗らない」ことでしょう。 例えば、景気がよくて株ブームがテレビや経済雑誌で取り上げられる時期・・・ 多くの投資初心者がテレビなどの宣伝にのせられて投資の世界に踏み入れ、損失…

私がwindowsではなくmacbookを使い続ける3つの理由

自分は2010年以降、一切windowsを使っていません。 macbook pro, ipad, iphone利用者、いわゆる「アップル信者」といってもよいです。 先日、ビジネスマンの間で評判のよいモバイルPCであるレッツノートを利用する機会があったので、macbookと比較してみたい…

個人型確定拠出年金(i-DeCO)は高額所得者に有利な節税制度

今日は確定拠出年金についてです。 以前は401kという名前だった気がしますが、今はiDeCOとか言うらしい。 2017年から制度が改訂され、勤務形態によって掛け金の上限額の違いはあるものの、誰でも加入できるようになりました。 一番大きいのは、掛け金が全額…

医師の生活は実際にはギリギリ。バイト代を生活費の足しにしているうちは資産形成とは程遠いでしょう

ほとんどの医者にとってアルバイト収入は生活に欠かせないものになっています。 勤務医の年収は大病院で1000万〜1300万程度、小規模な私立病院では1500万〜1800万程度が一般的ではないかと思います。 日本人の平均収入が400万ちょっとという事実を考えるとか…

医師過剰時代を生き抜くためには「特別」「他人のやりたくないこと」がキーワード

今後、医学部の増設や医学部定員増に合わせて、医者の需給関係は改善に向かう可能性が大きいです。 病院側からすれば医師の確保に悩まなくて済むわけだから良いのですが、実際に現場で働いている医者にとってはただごとではありません。 今、医者が比較的高…

神経内科医が脳梗塞になったと仮定してどの病院でどのような治療を受けたいか考察してみる

普段神経内科医として勤務している中で、もし自分が脳梗塞になったらどのような病院でどのような医療を受けたいか、ということを考えてみます。 まず、初めに搬送される病院について。これは必ずしも自分で選べるものではありませんが、仮に選べるものとして…

母国語が英語でない日本人研究者は英語論文執筆において不利な立場におかれている

みなさんご存知のように、学術論文の世界では英語論文で書くというのがスタンダードです。 日本語論文が全く評価されないというわけではありませんが、日本語で書いてしまってはせっかくの発見を世界に知らしめることができなくなります。 世界的に見て日本…

ふるさと納税は初心者でも今すぐに実行可能な税金対策〜高額所得層ほど有利です〜

みなさんはふるさと納税を有効活用していますか? 利用していない人は今すぐ活用した方がよいです。 特に医者のような高収入の方の場合、自己負担2000円での寄付金上限額が高くなるため、年に数万円分の返礼品がほとんど無料でいただけるシステムになってい…

開業医のメリットデメリットは?開業は自分にレバレッジをかけた投資です。

自分は今のところ開業しようとは全く考えていませんが、今回は開業医のメリット・デメリットを考えてみる。 開業は自分のレバレッジをかけた投資に等しいと思います。 開業にはそれ用の土地や建物に加え、一定の設備投資が必要で、借金を背負うことは避けら…

医者が加入すべき保険(医師賠償責任保険、生命保険)

今日は医者が加入すべき保険について考えてみます。 まずは医師賠償責任保険。これは必須でしょう。 世の中の流れからして、医療紛争が今後減っていくことは考えにくいです。 誰でもインターネットで医療情報が得られる世の中になり、患者さん側の権利意識も…

投資用マンション勧誘でカモにされるのは医者が多いという悲惨な現実

投資用マンション勧誘でカモにされる職種で最も多いのが医者らしいです。 投資用マンションの勧誘対象になるためには、一定以上の社会的属性が必要です。 そもそも金を持っておらず、当面の生活をこなすのにいっぱいいっぱいで、マンションを買うことなんて…

自分なり投資のスタンスを確立し、何があってもそのルールを守るということ

投資をする際に絶対に忘れてはならないことが一つあります。 それは、自分の投資に対するスタンスを決めておくこと。そして、自分なりに売買のルールを決めておくということ。 これを守らずに、やみくもに売買を繰り返すようになったら負けは確実と思った方…