Dr.ちゅり男のインデックス投資 

医師×投資ブロガー|初心者向けに新NISA・インデックス投資をやさしく解説📘

インデックス投資は本当に安全?オルカンでも避けられない「市場リスク」と正しい向き合い方

スポンサーリンク

 

おはようございます。

「インデックス投資なら安心・安全」と勘違いしている方がいますが、そういった方はインデックス投資を正しく理解できていない可能性があります。

eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)などのインデックスファンドは、長期投資に適した素晴らしい金融商品であることは間違いありません。

しかし、どんなに優れた商品であっても、それを使う人間側の理解が浅ければ上手に活用することができません。

オルカンはそれ単独で世界市場の3,000銘柄以上に分散投資しているとは言え、あくまで「株式の集合体」であり、市場リスクはモロに受けるからです。

 

インデックス投資は安全ではない?オルカンの本質と市場リスクを正しく理解する

 

株式インデックスファンドは「分散された株式の集合体」にすぎない

新NISAには「つみたて投資枠」が600万円、「成長投資枠」が1200万円、合計で1800万円もの投資枠あります。

若いうちから新NISAをどのように活用するかが、老後のお金の不安を取り除けるかに直結するといっても過言ではありません。

 

さて、NISAの投資先として弊ブログで何度もおすすめしているのはeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)です。

その理由は、これ一本で世界市場全体にオーソドックスな時価総額加重平均法で分散投資ができるからです。

しかも、信託報酬は0.05775%と今や本家VTよりも低く、ファンド純資産総額も10兆円と申し分ありません。

 

しかし、オルカンもあくまで「株式の集合体」であることを忘れてはいけません。

株式の塊である以上、暴落時には最悪のケースで半値になる覚悟を持つ必要があります。

 

オルカンで回避できる3つのリスクと回避できない唯一のリスク

確かに、オルカンに投資することで以下のリスクをあらかじめ取り除くことができます。

1) 特定の国に集中投資することによるカントリーリスク

2) 個別企業の上場廃止、倒産などの個別株リスク

3) 特定の業種に偏った投資をしてしまうリスク

 

日本や米国は世界の中でも優れた投資先の1つと考えられますが、近年の変化の速い世界において、どんなに優れた国であっても20年〜30年後の将来を見通すことは困難です。

また、自分のポートフォリオがたった4〜5つの個別銘柄で占められている場合、その1つが倒産しただけで20%以上の損失が発生します。

株式投資で勝つ確率を上げるためには、背負う必要のないリスクはできるだけはじめから除去しておくことが重要です。

その意味でオルカンは優れた投資先ですが、市場そのものが変動するリスクは排除することができません。

 

暴落はチャンスになる。市場リスクがリターンの源泉である理由

株式市場というのは非常に不安定なリスクに満ち溢れたもので、逆にそうであるからこそ現金で保有しているだけでは得られないリターンが得られるとも言えます。

日々の株価の変動を恐れるのではなく、その変動の大きさこそが将来のリターンの源泉だとプラスに捉えることが重要です。

そのようにプラスに捉えることができれば、仮に暴落が訪れても恐れることなく、暴落が過ぎ去るのをじっと待っていればよいのです。

勇気のある方であれば、無理のない範囲で暴落時に追加投資するのもよいでしょう。

どん底の時期を過ぎ去って株式市場が回復したタイミングで大きく報われることは間違いありません。

 

まとめ:インデックス投資は「安全」ではなく「正しく使えば強力な武器」

「インデックス投資なら安心・安全」というのは嘘です。

オルカンなどのインデックスファンドは長期投資に値する素晴らしい商品ですが、それを使う人間側の理解が浅ければ危険にもなりえます。

 

📚 私のおすすめ本を2冊ご紹介

1. ジェームズ・クリアー式 複利で伸びる1つの習慣

金融資産と同じで、毎日の習慣にも複利の効果が発生します。

若いうちに良い習慣を身に付けられれば10年〜20年後に複利の効果で大きく成長することができるでしょう。

逆に、悪い習慣は時間経過とともにマイナスの相乗効果を生みます。

生活習慣を見直したい方はこの機会にぜひ習慣に関する名著を読みましょう!

 

2. インデックス投資は勝者のゲーム

インデックスファンドの生みの親、ボーグル氏による名著。

インデックス投資が他の数ある投資手法と比較してどのように優れているのか、様々なデータをもとに解き明かされます。

長期投資の気持ちがぶれそうになった時に何度も読み返したい本です。

 

関連記事のご紹介

投資で大事のは貯蓄「率」です。昇給したお金をどう使うべきか解説しました。

www.churio807.com

 

インデックス投資だけで狙える資産額の目安を解説しました。

www.churio807.com

 

初心者が迷いやすい、NISAは一括投資と分割投資(ドルコスト平均法)のどちらが良いかを考察しました。

www.churio807.com