おはようございます。
私も投信ブロガーの1人として投票した「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2022」ですが、先日その結果が発表されました。
投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2022
誰もが予想したとおり、eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)が1位になりましたね。
個人的には、オルカンの1位は今後もずっと続くのではないかと思います。
オルカン以外でもeMAXIS Slimシリーズの強さが目立つ結果になりましたが、本日は私の感想も踏まえて投票結果をご紹介します。
【投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2022の結果】eMAXIS Slimシリーズが強すぎ!オルカンはもはや殿堂入りか?
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)は2019年から4年連続で1位
まずはじめに投票結果のトップ10を見ていきましょう。
1位はeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)になりました。
2位と3倍近い大差をつけており、今年もオルカンの大勝でしたね。
オルカンはインデックス投資の最終兵器と言うべき商品であり、ほとんどの個人投資家はこれだけ買っておけばOKとも言えます。
オルカンが入っていると票が集中して毎年1位になってしまい、代わり映えのしないランキングになってしまいますので、そろそろ殿堂入りしてもよいかもしれません。
投資信託が圧倒的な強さを見せる中、本家VTが4位にランクイン
次に11位〜20位の商品も見ていきます。
ひと目で分かるのは、ランキングの大半が投資信託でありETFが少ないことです。
上のランキングの中でETFは、
・4位のVT
・15位のMAXIS 全世界株式(オール・カントリー)上場投信
だけですね。
この2つは両方とも全世界株式市場に投資する商品であることを踏まえると、投資対象は分かれているとは言え、オーソドックスな世界分散投資が支持を集めていることが分かります。
近年、投資信託がETFと遜色ない低コストになりましたので、わざわざETFに投資する必要性がなくなったというのも大きいですね。
アクティブファンドが苦戦する中、eMAXIS Slimシリーズが圧倒的な強さを見せる
ランキングを眺めていると、その大半がインデックス型の商品であり、アクティブファンドは随分苦戦している印象を受けます。
ランキングトップ10の中でアクティブファンドは、
・7位の「ひふみ投信」
・9位の「結い 2101」
・10位の「おおぶね」
の3つですね。
相場が絶好調な時期はその波にのって好調なアクティブファンドに票が集まり、相場が悪くなるとオーソドックスなインデックスファンドに票が集まる傾向がありそうです。
また、「業界最低水準の低コストを目指し続ける」ことを謳っているeMAXIS Slimシリーズが年々支持を拡大しており、トップ20の中に6つもランクインしています。
その中でも、
・1位の「オルカン」
・3位の「S&P500」
・5位の「先進国株式インデックス」
の3つは今後も不動の地位を築き続けるのではないかと思います。
まとめ
オルカンは今後も1位を取り続ける可能性が高いので、殿堂入りで良さそうですね。
オルカン以外もeMAXIS Slimシリーズが多数ランクインしており、その強さが印象に残りました。
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