おはようございます。
インデックス投資だけやっていると実感が湧きにくいのですが、株式投資というのは保有銘柄のビジネスを買うことを意味します。
個別株投資で銘柄を選ぶ場合、過去の業績やリスク・リターンを分析することはもちろん重要です。
しかし、それ以上に「その企業のビジネスモデルに将来性や期待、魅力を感じられるか」が重要だと思います。
株式投資を通じて自分よりも優れた企業や経営者に、自分の代わりにお金を稼ぎまくってもらうことができるわけです。
株式投資で優れた企業・経営者にお金を稼ぎまくってもらおう
自分一人の力で稼げるお金の量には限界がある
人間一人の力で一生に稼げるお金の量には限界があります。
もしあなたがサラリーマンであれば毎月同じ日にほぼ同じ金額の給料が振り込まれていると思います。
ところが、その給料は完全に自分の力で稼いでいるわけではありません。
その月に実際にあげた仕事の成果と関係なく同じ金額の給料が振り込まれているはずですし、仕事で成果をあげるためには会社の設備や他の社員との協力が欠かせません。
ゼロから自分ひとりの力でお金を稼ぐというのは思いの外難しいわけです。
もちろん、会社という組織の一部として全力で働き、スキルアップ、給料アップを目指すことはすばらしいことです。
ただし、それだけでは世の中に無数にある企業のうち、自分が就職した会社の力しか活かせないことになります。
ところが、稼いだお金で株式投資をすれば、自分の就職している企業よりも優れた会社、経営者のビジネスを保有することができるのです。
株式投資を通じて自分よりも優れた企業、経営者がお金を稼いでくれる
株式投資の何がすばらしいかと言うと、優れたビジネスモデルを持つ優良株を保有すれば、自分よりもはるかに優れた企業や経営者にお金を稼ぎまくってもらうことができる点です。
普通に考えれば、AppleやMicrosoft、Amazon、Googleなどの大手IT企業には自力で就職しようと思ってもよほどの能力がなければ不可能です。
ところが、これらの株を1株でも保有すれば、その時点から自宅にいながら優れたビジネスのオーナーになることができます。
普段はあまり考えないことかもしれませんが、これって実はすごいことだと思うのです。
「自己成長」と「株の成長」の両輪がうまく回れば最強
自分の本業のフィールドで勉強を続けてスキルアップし、その結果として賃金アップにつなげる努力は重要です。
ところが、どれだけ自己成長につながる努力をしたとしても、結局のところ人間一人が一生に稼げるお金は知れているのです。
もちろん、適切な転職を繰り返して自分のスキルが最大限に評価してもらえる場所に身をおき続けることができれば賃金はどんどん上がっていきます。
ところが、実際には言うほど簡単ではなく、転職したからといって全員がうまくいくわけではありません。
自己評価と市場からみた評価に乖離があった場合、むしろ転職によって待遇が悪くなってしまうことも考えられます。
上記を踏まえますと、自己成長につながる努力は継続しつつ、同時並行で株式投資を通じて優れたビジネスを保有し、有名企業や経営者にもお金を稼ぎまくってもらうのが正解と言えるでしょう。
まとめ
毎月の給料の中から株式投資にお金を回し、自分よりも優れた企業や経営者にお金を稼ぎまくってもらいましょう！
【インデックス投資に関する絶対読むべきおすすめ本2選】
1. 敗者のゲーム（チャールズ・エリス著）
チャールズ・エリス氏の名著『敗者のゲーム』です。
私が投資方針を崩さずにインデックス投資を長年継続できるのはこの本のおかげです。
投資においては、あれこれ余計な手を加えれば加えるほど負ける確率が高まることがわかります。
2. インデックス投資は勝者のゲーム
インデックスファンドの生みの親であるボーグル氏の著書です。
VTIまたはVOOとBNDを組み合わせて保有するのが最強という結論です。
数ある投資手法の中でインデックス投資がなぜ優位なのか、根本から理解できる良書です。
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「日本円＋オルカン」はシンプルかつ最強に近いポートフォリオです。
お金に余裕があることの最大のメリットは自分の気持ちに余裕が出てくることにあります。
