おはようございます。
やや古くなりますが、2021年8月の『PRESIDENT』で、「高年収 vs. 低年収 まるで違う読み方」と題した特集が組まれていました。
私自身も毎日の読書が趣味なので、この特集は大変興味深く拝見しました。
本は1冊1,000円〜2,000円くらいで、日常生活では絶対に出会わない人の人生や考え方、生き方に触れることができる最高の自己投資です。
読書習慣がない人も、ぜひこの特集を読んで読書を始めるきっかけにしてください。
「高年収」と「低年収」の読書習慣の違いから見える読書のコツ
本日の記事の要点は以下の通りです。
1. 高年収と低年収では読む本のジャンルが異なる
2. 「高年収」は読書スピードが速く、要点だけ素早く身につける
3. 「高年収」はアウトプットを意識して読書をする
以下1つ1つ掘り下げてみていきます。
1.「高年収」と「低年収」では読む本のジャンルが異なる
まず第一に、高年収と低年収で好きな本や雑誌のジャンルが異なることが取り上げられています。
(画像はPRESIDENT 2021.8.12号から引用・掲載)
年収800万円以上ではビジネス書やビジネス雑誌への関心度が高いことがひと目で分かりますね。
年収800万円未満では、文芸/小説やコミック漫画の割合が高くなっています。
また、年収800万円以上では読書が「とても好き」「どちらかというと好き」と答えた人が9割を超えており、読書をするのが当たり前で生活の一部に溶け込んでいることが見て取れます。
2. 「高年収」は読書スピードが速く、要点だけ素早く身につける
次に読書スピードや併読している冊数、目次から目を通すかどうかです。
(画像はPRESIDENT 2021.8.12号から引用・掲載)
楽しみのために読む小説などは別として、ビジネス書や自己啓発本であれば「目次」に目を通すことは必須です。
効率的な読書のためには、最初にまえがきやあとがき、目次をざーっと読んでその本で著者が最も主張したいポイントを明確にすることが欠かせません。
ビジネス書や自己啓発本の場合、自分の生活に変化をもたらす気づきが1冊の中に2つか3つあればそれで十分です。
「本を購入したら隅から隅までじっくり読み込まなければならない」という考えにとらわれている方をたまに見かけますが、時間や労力がもったいないです。
周囲の人が面白いと絶賛している本であっても、自分には合わないと感じたら途中でやめてもよいのです。
3. 「高年収」はアウトプットを意識して読書をする
次に、本の中に線を引いたり付箋を貼るか、読み返しの回数、本で学んだことを人に伝えるかについてです。
(画像はPRESIDENT 2021.8.12号から引用・掲載)
ひと目で分かる通り、高年収の人ほど本の中で勉強になったポイントについてマーカーをひき、読書で学んだ内容をアウトプットしています。
初めからアウトプットを前提としてインプットに励むことで、「この本の中で他人に伝えるべき最重要ポイントは何か」を意識しながら読書することになりますので、読書効率が大幅に上がります。
また、人間の記憶とは不確かなものであり、ただ読んだだけだと1週間後にはほぼ全て忘れてしまいます。
ブログでもAmazonの書籍レビューでもSNSでもなんでもよいのですが、日記という形ではなく外部に発信することが重要で、思いがけないフィードバックが得られることがあります。
また、仮に少数ではあっても「他人の目に触れる」というプレッシャーが「良い文章を書こう」という意識を高めてくれます。
まとめ
「高年収」と「低年収」の読書習慣の違いについて取り上げました。
いろいろ工夫して自分なりの快適な読書ライフを身につけられるとよいですね。
【おすすめ書籍2選】
1. アウトプット大全(樺沢紫苑著)
常にアウトプットを意識しながらインプットに励むことで、インプットの効率が劇的に上昇します。
詳細は『アウトプット大全』で勉強しましょう。必読の1冊です。
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2. インプット大全(樺沢紫苑著)
上の『アウトプット大全』と合わせて読むことで理解が深まります。
迷わず2冊セットで読んでおきましょう。
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