神経内科医ちゅり男のブログ

「気ままに、ほどほどに」がモットーのゆるい神経内科医が資産形成や投資について日々思うところを語ります。

含み益のある高コストファンドからの乗り換えの方法

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おはようございます。

当ブログの読者から、高コストファンドの売却とその後の運用方針について以下の質問をいただきました。

ちゅりお様 はじめまして。

いつもブログを楽しく拝見させていただいております。

『古い高コストファンドの売却と売却後の運用法について』 ご質問させていただきたく、メールさせていただきました。

46歳男性、結婚しておりますが子供はおりません。

2009年からインデックス投資をスタートし、投資歴は約12年ほどとなります。

開始時期が良かったこともあり、ひたすら積み立るだけのほったらかし状態でも含み益を増やしてきたファンドですが、 信託報酬の高さや今後の成長性を考えた結果、 断捨離としていったん全て売却することを考えております。

 

売却を考えているのは下記の3ファンドです。

・三菱UFJ 世界国債インデックスファンド (信託報酬0.66% ) 現在評価額293万(+47万)

・トピックスオープン (信託報酬0.68%) 現在評価額523万(+204万)

・ステート・ストリート外国株式インデックス・オープン (信託報酬1.05% 解約時財産留保額0.3%) 現在評価額661万(+310万)

評価額合計 1,477万 評価損益合計 561万

 

売却後は、夫婦それぞれの つみたてNISA口座で 『eMAXIS Slim米国株式(S&P500)』を 仕事の収入から限度額いっぱいで 積み立てていくつもりです。

ご意見を伺いたいのは、 高コストファンドを売却した分のお金の置き場所についてです。

税金や解約手数料などを引いても、 1200万ほどにはなりそうなのですが 今後はどのような運用方法が良いとお考えでしょうか?

なお、生活等に必要なお金は 収入と現金貯蓄で賄えますので、売却した分のお金は全て投資に回せるものとします。

ちゅりお様のこれまでの記事から、今のところ 『下落面の買い増しに備えて一定のキャッシュを残しつつ』 残りの金額を『つみたてNISAと同じ銘柄を特定口座で分散して積み立て』 という方法がシンプルで続けやすいのでは、と考えました。

このような考え方で問題ないようでしたら 分散期間についてのご意見もお聞かせ願いたいです。

また、ほかの運用方法も考えられるようでしたら、 そちらもぜひご教授頂ければ幸いです。

以上、まとまりのない文章で大変恐縮ですが、 どうぞよろしくお願い致します。

ご質問ありがとうございます。

結論から申し上げますと、高コストファンドを売却したお金は全て低コストのインデックスファンドへ一括へ乗り換え、これから新規に積み立てる分はつみたてNISAを利用するのがよいです。

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含み益のある高コストファンドからの乗り換えの方法

本日の記事の要点は以下の通りです。

1. 信託報酬0.5%超えのインデックスファンドは時代遅れ

2. 生活費の心配がなければ、売却したお金を全てeMAXIS Slim米国株式(S&P500)へ投入します

3. 夫婦のつみたてNISAの枠で新規積立をするとよいでしょう

以下1つ1つ掘り下げてみていきます。

 

1. 信託報酬0.5%超えのインデックスファンドは時代遅れ

まず大前提として、信託報酬が0.5%を超えるようなインデックスファンドは完全に時代遅れになっています。

これからインデックス投資に新規参入される方は、

・購入時手数料や解約時の信託財産留保額が無料

・信託報酬が0.1%〜0.2%程度

の商品を選ぶようにしてください。

最近投資を始めた方には理解できない世界かもしれませんが、10年前にはここまで優れた超低コストファンドは存在しませんでした。

信託報酬が0.5%〜1.0%というのは当たり前で、それが最も優れたインデックスファンドだったのです。

株式投資でコンスタントに1.0%リターンを上乗せし続けることは容易ではありません。

ほとんど同じ内容の金融商品でも、信託報酬が0.1%の商品と1.0%の商品では、長期保有すればするほど大きな差が出てくると言えるでしょう。

 

2. 生活費の心配がなければ、売却したお金を全てeMAXIS Slim米国株式(S&P500)へ投入します

売却した後の1,200万円程度のお金に関してですが、これは乗り換えを検討している低コストインデックスファンドへ一括投資でよいと思います。

複利の力を活かすためには、常にある程度の規模で株式市場に身をおき続けることが重要です。

今まで1,500万円近く運用してきたのを、またゼロから積み立てるには膨大な時間がかかってしまいます。

幸い、投資を開始した時期が2009年と絶好のタイミングだったこともあり、全銘柄がプラスリターンで終わっていますし、シンプルに一括で銘柄変更でよいでしょう。

もちろん、eMAXIS Slim米国株式(S&P500)に一括で乗り換えた後、しばらくは含み損の時期が続く可能性は十分にあります。

しかし、これまでに500万円以上の利益が出ていますので、しばらくの間マイナスになったとしても精神的にゆとりを持って臨めるのが強みだと思います。

 

3. 夫婦のつみたてNISAの枠で新規積立をするとよいでしょう

高コストファンドを売却したお金は、特定口座でeMAXIS Slim米国株式(S&P500)へ乗り換えたうえで、これからの新規積立分につみたてNISAの枠を利用するのがよいでしょう。

夫婦合わせて年間80万円(40万円 x 2)まで利用できますので、こちらは満額利用するようにしてください。

投資額としては月7万円弱になりますが、この金額を生活費とは別に毎月の収入から捻出できればそれでOKです。

もし月7万円をつみたてNISAに回すのが難しければ、高コストファンドの売却益の一部をつみたてNISAの毎月積立用に残しておきましょう。

 

まとめ

信託報酬が1.0%を超える高コストファンドを保有している場合、乗り換えるならば早めの方がよいでしょう。

長く保有すればするほどコスト差が大きな金額差となって現れます。

 

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こんな記事も書いています。

高コストの金融商品を保有し続けることは、「お金の出ていく川」が開きっぱなしになっている状態です。

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含み益が大きく膨らんだ後に大幅な方針転換をすると、売却時に多額の税金がかかることになり複利の効果が失われます。

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複数のインデックスファンドを保有する必要性はありません。

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