神経内科医ちゅり男のブログ

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「全世界株式」クラスの投資信託で一番人気はどれか?

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おはようございます。

私は数年前から海外ETFのVTをメインに投資をしていますが、当時は「全世界株式」対象の投資信託にはまともな商品がありませんでした。

ところが、最近では「全世界株式」対象の投資信託にもコスト的に魅力的な商品がどんどん増えています。

VTを直接買い付けなくとも、これらの「全世界株式」対象の投資信託を活用することで十分な投資環境が整ってきたのは素晴らしいことです。

さて、「全世界株式」クラスの投資信託の中で一番人気はどれか調べてみました。

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「全世界株式」クラスの投資信託で一番人気はどれか?

結論から言うと、今のところ楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天VT)が最も売れています。

ただし、先日の決算運用報告書で実質コストが0.502%とかなり割高であることが判明しましたので、今後流れがかわるかもしれません。 

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「全世界株式」対象の投資信託は日本を含む・含まない、小型株を含む・含まないものに大別

さて、「全世界株式」対象の投資信託といっても、日本を含めて厳密に「全世界」の商品と、日本以外の世界市場に投資する商品に分かれます。

 

日本を含むのが、

1) 楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天VT)

 信託報酬 0.2396%(実質コスト 0.502%)、純資産総額 約139億円

2) SBI・全世界株式インデックス・ファンド(通称:雪だるま(全世界株式))

 信託報酬 0.150%(実質コスト 未)、純資産総額 約13億円

これらは、FTSEグローバル・オールキャップ・インデックスに連動します。

大きな特徴として、小型株を含めてより広く分散投資がされている点が挙げられます。

 

日本を含まないのが、

3) eMAXIS Slim全世界株式(除く日本) 

 信託報酬 0.15336%、純資産総額 約25億円

4) 野村つみたて外国株投信

 信託報酬 0.2052%、純資産総額 約39億円

ですね。

これらは、MSCI ACWI(除く日本)に連動します。

MSCI コクサイ・インデックスとMSCI エマージング・マーケット・インデックスを足したものになります。

先述のFTSEとの大きな違いは、大型株と中型株を対象としていますので小型株を含まない点です。

 

日本を含む全世界株式クラスは楽天VTとSBI全世界株式どちらが売れているか

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これは文句なしに楽天VTの方が圧倒的に売れていますね。

SBI・全世界株式インデックス・ファンドは複数の超低コストETFを組み合わせるという商品コンセプトも面白いですし、手数料面でも有利です。

しかし、商品発売時期が出遅れたことと、「バンガード社の低コストETFをそのまま買い付ける」という楽天・バンガード・ファンドの分かりやすさには勝てなかったということでしょうか。

一方、楽天VTや楽天VTIは「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the year 2017」で上位にランクインしていることもあり、知名度は抜群です。

せっかくの良い商品も売れなければ意味がありませんね。

 

今後、eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)が発売されますので、こちらの売れ行きにも注目していきたいと思います。

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日本を含まない全世界株式クラスはSlim全世界株式(除く日本)と野村つみたてのどちらが売れているか

純資産総額では野村つみたて外国株投信の方が1.5倍ほど上回っていますが、発売されてからの期間が違いますので単純比較はできません。

私個人の意見としては、eMAXIS Slimシリーズの「業界最低水準の低コストを目指し続ける」というメッセージ性が勝つ気がします。

 

野村つみたて外国株投信も同レベルで優れた商品だと思いますが、スポット購入ができないという謎の制約があまりに痛いですね。

同じようなコンセプトの商品ならば、

「できるだけ顧客が買いやすくする」

「できるだけ他社にはない独自の強みを打ち出す」

ことが必要です。

そういう意味では、eMAXIS時代からの実績も含めてSlimシリーズ優位ではないでしょうか。

 

eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)よりも先進国株式、新興国株式別々の方が売れるのか?

eMAXIS Slimシリーズの中では、先進国株式インデックスと新興国株式インデックスの伸びが素晴らしいですね。

先進国株式はあっという間に238億円を、新興国株式も93億円を突破しています。

確かに、先進国株式と新興国株式を別々に買い付けた方がコスト面でわずかに有利ではあります。

個人的には、リバランスが不要ということを考えるとeMAXIS Slim全世界株式(除く日本)が魅力的だと思いますが、先進国株と新興国株の割合を自分の好きな配分に調整したい投資家の方が多いのかもしれませんね。

あと、日本の投資信託業界では昔から、日本、日本以外の先進国、新興国の3つに分けることが多かった名残りが残っているとも言えます。

 

まとめ

日本株・小型株を含むFTSEグローバル・オールキャップ・インデックス連動型の商品では 、楽天VTが圧倒的に売れています。

日本株・小型株を含まないMSCI ACWI(除く日本)連動型の商品では、発売して間もないeMAXIS Slim全世界株式(除く日本)が売れ行きを伸ばしそうです。

また、MSCI・オール・カントリー・ワールド・インデックス(配当込み)に連動するeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)の発売も決定しましたので、これも売れる気がします。

 

こんな記事も書いています。

つみたてNISAでのおすすめファンド5つをご紹介した記事です。

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eMAXIS Slim全世界株式(3地域均等型)も悪くありませんが、日本株がオーバーウェイトな気がします。

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現状では楽天バンガードとeMAXIS Slimが圧倒的に優勢です。

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