おはようございます。
2022年7月25日約定分から、住信SBIネット銀行の外貨預金の為替コストが改定されます。
通貨によって為替コストが値上げになるものと値下げになるものがありますが、最も利用者の多い米ドルに関してはわずかに値上げとなります。
SBI系列で米国株投資をやっている方はぜひチェックしておきましょう。
住信SBIネット銀行の外貨預金の為替コストが変更されます
本日の記事の要点は以下の通りです。
1. 住信SBIネット銀行の外貨預金為替コスト変更の詳細
2. 米ドルに関しては外貨普通預金で6銭、外貨積立で3銭へ値上げ
3. SBI証券で円貨決済を選択した場合の為替コスト25銭より割安なのは変わりなし
以下詳細を見ていきます。
1. 住信SBIネット銀行の外貨預金為替コスト変更の詳細
今回の外貨預金為替コスト変更の詳細について見ていきます。
まずは「外貨普通預金」からです。
米ドルに関しては、片道4銭→片道6銭や若干値上げとなりました。
「外貨積立」を利用中の方は次の図を御覧ください。
外貨積立は外貨普通預金と比較すると元々為替コストが安く抑えられていました。
その傾向は改定後も変わりませんが、米ドルに関しては片道2銭→片道3銭とわずかに値上げとなっています。
2. 米ドルに関しては外貨普通預金で6銭、外貨積立で3銭へ値上げ
外貨預金の中で圧倒的に利用者が多いと考えられるのが「米ドル」です。
米ドルに関しては、
・外貨普通預金の為替コストが4銭から6銭へ
・外貨積立の為替コストが2銭から3銭へ
わずかながら値上げされることになります。
値上げとはいえ、1銭〜2銭の変化ですので実際には大きな影響は出ないものと考えてよいでしょう。
3. SBI証券で円貨決済を選択した場合の為替コスト25銭より割安なのは変わりなし
SBI証券で外国株を購入する時には「円貨決済」と「外貨決済」を選択することができます。
外貨決済の場合は、住信SBIネット銀行で米ドルに両替し、それをSBI証券に入金したうえで取引をします。
この住信SBIネット銀行での米ドル両替のコストが、外貨普通預金で片道6銭、外貨積立で片道3銭に値上げされたということです。
一方、SBI証券で円貨決済を選択した場合、住信SBIネット銀行からSBI証券へ円を入金し、実際の取引は株を購入する時点の為替レートに基づいて円建てで決済されます。
この「円貨決済」を選択した場合の為替レートは25銭です。
今回住信SBIネット銀行の外貨普通預金、外貨積立の為替コスト(米ドル)は値上げされましたが、それでもSBI証券で円貨決済を利用するよりもかなり低く、利用する価値は十分にあります。
まとめ
住信SBIネット銀行の外貨預金の為替コスト改定に関するニュースでした。
米ドルの手数料はわずかに上がりますが、それでも十分に低い水準ですのであまり気にする必要はありません。
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