Dr.ちゅり男のインデックス投資 

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私が10年以上株式投資で守り続けている1つのルール

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おはようございます。

私は株式投資を始めて10年以上になり、その間にいろいろな投資手法を試してきましたが、10年以上に渡って一貫して守り続けているルールが1つあります。

それは、不祥事を起こした企業の株はすぐに売り払うことです。

このルールだけは絶対的なもので、今までに例外を作ったことはありません。

株式投資の世界に身をおく以上、市場リスクは受け入れなければなりませんが、株式市場から退場しないためには個別株リスクは過剰に取りすぎるべきではありません。

世の中には他にいくらでも投資可能な企業があるわけですからね。

 

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私が10年以上株式投資で守り続けている1つのルール

不正を行う企業体質は一朝一夕には改善しない

日産自動車に関しては、カルロス・ゴーン会長の金銭をめぐる不正行為に注目が集まっていますが、実はその前から何度も自動車の検査不正などを行っています。

要するに、最終的に企業トップの逮捕に至っただけであり、不正を行う企業体質はそれ以前から存在していたということです。

私は、不正を行う企業体質というのは一朝一夕には改善しないと考えており、不正を行った企業の株はすぐに売り払うことにしています。

もちろん、その判断が正解か否かは後の時代になってみないと分かりませんが、その場では売りの判断をしておいた方が無難だと考えています。

世の中には何千・何万と企業があるわけですから、何も日産自動車にこだわり続ける必要はありません。

自分の保有株がトラブルに巻き込まれますと、その株のことで頭の中が一杯になってしまいますが、これはあまり良い状況ではありません。

さっさと売って次に頭を切り替えた方が精神的にもよいでしょう。

 

日産自動車の検査不正やカルロス・ゴーン会長の逮捕後の株価推移

以下が日産自動車の6ヶ月チャートです。

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2018年11月に出来高が急激に増えているのがカルロス・ゴーン会長が資金流用問題で逮捕されたタイミングで、同日に株価が大きく下げていることから売り注文が殺到したことがわかります。

私ならば、このタイミングで全て売ります。

その後、12月上旬にかけて一時的に株価が戻していますが、売られすぎた株の株価が一時的に反発することはよくあることです。

欲を言えばこのタイミングで売ればベストではありますが、その後は長期低迷というパターンが多いので一刻も早く売り払うべきだと思います。

その後は12月の世界同時株安に巻き込まれるように850円まで一気に値を下げ、悲惨な状態になっていますね。

配当利回りは6.0%超えと訳のわからない水準になっていますが、私ならば絶対に手を出さない銘柄です。

 

インデックス投資では株式市場のリスクだけが残る

株式投資の世界に身をおく以上、市場リスクから逃れることはできません。

これは当然のことで、それ相応のリターンを得ようと思ったらそれ相応のリスクを背負う必要があります。

一方で、個別株投資の場合は、市場リスクに加えて、

・個別銘柄独自の不祥事などのリスク

・銘柄選択にまつわるリスク

・保有銘柄の所属セクター全体が不調に陥るリスク

など個別株投資独自のリスクが随伴することになります。

もちろん、裏を返せばこれらこそが個別株投資の醍醐味であるわけですが、投資が趣味ではなく長期的な資産形成の手段にすぎない人にとっては過剰なリスクともなりえます。

インデックス投資の場合は事前にこれらのリスクを全て排除可能で、市場リスクだけをとればよいので、個別株投資よりは判断材料がぐっと少なくなります。

裏を返せば個別株投資のような面白さがなく退屈とも言えますが、誰でも簡単に平均点を確保することが可能なのは片手間投資家には助かりますね。

 

まとめ

私自身は不祥事を起こした企業の株はすぐに売り払うことをルールにしています。

不祥事を起こす企業体質というのは一朝一夕に改善する確率は低く、判断を誤るとその後の株価長期低迷に巻き込まれかねないからです。

 

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ディフェンシブ株の王様とも表現されるジョンソン・アンド・ジョンソン(JNJ)ですらトラブルに巻き込まれうるわけですから、鉄壁の個別株などというものが存在しないことが分かります。

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