おはようございます。
Yahooニュースでも話題になりましたので皆さんすでにご存知だと思いますが、楽天モバイルの「0円枠」が廃止になります。
これまでは毎月のデータ利用量が1GB以下の場合、毎月の通信量を「0円」にすることができました。
7月以降もしばらくは移行措置があるようですが、基本的に「0円」での利用はできなくなると考えた方がよさそうです。
楽天モバイルが7月から「0円」廃止に
本日は楽天モバイルの「0円廃止」騒動についてのまとめと感想を述べます。
1. 楽天モバイルの新料金プランと「0円廃止」について
2. 「0円廃止」は営利企業としてはやむを得ない
3. 「0円廃止」となっても楽天モバイルの料金は割高ではない
以下詳細をみていきます。
1. 楽天モバイルの新料金プランと「0円廃止」について
楽天モバイルで7月1日から適応となる新料金プラン（Rakuten UN-LIMIT VII）の内容は以下の通りです。
次の図が楽天モバイルの今現在の料金プラン（Rakuten UN-LIMIT VI）です。
これまでと異なる最も重要な点は、
・データ利用量1GBまでは0円/月
・データ利用量1GB〜3GBまでは980円/月（税込 1,078円/月）
となっている点です。
次にお示しするのが7月1日からの新料金プラン（Rakuten UN-LIMIT VII）です。
従来プランとの違いは、
・データ利用量3GBまで一律で980円/月
になることです。
これにより、データ利用量1GBまでの「0円枠」が廃止されることになりました。
2. 「0円廃止」は営利企業としてはやむを得ない
楽天はあくまで営利目的の企業であり、ボランティアで携帯電話事業をやっているわけではありません。
よって、「0円プラン」で無料で利用し続ける方が増えればビジネスとして成り立たなくなるのは当然であり、いつか「0円廃止」になることは明らかでした。
とはいえ、実際に「0円廃止」が決定となると残念な気はしますね。
また、楽天モバイル利用者はRakuten Linkというアプリ（アプリ自体は無料）を経由して通話をすると通話料がゼロになります。
こちらのサービスは維持されますので、通話料金の点では7月以降も競争力があると言えるでしょう。
3. 「0円廃止」となっても楽天モバイルの料金は割高ではない
では、「0円廃止」となった楽天モバイルの新料金プランは他社と比較して割高でしょうか。
先に述べたように、楽天モバイルではRakuten Linkというアプリを経由すれば通話料が全て無料になるため、他社のように「通話し放題プラン」に別途加入する必要がないのは魅力です。
ただし、Rakuten Link経由の通話は通話品質が若干下がりますので、そこを許容できるかどうかだと思います。
データ通信費に関しては、毎月1GB〜2GB程度のライトユーザーであれば、povo2.0などの方がお得になります。
ただし、povo 2.0も月3GBまでのプランは税込990円ですので楽天モバイルと大差はありません。
私の感想としては、これまで楽天モバイルを利用していて通話・通信環境に問題がない人であれば他社へ乗り換えるほどとは思いません。
しかし、楽天モバイルで圏外になることが多かったけれど無料だから我慢して使っていたという方はこの機会に他社への乗り換えを検討すべきでしょう。
まとめ
楽天モバイルのデータ利用量1GBまでの「0円枠」が廃止されることになりました。
ユーザーとしては残念ではありますが、それでも他社と比較して割高ではありませんので引き続き様子を見ていきたいと思います。
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