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テック集中型投資信託3本を徹底比較!FANG+・USテック・トップ20・S&P500トップ10の違いとは?

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おはようございます。

本日は、テック集中系の投資信託3本をまとめて解説します!

取り上げるのは、iFreeNEXT FANG+インデックス、一歩先いくUSテック・トップ20インデックス、Tracers S&P500トップ10インデックスの3本です。

この3本はどれも「10銘柄〜20銘柄と少数精鋭で、ビッグテック中心に投資」する商品です。

以前に個別記事で紹介していますが、本日はこの3本をまとめて比較してみたいと思います。

お忙しい方向けに、60秒でサクッと学べるショート動画も用意しました。

よろしければどうぞ!

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テック集中型インデックス投資信託3本を比較!FANG+・USテック・トップ20・S&P500トップ10

 

iFreeNEXT FANG+インデックス:王道のビッグテック10銘柄に均等投資

1本目は、「iFreeNEXT FANG+インデックス」です。

FANG+は世界をリードするビッグテック10銘柄に10%ずつ均等投資する指数です。

iFreeNEXT FANG+インデックスは2018年発売と歴史があり、純資産額が現在8,900億円と順調に増え続けています。

これらの実績から、テック集中系投信としては珍しく、NISAのつみたて投資枠でも買うことができます。

 

 

iFreeNEXT FANG+インデックスについて詳細を知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。

www.churio807.com

 

一歩先いくUSテック・トップ20インデックス:成長性でS&P500超え

2本目は、「一歩先いくUSテック・トップ20インデックス」です。

これは「グローバルX USテック・トップ20 ETF(2244)」をそのまま投資信託化した商品となります。

2244は2024年の東証ETF No.1パフォーマンスにも選ばれた実績があるETFですね。

 

ベンチマークはファクトセットUSテック・トップ20指数です。

自動化、クラウド、コンテンツ/プラットフォーム、eコマース、半導体などのテーマに合致するナスダック上場の大型株を中心に構成されています。

過去7年半で株価は約7.8倍に急成長し、S&P500やNASDAQ100を上回っています。

 

 

一歩先いくUSテック・トップ20インデックスの詳細については以下の記事をどうぞ!

www.churio807.com

 

Tracers S&P500トップ10インデックス:勝ち組10社に超低コスト集中投資

3本目は、「Tracers S&p500トップ10インデックス」です。

これは名前のとおり、S&P500を構成する500銘柄のうち、時価総額がトップ10の企業にのみ集中投資する商品です。

近年は「Winner takes all(勝ち組総取り)」の流れが加速しており、本商品も勝ち組だけに厳選投資でハイリターンを狙う商品です。

下図のとおり、S&Pトップ10は、S&P500全体のパフォーマンスを大きく上回っています。

また、信託報酬が年0.10725%と本日ご紹介する3本の中で圧倒的に安いのみ魅力です。

 

 

Tracers S&P500トップ10インデックスの詳細を知りたい方は、以下の記事をどうぞ!

www.churio807.com

 

3本の比較と選び方:分散・コスト・リターンのバランスで選ぶ

3本のファンドを比較します(下表参照)。

純資産額ではiFreeNEXT FANG+インデックスが頭1つ抜けています。

信託報酬は年0.7755%と割高ですが、近年の高パフォーマンスが投資家から高い支持を集めています。

一歩先いくUSテック・トップ20は信託報酬が年0.495%とFANG+より安く、年2回のリバランスや銘柄入れ替えも優秀です。

20銘柄なので、FANG+よりは若干分散が効いています。

Tracers S&P500トップ10は、信託報酬が年0.10725%と他の2本と比べて圧倒的に安いです。

どれも10〜20銘柄に集中投資してハイリターンを狙う商品ですが、細かい点が異なるため、好みに応じて選んでください。

 

 

まとめ:リスクを理解した上で「少数精鋭のテック集中投資」を楽しもう

3本ともビッグテック中心に10〜20銘柄へ集中投資する攻めの投資信託です。

コスト重視ならTracers、実績重視ならFANG+、分散バランスならUSテック・トップ20といった形で、自分の投資スタイルに合わせて選ぶのがおすすめです。

 

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