神経内科医ちゅり男のブログ

「気ままに、ほどほどに」がモットーのゆるい神経内科医が資産形成や投資について日々思うところを語ります。

国力が衰退する日本において外貨建て資産を積み上げることの重要性

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おはようございます。 

日本では超少子高齢化がますます加速し、2065年までに約8,800万人まで人口が減少することが確実視されています。

2040年頃までは高齢者人口自体は増加しますが、それ以降は高齢者人口すら減少に転じるようです。

このように、人口の絶対数が減少するうえ、人口の30%〜40%が高齢者という世の中では国力の衰退は避けようがありません。

人口動態の推計というのはかなり正確な数字がはじき出せますので、この事実をよく踏まえたうえで自分の身の振り方を考えておく必要があります。

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国力が衰退する日本において外貨建て資産を積み上げることの重要性

国民皆保険制度は財政的に維持不可能であり、医療制度にはいつか限界が来る

医師の待遇に関しては、数十年後には悪化することが目に見えています。

国民皆保険制度は高度経済成長期のような人口増加時代には優れた制度だったかもしれませんが、これからの超少子高齢化社会ではまともに維持することは困難です。

机上の計算では維持不可能と頭では分かってはいながら、急激な・アグレッシブな改革は不可能なのが日本という国です。

シルバーデモクラシーという言葉がありますが、超少子高齢化社会を迎えますと、有権者の大半が中年〜高齢者になりますので、若い世代の民意が反映されにくくなります。

シルバー層は当然ながら自分の既得権益を守る方向に動きますし、一方で、高齢者層の票を握らなければ選挙に勝てない世の中になっていますから、劇的な・アグレッシブな改革というのはしづらいです。

よって、医療制度は財政的には実質的に破綻した状態のまま、だらだらと続く可能性が考えられます。

 

医師は国の医療制度の中で働く半公務員である

そして、我々医師も国の定めた医療制度の中で働く半公務員的な立場である以上、国の財政が悪化すれば我々の立場も悪化するのは必然です。

どうみても今より良くなる未来は見えないですね。

よって、若手の医師の方は、医師の社会的立場・給与水準が比較的高い今のうちに将来に向けた対策を十分に練っておく必要があります。

資産形成という観点でみれば、今現在の医師の強みはバイトの時給単価が高いことに尽きます。

また、他の職種と異なり、病院の忙しさと給料が必ずしも比例しないため、美味しい勤務先を精選すれば肉体的疲労を避けながら資産形成を進めることができます。

「暇な病院の方が医師の確保に苦労しており、高い給料を出さざるをえない」

こういった風習が残っている間が資産形成を加速させるチャンスです。

いつまでもこのような美味しい状態が放置されるとは考えにくいので、今がチャンスと言えるでしょう。

 

高額所得者からの税金搾取は厳しくなり、半社会主義国家化していく

日本の将来についてですが、高額所得者からの税金の搾取は今後ますます厳しくなります。

高額所得者から税金を搾り取って、高齢者や低所得者に対して富の再分配をしていくしか方法がないからです。

過去の歴史を紐解いても、こういう国が大きな成長を遂げるのは難しいです。

国としても様々な対策を打っているようですが、根本にある人口動態の問題が解決する見込みがない以上、厳しいものがあります。

常にグローバルな視点を持ち、いざという時は海外に拠点をうつすことも考えておきたいものですね。

英語力というのは今まで以上に重要なスキルになるでしょう。

私が忙しい合間をぬって英語の勉強だけはコツコツ継続しているのは、このような理由もあります。

 

余剰資金は日本円ではなく、外貨建て資産を積み上げる

医師の待遇が相対的に有利な今のうちに、肉体的疲労のわりに給与水準が高い美味しいバイトをこつこつこなして、余剰資金を最大化します。

ところが、その余剰資金で日本円を積み上げてもあまり意味はありません。

医師免許を保有していれば、日本中場所を選ばず一定以上の給与(日本円)を稼げるのが医師の強みですから、それ以上に日本円を積み上げても意味がないのです。

日本という国の今後の発展が約束されていれば別ですが、現実的にみて成長性が期待できない以上、金融資産に関して日本円に集中させすぎるのはリスクです。

よって、余剰資金は可能な限り外貨建て資産に振り分ける、それも長期でみた時に期待リターンの高い株式に振り分けることが大変重要です。

逆に、毎月の給与収入が少ない場合には、ある程度の日本円も保有しておかなければ危険です。

毎月のキャッシュフローが大きければ、給与収入からの補填が効きますので、より攻めた投資が可能になります。

よって、医師の給与水準が維持されているうちは、積極的に外貨建て資産に振り分けてよいと考えます。

 

若いうちに不労所得を積み上げられればベスト

世界の基軸通貨といえば米ドルですね。

米国経済がどうなるかは私にはさっぱり分かりませんが、少なくとも米ドルの基軸通貨としての地位は当面安泰な気がします。

日本に住んで日本円で給与を受け取り続ける前提であれば、リスク資産のポートフォリオの中に米ドル建ての資産を組み込むのは必須です。

そして、株式投資のもう一つの大きな魅力は配当です。

若いうちに投資のスケールを大きくして、株式市場に長く居続け、その恩恵を最大限に享受できるよう頑張りたいものです。

 

まとめ 

日本の医療制度をめぐる現状と将来の医師の待遇について、また、余剰資金で外貨建て資産を購入することの重要性について検討しました。

国力が衰退していくことが確実な国に住んでいる者として、自分の身の振り方をよく考えておく必要がありますね。

 

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