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インベスコQQQMとは?QQQとの違い・メリットを徹底解説|NASDAQ100に少額投資できる米国ETF

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おはようございます。

米国株投資で最もメジャーな株価指数はS&P500ですが、近年はビッグテックの好調もあり、NASDAQ100指数も投資対象として大変人気があります。

NASDAQ100に連動する米国ETFの中で、最も有名かつ巨大なのがQQQです。

しかし、QQQは近年の株価上昇で1株が600ドル(9万円)以上となっており、資金力がない人には手が出せません。

その問題を解決できるのが本日ご紹介する「QQQM」です。

QQQMは廉価版QQQと呼べる商品で、経費率が安いだけでなく、1株単価もQQQの40%ほどと安く買えるからです。

お忙しい方向けに、60秒でサクッと学べるショート動画も用意しました。

よろしければどうぞ!

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QQQMはQQQの廉価版!NASDAQ100に投資するなら知っておきたい魅力と注意点

 

NASDAQ100指数とは?過去20年でS&P500を大きく上回る成長率

はじめに、NASDAQ100指数のおさらいです。

NASDAQ100は、米国ナスダック市場の3,000以上の銘柄のうち、金融セクターを除く時価総額上位100銘柄から構成される株価指数です。

過去20年間のパフォーマンスはS&P500を遥かに上回っており、NASDAQ100はなんと約18倍に急成長しました。

 

 

NASDAQ100のセクター構成と特徴|ハイテク偏重で値動きは大きめ

NASDAQ100のセクター構成を見ていきます。

情報技術セクターが50%以上を占め、以下一般消費財、コミュニケーション・サービスと続きます。

金融セクターは含まれず、S&P500と比較して資本財、エネルギー、生活必需品などのディフェンシブなセクター比率が極端に低いのが特徴です。

これらの理由から、NASDAQ100はS&P500と比べて値動きが大きく、やや上級者向けの株価指数と言えます。

一方で、値動きの大きさが高リターンにつながっているとも言えるでしょう。

 

 

トップ10銘柄はビッグテックが中心|集中的に成長株へ投資

NASDAQ100のトップ10銘柄には、エヌビディア、マイクロソフト、アップル、アマゾン、ブロードコム、メタ、テスラなどのビッグテックがズラリと並びます。

S&P500の上位にもこれらの銘柄は含まれますが、NASDAQ100はより濃く・集中的に投資したい人に向いています。

将来のことは誰にも分かりませんが、近年の米国株を牽引してきたのはこれらビッグテックであることに間違いありません。

このトレンドが今後も続くと考える人には、魅力的な投資対象だと思います。

 

 

QQQは流動性抜群だが高額化がデメリット

NASDAQ100に連動する米国ETFの中で、一番有名かつ巨大なのがQQQです。

QQQは流動性の点で最も優れたETFですが、最近の株価上昇によって1株がいよいよ600ドルを超え、日本円で1株9万円以上するので買うのは簡単ではありません。

毎月積立を考えている人にとっては、もう少し少額で買えた方が嬉しいというのが正直なところでしょう。

そこで登場するのがQQQMです。

QQQMはQQQと同じNASDAQ100に連動するので値動きは同じですが、コストや1株単価が安くなっています。

 

 

QQQMの経費率は0.15%|QQQより低コストで運用可能

QQQMの経費率は0.15%であり、QQQの0.20%と比べて0.05%安いです。

「たった0.05%」と思われるかもしれませんが、長年投資を続けて資産額が増えるにつれて、コスト差の影響が徐々に大きくなってきます。

同じ指数に連動する商品なら、できるだけコストの安い商品を選ぶのが鉄則です。

 

 

QQQMの株価は250ドル前後|QQQの4割の価格で初心者にも買いやすい

QQQMは1株の価格が250ドル前後であり、1株が600ドルを超えたQQQと比較すると買いやすい値段です。

250ドルでも日本円換算では1株37,500円程度しますが、QQQの4割の価格で買えるので、QQQMの方が初心者にも買いやすくおすすめです。

 

 

まとめ:QQQMはコストも株価も手頃なNASDAQ100連動ETF

QQQMはQQQと同じNASDAQ100に投資できるETFですが、コストも株価も手頃で、初心者でも取り組みやすいのが魅力です。

 

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