
おはようございます。
新NISAが始まってから、eMAXIS Slimや楽天のオールカントリー、S&P500系の投信が人気を集めています。
これらは長期投資の王道とも言える優れた商品なので、こういった商品に人気が集まること自体は素晴らしいことです。
これからインデックス投資を始める人は、「売却ボタンは壊れて押せなくなった」くらいの信念でひたすら買ってホールドし続けることをおすすめします。
— ちゅり男/医師・投資ブロガー (@churio777) May 19, 2024
ネット証券便利すぎるし、売却時の手数料もゼロの商品が多いので売っちゃう人が多いんですよね。
しかし、どんなに優れた商品に投資したとしても、優良商品を長期ホールドし続けられなければ何の意味もありません。
多くの方はSBI証券や楽天証券などのネット証券を利用していると思いますが、ネット証券は便利すぎてボタン1つでいつでも売却できてしまうので、注意が必要ですね。
インデックス投資で成功するには長期ホールドが不可欠
インデックス投資のリターンは15年〜20年以上で安定する
2023年〜現在にかけて、日本株、米国株ともに好調であり、「よほど変な商品でなければ何を買っても儲かる」相場が続いています。
ところが、これまでの歴史を考えても、このようなお祭り相場が永遠に続くことはなく、いつか来る下落局面を想定しておく必要があります。
2010年代〜現在にかけて米国株が絶好調で、「早く大量に買った者勝ち」の簡単な相場でした。
しかし、その前の2000年代はITバブル崩壊、世界金融危機(リーマンショック)という2つの大暴落があり、S&P500は10年近く低迷していました(下図参照)。
この事実を踏まえると、オルカンやS&P500などの全世界株、米国株インデックス投資であっても、10年近く停滞する可能性があることを覚悟する必要があります。
より長期のデータでは、S&P500に長期投資する場合、15年以上で元本割れのリスクがほぼ消失し、20年以上でリターンが安定することが分かっています。
バートン・マルキール著『ウォール街のランダムウォーカー』から引用
ネット証券の便利さがホールド力を弱めてしまう理由
ネット証券はスマホ一台あればいつでも取引が可能であり、店舗証券と比較して手数料なども安く、大変便利です。
便利なこと自体は大変素晴らしいことですが、便利すぎてホールド力が弱まるというデメリットもあります。
売却ボタンを押すだけでいつでも売ることができ、多くの商品では売却時手数料もゼロになっているので、売るデメリットが全くないのです。
オルカンやS&P500は常に他より劣って見えてしまう
「隣の芝生は青く見える」ということわざの通り、投資の世界でも自分よりもっと高いリターンをあげている人を見るとつい羨ましくなります。
特に、オルカンやS&P500などのインデックス投資の場合、オルカンなら全世界の平均、S&P500なら米国株の平均狙いの手法です。
よって、「オルカンより高リターン」「S&P500より高リターン」を上げている個別株や投資信託は常に存在します。
そういう誘惑に負けない意思の強さが必要になります。
iDeCoの不便さは長期投資における強力な味方になる
特定口座やNISA口座と比べて、iDeCo口座をたまに開くとその不便さに驚かされることがあります。
実際、iDeCoでは最短でも60歳まで引き出すことはできませんし、掛金の変更だけでも書類の送付を求められます(下画像参照)。
iDeCo(イデコ)の掛金変更方法、メリット・デメリットを解説 | iDeCo | 商品・サービス一覧 | マネックス証券
人間は何かをふと思いついても、それを実行に移すまでのハードルが高くなるとやめてしまう習性があります。
面倒なことを実行に移すには、それなりの理由と行動力が必要なのです。
iDeCoは掛金の減額すら面倒なので、多くの人が初めに設定した掛金のまま淡々と積立投資を続けているのではないでしょうか?
やっていることは大変地味ですが、最終的にはこういうシンプルな投資が最高の結果を運んできてくれることが多いです。
実際、私も数ある口座の中で、iDeCo口座のリターンは最高に近くなっています。
まとめ:インデックス投資は売らない仕組みを作った人が勝つ
長期投資で重要なのは淡々と同じことを続けられる継続力です。
ネット証券の便利さに負けず、オルカンやS&P500を20年以上長期ホールドしましょう。
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松井証券は、iDeCoでも投信残高ポイントがつくので、実はiDeCo最強です。
SBI証券のiDeCoではオルカンが買えない点に注意しましょう。
SBI証券のiDeCoで日本を含む全世界株が欲しいなら、SBI・全世界株式インデックス・ファンドを選びましょう。


