神経内科医ちゅり男のブログ

「気ままに、ほどほどに」がモットーのゆるい神経内科医が資産形成や投資について日々思うところを語ります。

SBI・全世界株式インデックス・ファンドとSBI・新興国株式インデックス・ファンドを分析

スポンサーリンク

おはようございます。

SBI証券からEXE-iつみたてシリーズとして当初発売された商品は、今現在は名称変更となり、「SBI・◯◯インデックス・ファンド(通称:雪だるま◯◯株式)」となりました。

その中で、最も初期に発売されたのが、

1) SBI・全世界株式インデックス・ファンド(雪だるま全世界株式)

2) SBI・新興国株式インデックス・ファンド(雪だるま新興国株式)

の2点です。

発売して約1年が経過しましたので、現状を振り返ります。

f:id:shinkei807:20170928175633p:plain

SBI・全世界株式インデックス・ファンドとSBI・新興国株式インデックス・ファンドを分析

さて、発売当初はEXE-iつみたてシリーズを名乗っていただけあり、本商品は2018年から開始したつみたてNISAを強く意識したものと思われます。

つみたてNISAのポイントは、

・投資枠が年間40万円、月に約33,000円と限られている

・購入可能商品の大半は低信託報酬のインデックスファンド

ということです。

上記の制約から、現行NISAのような商品選択の余地がありませんので、オリジナリティのある投資は事実上不可能です。

非課税枠のメリットを最大限に活かすためには、「株式100%」の投資でOKですから、実際には日本:先進国:新興国にどのような配分で資金を割り振るかを決めるだけのゲームに近いです。

そして、その最適解の一つが、世界全体の株式市場に広く分散投資することであることは言うまでもありません。

そういった意味では、SBI・全世界株式インデックス・ファンドは非常に魅力的です。

 

SBI・全世界株式インデックス・ファンドの概要・コスト

この2つのうち、注目はやはり「SBI・全世界株式インデックス・ファンド(雪だるま全世界株式)」でしょう。

投資の主力はあくまで米国を始めとする先進国株式市場に置くべきです。

よって、この2つであればSBI・全世界株式インデックス・ファンドがコア、SBI・新興国株式インデックス・ファンドはサテライト的に使用することになります。

新興国市場に重点を置いていなければ、SBI・全世界株式インデックス・ファンドだけの積立でもOKそうですね。

 

さて、SBI・全世界株式インデックス・ファンドの一番の魅力は、なんと言っても信託報酬の低さです。

全世界株式市場に広く分散するファンドの中では、最安の0.150%です。

競合は「楽天・全世界株式インデックスファンド(楽天VT)」ですが、楽天VTの信託報酬が0.2296%程度ですので、それを凌駕する低水準です。

両者とも全世界株式市場への分散投資が可能ですが、楽天VTはVTそのものであるのに対して、SBIの方は、複数の米国ETFに投資をするファンド・オブ・ファンド形式の投資信託ですので、全く同じではありません。

信託報酬だけ見ても、SBI証券が楽天証券に対抗して本気を出してきたことが分かりますね。

ただし、発売された約1年が経過した2018年10月時点において、純資産総額が約13億円と伸び悩んでいるのは不安材料でもあります。

 

SBI・新興国株式インデックス・ファンドの概要・コスト

次いで、SBI・新興国株式インデックス・ファンドです。

ベンチマークは、FTSE エマージング・インデックスになります。

信託報酬0.1948%は、新興国株式市場を対象としたインデックスファンドの中では格安と言ってよいでしょう。

楽天・新興国株式インデックスファンド(楽天VWO)の信託報酬が0.2696%ですから、それと比較しても十分に競争力のある数字です。

ただし、VWOのベンチマークはFTSEエマージング・マーケッツ・オールキャップですので、厳密に同じ基準では比較できません。

最大のライバルはeMAXIS Slim新興国株式インデックスで、こちらの信託報酬は0.20412%ですが、ベンチマークがMSCIエマージング・マーケット・インデックスですので、韓国を含むことに注意しましょう。

 

新興国株式市場へ投資するインデックスファンドの信託報酬が0.2%前後まで下がるとは、一昔前では考えられなかったような低水準ですね。

先進国株式市場に投資するインデックスファンド(MSCI コクサイインデックス)の信託報酬が0.2%前後まで下がったのがつい先日のことのようですが、あっという間に新興国株式も追いついてきた感じです。

手数料に敏感な個人投資家としては嬉しい限りです。

 

楽天・バンガード・ファンドに対抗した商品と考えられます

この雪だるまシリーズは、2018年1月から開始したつみたてNISAに間に合うよう、SBI証券が楽天証券に本気で対抗してきた商品です。

しかし、発売時にかなりの方がつみたてNISAの口座開設を済ませてしまっているタイミングでしたので、できればもう少し早く発売されれば理想的でした。

正直、少し出遅れた感じは否めませんね。

実際、2018年10月時点の純資産総額においても、楽天VTが約139億円に対して、SBI・全世界株式インデックス・ファンドが約13億円と10倍以上開いています。

とはいえ、優れた商品であることに間違いはなく、楽天VTやeMAXIS Slim全世界株式と同レベルで投資する価値のある商品でしょう。

 

まとめ

1) SBI・全世界株式インデックス・ファンド:信託報酬 0.150%

2) SBI・新興国株式インデックス・ファンド:信託報酬 0.1948%

は楽天・バンガード・ファンド、eMAXIS Slimシリーズと並んで、つみたてNISAの最有力商品と考えてよさそうです。

 

【SBI証券の口座開設はこちらから】 

 

こんな記事も書いています。 

iDeCoのラインナップもだいぶ充実してきて、SBI証券のセレクトプランではeMAXIS Slimシリーズが購入可能です。

www.churio807.com

 

楽天VTが発表されてわずか2ヶ月で、SBI証券が有力な対抗商品を発売してきました。今後も投資家目線で魅力的な商品の発売に期待したいものです。

www.churio807.com

 

 つみたてNISAのおすすめ投資信託5選をご紹介した記事です。

www.churio807.com