おはようございます。
「いつか暴落がきたら株を買う」と発言している人は多いですが、実際に暴落が来た時に果敢に買い向かうことができる人は意外に少ないです。
「いつか暴落がきたら株を買う」と言っていた人の大半が実際には行動にうつせないことが知られています。
— ちゅり男/医師・投資ブロガー (@churio777) October 12, 2022
どうせ無理なら初めから毎月積立にしておいて、暴落がきたら適宜スポット買いを組み合わせるのが理にかなっています。
暴落局面で適切に立ち振る舞うためには普段からの準備が欠かせません。
日常的に株を購入していない初心者がいきなり戦えるほど甘い世界ではないことを勉強しておきましょう。
「いつか暴落がきたら株を買う」は普段買ってない人には到底無理な芸当
暴落のタイミングを正確に予測して投資をするのは不可能
投資経験が長くなればなるほどよく分かりますが、暴落のタイミングを正確に予測することは不可能です。
また、暴落の最中に購入することは可能ですが、暴落の底がいつ・どの程度かは誰にも分かりませんので、購入タイミングが適切であったかは後になってみないと分かりません。
以下は2019年〜2022年までのS&P500の3年チャートです。
2020年3月のコロナショックの谷がものすごく目立ちますので、「この時に買えば楽勝!」と考えてしまいますが、暴落の最中に実際に見えている景色は次の通りです。
上のチャートはあえてコロナショックの暴落の最中(2020年3月16日)で切ってあります。
これを見ると「この暴落やべぇ。どこまで落ちていくんだ!?今投資するなんて無理無理!」となるのではないでしょうか?
こういう時に買い向かうのは大変勇気がいる行動であり、自分の資産が日々溶けていく恐怖との戦いなんですね。
普段株を買っていない人が暴落局面で買い向かうのは不可能
普段まったく株を買っていない人が暴落局面に入った瞬間に買い向かうことは不可能です。
日常的に株を買うことで、株の値動きに慣れることができ、適切な購入タイミングや危険な株を見極める目が少しずつ養われます。
株に関する本は本屋にいけば無数にありますが、やはり実際に買ってみての経験には勝てません。
よって、普段の経験値の低い人が暴落局面だけうまく立ち回れると安易に考えないほうがよいでしょう。
暴落局面では株の上級者ですら時に退場に追い込まれるわけですからよく考えれば当然のことですね。
毎月積立投資をしつつスポット購入の余力を残すのが正解
では、我々個人投資家はどのように行動すればよいのかと言うと、
1) 毎月の積立投資は何があっても絶対に継続する
2) 暴落局面のスポット購入用に余力を残しておく
これが大半の方にとっての最適解でしょう。
1の毎月積立に関しては、つみたてNISAやiDeCoなど積立投資向きの非課税制度が充実していますので、優先的に活用しましょう。
NISAとiDeCoを利用したうえでまだ資金に余裕があれば特定口座で積立設定をすればOKです。
実際に暴落局面が訪れると、今まで積立投入していた株が割安になりますのでさらに買いたくなると思います。
その時のため現金余力を少し残しておくとストレスが少ないです。
実際には暴落の底を正確に読むのは非常に難しいため、自分が「今だ!」と自信をもって投資したタイミングからさらに株価が下がり続けることはよくあります。
しかし、毎月の積立投資をきっちりと続けていれば、スポット購入のタイミングを少々間違えたとしても大怪我にはなりません。
まとめ
本日言いたかったことは、「いつか暴落が来たら買う」は無理ゲーなので、はじめから自分に期待しすぎないようにしましょうということです。
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投資関連のSNSやブログを眺めているとツワモノばかりでビビりますが、実際にはiDeCoは5,000円から活用できます。
何もビビることはありません。
まとまったお金を持っている恵まれた人以外は、結局毎月積立に落ち着くと思います。
iDeCoに関しては実は松井証券が最強に近いです。
一度確認してみてください。