Dr.ちゅり男のインデックス投資 

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eMAXIS Slimや楽天・オルカン、S&P500などインデックス投資の出口戦略は?『DIE WITH ZERO』と『つみたて投資の終わり方』の2冊を読めば完璧!

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おはようございます。

近年、eMAXIS Slimシリーズや楽天・プラスシリーズなど優れた投資信託の登場によって、資産形成を始めるのは簡単な時代になりました。

ポイント還元を考慮すると、オールカントリーやS&P500投信をクレジットカードで積み立てるのが最適解なので、やるべきことはシンプルです。

 

 

一方で、長年かけて積み上げてきた資産をどう取り崩していくかというのは一定の正解が存在せず、難しい問題です。

自分なりの答えを見つけるしかありませんが、『DIE WITH ZERO』と『つみたて投資の終わり方』という2冊にそのヒントが満載だと思うのでご紹介します。

 

eMAXIS Slimや楽天・オルカン、S&P500などインデックス投資の出口戦略は?『DIE WITH ZERO』と『つみたて投資の終わり方』の2冊を読めば完璧!

 

資産形成はクレカ積立が最適解。投資先はeMAXIS SlimオルカンかS&P500でOK

資産形成に関しては最適解が決まっていて、

1) 毎月の給料の中から最低10%以上を貯蓄に回す仕組みを作る

2) 余剰資金は「クレカ積立 x 新NISA」でオルカンかS&P500投信を購入する

3) 1〜2のサイクルを20年以上回し続ける

となります。

 

先取り貯金と投資の重要性は、名著『バビロンの大富豪』の中でも解説されています。

以下の記事も合わせてどうぞ。

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特に、クレカ積立はクレジットカードで資産を買うと1%前後のポイントが確実にもらえるという反則的な制度です。

投資で1%リターンを向上させることが相当大変なことを考えると、クレカで投信を買うだけで確実に1%のポイントをもらえることがいかに凄いか理解できます。

もらったポイントを同じ投資信託に再投資することで、ノーリスクで複利効果を高めることができますので、使わない理由がない神制度です。

 

『DIE WITH ZERO』を読んでお金を上手に使う方法を学ぼう

このように、資産形成期にやるべきことは実は非常にシンプルで、何も難しいことはありません。

大半の方が資産形成で失敗してしまうのは、こういったシンプルで簡単なことでも、10年〜20年以上にわたってコツコツ継続するのは意外に難しいからです。

 

資産形成と比べて、資産の取り崩しは最適解を提示するのが難しく、各個人の資産状況や家庭環境に合わせて個別に考える必要があります。

お金の上手な使い方を身につけるうえで、私が必読の1冊だと思うのが『DIE WITH ZERO』です。

 

 

資産形成にハマりすぎると、大半の方がお金を増やすことに熱中しすぎてしまい、お金を上手に使って人生を充実させることを忘れてしまいます。

ところが、同じ金額を使って得られる満足度というのは、身体も心も若い20代〜30代の頃の方が高く、年をとるにつれてお金を使っても十分な満足感が得られにくくなります。

資産形成はもちろん重要ですが、一定以上にお金を貯め込んでも意味がなく、心身ともに若いうちにお金を有意義に使うことも考えていく必要があるのです。

「お金の上手な使い方」を学ぶうえで、『DIE WITH ZERO』以上の本はないと思いますので、未読の方はぜひ読んでみることをオススメします。

 

以前に書いた『DIE WITH ZERO』の書評です。

こちらもぜひ参考にしてください。

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『つみたて投資の終わり方』で具体的な取り崩し計画を立てよう

私のもう1冊のオススメ本は、カン・チュンドさんの『つみたて投資の終わり方』です。

こちらは投資本としては珍しく、長年かけて積み上げてきた資産(主に投資信託)を老後にどのように取り崩していけばよいかに焦点を当てた本です。

 

 

「人生100年時代」を迎える中、「老後期間」がどんどん長くなっており、何歳までを想定して取り崩し計画を立てればよいか不透明なのが難しい点です。

投資信託を早い段階で売却しすぎて、結局老後のお金が不足してしまったという最悪の事態は絶対に避けたいものです。

その一方で、投信を売却し始める年齢が遅すぎても、結局貯めたお金の大半を使わずに死んでいくことになります。

 

自分が何歳まで健康でいられるかなど、将来のことは誰にも正確に予測できないことが、資産取り崩しを難しくしているのです。

『つみたて投資の終わり方』では、資産を取り崩し始める年齢や売却していくペースなどが具体的に解説されており、どうすれば安心・安全に投資信託を売却できるか効率的に学べます。

先ほどご紹介した『DIE WITH ZERO』とあわせて読むことで、自分の投資の出口戦略が明快になると思います。

 

まとめ

eMAXIS Slimシリーズなど低コスト投信やクレカ積立の登場により、資産形成は簡単な時代になりました。

一方で、長年積み上げてきた資産をどう取り崩すかについては、人によって最適解が異なるため『DIE WITH ZERO』や『つみたて投資の終わり方』などを読んでよく検討する必要があります。

 

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