神経内科医ちゅり男のブログ

「気ままに、ほどほどに」がモットーのゆるい神経内科医が資産形成や投資について日々思うところを語ります。

「リスクを取らざるリスク」の存在を認識しよう

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おはようございます。

我々人間は、リスクという言葉を聞くとどうしても「怖い」というイメージが先行します。

しかし、一見安定しているように見える毎日の生活であっても、明日何があるかすら分からないのが現実です。

人生を毎日一歩ずつ生きていくことを通じて、我々は知らない間に様々なリスクを引き受けているのです。

よって、リスクを100%避けること自体が不可能と考え、むしろリスクとうまく付き合う方法を考えた方が人生が充実する可能性が高いと言えます。

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「リスクを取らざるリスク」の存在を認識しよう

本日の記事の要点は以下の通りです。

1. 全財産を銀行預金で保有し続けることもリスクである

2. 日本に住んでいると実感しづらいインフレにどう対処するか

3. 適度なリスクをとる勇気が将来を充実させる

以下1つ1つ掘り下げてみていきます。

 

1. 全財産を銀行預金で保有し続けることもリスクである

日本人は欧米諸国と比較して株式などの投資ではなく、堅実に銀行預金で保有し続ける人が多いと言われています。

日本が成長路線を突き進んでおり、日本円が強い時代であればそれで良かったのでしょうが、これからの時代はどうでしょうか?

日本にも将来有望な優れた産業がまだまだ存在するのは事実ですが、超少子高齢化時代を迎え、人口そのものが急速に減少することを考えますと、国全体として経済規模が縮小することは避けられません。

 

COVID-19の流行前は毎年のように訪日外国人数が史上最高を更新し続けていました。

これは、日本にいきなり優れた観光資源が新規誕生したわけでなく、物価などの点において諸外国の人から見て日本が訪れやすい国になったからだと言えるでしょう。

逆に言えば、30年前と同じ金額の日本円を持って海外旅行に行ったとしても、それで贅沢できる程度というのはかなり低下していると言えます。

まさに「井の中の蛙大海を知らず」といった状態で、日本国内にばかり目を向けすぎることの危険性を知る必要があります。

 

2. 日本に住んでいると実感しづらいインフレにどう対処するか

では、なぜ日本国内にだけ目を向けすぎることが危険なのでしょうか?

それは、健全な資本主義経済というのはマイルドなインフレである必要があるからです。

日本を除く米国や欧州の先進諸国においてはマイルドなインフレが続いており、それに応じて実質賃金も上昇し続けています。

そのような状況の中、日本だけが長らくデフレの影響で実質賃金や物価がほとんど上がっていないという世界的に見ても異常な事態が続いています。

吉野家の牛丼並盛の価格は現在380円程度ですが、これは30年前からほとんど変わっていません。

通常であれば、30年も経過すれば吉野家の牛丼は600円〜700円になっていてもおかしくないのです。

このように、日本円の価値は相対的に減価していく可能性が高く、株式を保有するかどうかは別として、なんらかの形で日本円以外の外貨建て資産を保有しなければリスクが高いと言えます。

 

3. 適度なリスクをとる勇気が将来を充実させる

このような状況を踏まえますと、これからの時代は「リスクを取らざるリスク」が大きくなってきます。

もちろん、やみくもにリスクをとればよいわけではなく、自分の生活に合った適度なリスクをとる必要があります。

この「適度な」というのが一番難しいわけですが、そもそも一度もリスクをとったことがない人には適度も何も判定できません。

よって、まずは非常に小さくてもよいのでリスクをとってみる勇気を持つことが大事でしょう。

小さな一歩を踏み出して実体験としてリスクをとってみることで、自分がどの程度までのリスクを許容できるか少しずつ理解が深まってきます。

過度なリスクをとるのはただの自殺行為ですが、自分の身の程を知り、その範囲で適度なリスクを取り続ける姿勢こそが将来の自分を充実させるのだと思います。

 

まとめ

これからの時代は「リスクを取らざるリスク」がより顕在化してきます。

自分のリスク許容度を知り、適度なリスクを取り続ける姿勢が求められます。

 

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