おはようございます。
若い頃にはやんちゃな投資で失敗を繰り返した人も、紆余曲折を経て最終的には安全・安心な投資に行き着くのではないでしょうか?
年齢を重ねて家庭を持ち、社会的な責任が増してきますと、投資の失敗は自分ひとりの責任では済まされなくなります。
よって、どうしても安全・安心を優先せざるをえないのです。
そして、投資経験を積むにつれて、他の人には真似できないような特別な方法を実践しなくても、時間をうまく使えばある程度のリターンが得られることがわかってきます。
本日はこのような投資に対する心理的変化を取り上げてみます。
紆余曲折を経て最終的には安心・安全な投資に行き着く
本日の記事の要点は以下の通りです。
1. 若い頃はやんちゃな投資も含めていろいろ経験する時期
2. 投資経験が長くなるにつれ、安心・安全を求めるようになる
3. 最終的には投資が特別なものではなく、生活の一部になる
以下1つ1つ掘り下げてみていきます。
1. 若い頃はやんちゃな投資も含めていろいろ経験する時期
若い頃は自分の適性を知るためにいろいろなことを経験しましょう。
これは株式投資に限ったことではなく、稼いだお金を使って様々な経験に積極的に投資すべきです。
特に、独身の時期は仕事以外の時間の使い方を自分でコントロールできます。
結婚したり子供が生まれると分かりますが、自分の時間を自分でコントロールできる時期というのは実はものすごく貴重です。
この時期にお金を惜しむのではなく、ぜひ様々な経験を積んでください。
投資に関しては、インデックス投資だけでなく個別株をやってみたり、暗号資産なども少しかじってみてもよいでしょう。
ただし、経験の浅いうちに取り返しがつかないような大失敗をしないよう、いきなり大きく賭けるのはやめてください。
また、株式の場合現物でも十分にリスクがあります。
若い頃は少し自信がつくとレバレッジ取引などやんちゃな投資に興味が出てきますが、最悪の場合マイナスに転じる可能性がある投資は避けるべきでしょう。
2. 投資経験が長くなるにつれ、安心・安全を求めるようになる
若い頃はやんちゃな投資も含めていろいろと試し、自分にはどういった投資手法が向いているのか見極めるとよいでしょう。
私の個人的な経験からは、年齢を重ねて家庭を持ち、社会的な責任が増してきますと、若い頃のようなやんちゃな投資は続けにくくなります。
投資で失敗した場合に自分ひとりの問題ではなくなってきますので、最終的には安心・安全な投資に行き着く人が多いでしょう。
安心・安全な投資というのは過去の膨大なデータに裏打ちされた伝統的な方法にならざるを得ません。
よって最終的には、適度に分散された株式や債券といった伝統的な資産に行き着くのでしょう。
3. 最終的には投資が特別なものではなく、生活の一部になる
個人投資家が投資で勝てる確率を上げるための最も確実な方法は、時間を有効活用することです。
複利の力が目に見える効果を上げるまでには、どうしても10年〜20年以上の年月がかかります。
その間、株式市場には大暴落を含めた様々なことが起こるでしょうが、何が起ころうとも粘り強く相場に食らいつくことができるかが勝負です。
粘り強く食らいついていると、含み益がどんどん膨れ上がってくることが実感できるようになってきます。
一定以上に含み益が達しますと、仮にリーマンショックやコロナショック級の大暴落がやってきても含み損に転じることはなくなってきます。
ここまで来れば、精神的にかなり落ち着いて相場に望むことができるようになります。
まとめ
年齢を重ねるにつれて、投資にワクワク感ではなく安心・安全・確実性を求めるようになってきます。
当たり前の方法を長く実践し続けることの重要性を実感するからです。
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見かけのリスクゼロでぬくぬくと毎日過ごすことも実はリスクであるという話です。
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「人生100年時代」です。若い頃には多少の失敗覚悟でいろいろな経験を積みましょう。