
おはようございます。
本日は低コストインド株投信の「eMAXIS インド株式インデックス」のご紹介です。
ベンチマークは「Nifty 50指数(配当込み)」で、信託報酬は0.44%となっています。
三菱UFJアセットは投資信託の運用が安定しているので、私も信頼しています。
インド株投信ということで、Slimシリーズのような超低コストにはなりませんでしたが、0.44%という信託報酬は他の類似商品と比べても優秀だと思います。
eMAXIS インド株式インデックスと他のインド株投信を比較
eMAXIS インド株式インデックスの特徴と基本情報
eMAXIS インド株式インデックスのベンチマークと信託報酬は以下の通りです。
1) ベンチマーク:Nifty 50指数(配当込み)
2) 信託報酬:0.44%
Nifty 50指数はインド株を代表する株価指数の1つで、他の投信もこの指数を対象とした商品が多いです。
信託報酬0.44%というのは一昔前のインド株投信では考えられない水準で、ついにインド株にも低コストで投資できる時代が来たことを実感させられます。
eMAXIS インド株式インデックスの対抗馬となるのは、
1) SBI・iシェアーズ・インド株式インデックス・ファンド(サクッとインド株式)
2) iFreeNEXT インド株インデックス(大和アセット)
3) auAM Nifty50インド株ファンド
この3つですね。
ベンチマーク「Nifty 50指数」とは?
eMAXIS インド株式インデックスとiFreeNEXT インド株インデックスは、どちらも「Nifty 50指数」に連動する商品です。
ベンチマークが同じなので、以下のiFreeNEXTインド株インデックスの紹介記事を読んでいただき、ほぼ同じ商品だと思ってもらえればOKです。
「Nifty 50指数」というのはインド株を代表する株価指数の1つで、インド・ナショナル証券取引所に上場するインドを代表する50銘柄に分散投資することができます。
Nifty50指数の上位構成銘柄は以下の通りです。
HDFC銀行を始めとする銀行が多く、他には世界最大のソフトウェア会社の1つである「Infosys」や、大手ITサービス・コンサルティング会社である「Tata Consultancy Services」など有名企業も含まれていますね。
eMAXIS インド株式インデックスとiFreeNEXTインド株インデックスはどちらも「Nifty 50指数」に連動する商品なので、堅実に運用されれば両者のパフォーマンスは変わりません。
よって、運用実績(ベンチマークからの乖離)や隠れコストも含めた実質コストの差を見てどちらを選ぶか検討しましょう。
SBI「サクッとインド株式」が採用するSENSEX指数とは
SBI証券のSBI・iシェアーズ・インド株式インデックス・ファンド(サクッとインド株式)は、同じインド株投信ですがベンチマーク指数が異なります。
ベンチマーク指数は、
1) サクッとインド株式 → S&P BSE SENSEX指数
2) eMAXIS インド株式インデックス → Nifty 50指数
となっています。
詳しくはサクッとインド株式をご紹介した以下の記事を参考にしてください。
SENSEX指数は、ボンベイ証券取引所に上場するインドを代表する30銘柄に分散投資する指数です。
30銘柄なので、Nifty 50指数よりも分散性は低くなります。
www.daiwa-am.co.jp
Nifty 50指数とSENSEX指数の上位構成銘柄は似ていることもあり、実際両者のパフォーマンスには大差がありません。
以下が過去5年のチャートになります。
ベンチマーク指数の違いはありますが、どちらもインド株を代表する株価指数で、実際のリスク・リターンには大差がないことから、どちらを選んでもOKと言えるでしょう。
とはいえ、サクッとインド株式は唯一の「SENSEX指数」連動というオリジナリティはあると思います。
まとめ:eMAXIS インド株式インデックスは有力候補!
eMAXIS インド株式インデックスはNifty50指数に連動し、信託報酬0.44%と低コストです。
コスト重視ならeMAXIS、独自性を求めるならサクッとインド株式がおすすめで、インド株投信はより長期投資に取り入れやすい環境が整ってきました。
インデックス投資の名著!チャールズ・エリスの代表作2冊
1. 投資の大原則
バートン・マルキールとの共著です。
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インデックス投資やるなら、最低でもこの本は読んでおきましょう。
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私はこれまでに10回以上読みました。
常に手元に置いておき、投資方針がぶれそうになった時に何度も読み返したい名著です。
インデックス投資家なら一度はぜひ。
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