おはようございます。
長く株をやっていますと、株を売るタイミングの難しさを強く実感します。
株価が好調な時に早く利食いしすぎてしまったり、株価が下落した時に損切りするタイミングが遅くて損失を拡大させてしまうことは日常茶飯事です。
自分が売った直後から株価が上昇し始めることも多く、自分の才能のなさを痛感させられます。
このように、株を適切なタイミングで売るのは買うよりもはるかに難しく、初心者の方はできるだけ売買回数を減らして長期保有することをおすすめします。
株の売りは買いよりも難しい!初心者には売り時を考えなくてよい投資がおすすめ
利益・損失確定のタイミングを見極めるのは非常に難しい
株式投資では、どれだけ時間をかけて検討を重ねたとしても株価が自分の予想通りに動かないことは多々あります。
特に、好調な株をどのタイミングで売るか、下落している株をどのタイミングで売るかは何年投資をやっていても慣れないものです。
10年以上投資を続ける中で自分の才能のなさを実感しましたので、売買回数をできるだけ減らし、そこそこの価格で株を手に入れて長期保有する戦略に切り替えました。
詳細は以下の記事を参考にしてください。
この戦略に切り替えてから、売りのタイミングを考える必要がなくなり、株をゆっくり育てる楽しみを味わいながら余裕をもって相場に臨めるようになりました。
初心者は売り時を考えずに永久保有できる銘柄を選ぶのがおすすめ
私の個人的な経験から、素人判断で売買回数を増やせば増やすほど投資成績は下がる確率が高いです。
株を買わなければ株式投資は始まりませんので、買いを避けることはできませんが、売りのタイミングを減らすことは可能です。
そして売りのタイミングを減らすためには、一生保有し続けてもよいと思える銘柄に絞って投資をすることです。
私の場合、VTやVTIであれば自信を持って長期保有することができますので、少々高値で買ってしまったとしても動揺することはありません。
投資初心者の方ほど高リスク商品に手を出してしまう罠
SNSで話題にあがることの多いレバナスや仮想通貨などの金融商品の場合、どれだけ悲惨な状況になっても自信を持って長期保有して大丈夫という確信が得られません。
このような商品は初心者向けとは言えないので、特に投資を始めたばかりの頃は避けた方がよいでしょう。
しかし、投資の世界で不思議なのは、投資を始めたばかりの初心者の方ほど高リスク商品に手を出してしまいやすいという点です。
おそらく、投資経験が長くなればなるほど怖い経験をいくつも積み、結果としてリスク管理に重点をおくようになるのでしょう。
また、資産規模が大きくなると多少の相場の変動でも動くお金の金額が大きくなるため、リスク管理を意識するようになるのかもしれません。
いずれにせよ、初心者の方ほど博打に打ってでる人が多く、上級者の方が堅実なのは非常に面白く感じます。
まとめ
素人判断で売買回数を増やすと、その分余計な手数料がかさみ、投資成績を下げる結果となります。
投資を始めたばかりの頃こそ、自信をもって長期保有できる銘柄を選びましょう。
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初心者の方ほど暴落が来てから株を買えばいいやと安易に考えがちですが、暴落時に買い向かうことは簡単ではありません。
「ツミレバ」というかわいい名前がついていますが、中身は上級者向けの商品です。
つみたてNISAのような少額・積立投資は思いついた時にすぐ開始するのがベストです。