
おはようございます。
本日は、「SBI証券の高配当ファンド3本を使って毎月分配を実現する方法」を解説します!
「毎月配当を実現」と聞くと、各銘柄の配当がもらえる月を自分で調べ、毎月配当がもらえるように上手に個別銘柄を組み合わせるイメージの方が多いのではないでしょうか?
ところが、実際に高配当銘柄をいくつも組み合わせるには大変な労力がかかります。
そこで、分配金ありの投資信託を使うことで、毎月分配を簡単に実現してしまおうという趣旨です。
概要は以下のYouTubeショート動画をご覧いただくと、60秒で学べるようになっています。
SBI証券の高配当ファンドを使って毎月分配を実現するには?
SBI・日本高配当株式ファンド(年4回決算型)|国内高配当株に広く分散投資
1本目に使うのは、「SBI・日本高配当株式ファンド(年4回決算型)」です。
日本の高配当株96銘柄に分散投資できる商品で、分配利回りは4.0%前後と高水準です。
信託報酬も年0.099%と安く、SBI投信マイレージで 0.0375%が還元されるので、実質コストはさらに安くなります。
分配金の支払いは1, 4, 7, 10月の年4回です。
これ一本保有するだけで、日本の高配当株に広く分散投資し、年4回の分配金をもらえることになります。
SBI・全世界高配当株式ファンド(年4回決算型)|オルカン超えの低コストで世界分散
2本目は、「SBI・全世界高配当株式ファンド(年4回決算型)」です。
この商品は、全世界の高配当株に分散投資する商品で、期待利回りは約4.0%です。
信託報酬が年0.055%と非常に低いのが最大の特徴で、あのオルカンより低コストなのは驚きです。
分配金がもらえるのは2, 5, 8, 11月の年4回で、先ほどご紹介したSBI・日本高配当株式ファンドとずれているのがポイントです。
SBI・S・米国高配当株式ファンド(年4回決算型)|人気ETF「SCHD」に投資できる
3本目は、「SBI・S・米国高配当株式ファンド(年4回決算型)」です。
これは米国の人気高配当株ETF「SCHD」に間接的に投資できる商品となります。
米国の高配当、増配株100銘柄から構成されており、直近の配当利回りは約3.8%です。
信託報酬は年0.1227%と低く、こちらもSBI投信マイレージで0.022%還元があるので、実質コストは低くなります。
分配金は3, 6, 9, 12月の年4回です。
3本を組み合わせた「毎月分配カレンダー」|毎月配当を簡単に実現!
上の3本のファンドを実際に組み合わせると、年間の分配金スケジュールは以下の表のようになります!
具体的には、
・1, 4, 7, 10月:SBI・日本高配当株式ファンド
・2, 5, 8, 11月:SBI・全世界高配当株式ファンド
・3, 6, 9, 12月:SBI・SCHD
です。
投資信託なので毎月定額積立も簡単ですし、新NISAの成長投資枠も使えるので、ありがたいですね。
まとめ:SBI証券の高配当ファンドを活用して毎月分配を実現しよう
SBI証券の高配当系ファンドを3本組み合わせることで、毎月分配を簡単に実現する方法をご紹介しました。
高配当株投資は成長株を含まないのでトータルリターンではやや劣りますが、インカム重視の投資家にはおすすめです。
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