神経内科医ちゅり男のブログ

「気ままに、ほどほどに」がモットーのゆるい神経内科医が資産形成や投資について日々思うところを語ります。

投資で安易にレバレッジをかけるのはやめましょう

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おはようございます。

レバレッジ取引はその値動きの大きさが魅力で、一部のアグレッシブな投資家からは大変人気があります。

レバレッジ取引で少し成功体験を積むと、その値動きの大きさが中毒となり、ますますレバレッジの魅力に取り憑かれてしまうというのが大変危険なパターンです。

「ちょっとだけ」の気持ちで始めた投資をダラダラ引き伸ばして継続しますと、いずれ足元をすくわれるのは確実です。

本日はレバレッジ取引の是非について考察してみたいと思います。

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投資で安易にレバレッジをかけるのはやめましょう

ブル型・ベア型のレバレッジファンドとは?

レバレッジ型のファンドは、ブル型とベア型の2つに大別されます。

例えば、◯◯という対象指数のレバレッジ2倍のブル型ファンドというのは、◯◯指数の値動きが単純に2倍になるということですね。

当たれば大きいですが、ハズレも大きくなります。

レバレッジ2倍のベア型ファンドというのは、ある指数の逆の方向に2倍の振れ幅で値動きを示すファンドということです。

下落相場でも儲けたい!という方に人気があります。

2017年までの数年間は、基本的には右肩上がりのブル相場が続きましたので、好調な相場に乗っかってより手っ取り早く儲けたい!と考える投資家からブル型ファンドの人気が出てきました。

しかし、レバレッジ型のファンドを長期保有目的でバイ&ホールドすることは大変危険です。

特に、投資初心者の方が手を出すのは厳禁と言えます。

 

レバレッジ型のファンドはボックス相場に弱い

レバレッジ型のファンドが長期保有に向かない理由の一つは、レバレッジ型のファンドはボックス相場に大変弱いからです。

相場が上下動を繰り返し、結果的に基準価格が変動しなかった場合でも、レバレッジ型ファンドの基準価格は少しずつ減っていってしまいます。

現物運用であれば、100という価格の商品が上下動を繰り返して元の価格に戻れば、100のままです。

一方、レバレッジ型の商品の場合、対象指数が100→120→80→110→90→100と変動した場合でも、その商品の基準価格は100を下回ることになります。

2010年〜2017年頃のように、長期に渡って右肩上がりの順張り相場が続くのは非常に稀であることを認識した方がよいです。

稀な事象が今後も永遠に続くという前提で投資戦略をたてると必ず失敗します。

2000年代のような長期低迷する相場でレバレッジ型の商品を保有し続けていれば、大きなダメージを負ったことでしょう。

冷静に考えれば誰でも分かることなのですが、好調な相場が続くと感覚が麻痺してくるのでしょうね。

 

暴落は急に訪れることを絶対に忘れない

株式市場が好調を維持しますと、必ずブル型の商品が人気となります。

ところが、暴落というのはいつやってくるか誰にも予測できないことを肝に銘じるべきです。

いきなり不意打ち的に訪れることも多いですので、下手にレバレッジをかけた取引をしていると一発でアウトです。

リーマンショック級の大暴落時には、個別株リスクのないVT・VTIのようなインデックス型の商品でさえ、50%以上の暴落を示しました。

個別株の一部においては、90%近い大暴落を示すものもありました。

現物ですら50%〜60%もの下落を示す可能性があるのに、それに2倍〜3倍のレバレッジをかけるというのは私には不可能です。

 

大きく稼ぐことではなく、大きく負けないことに集中する

投資で最も重要なことは、大きく稼ぐことではなく、大きく負けないことです。

「早くお金を増やしたい、手っ取り早くお金を増やしたい」という気持ちが大きくなりすぎると、負ける確率が高くなるでしょう。

私の個人的な意見としては、現物運用でも十分な値動きがあるのにわざわざレバレッジをかける意味はないと思います。

しかも、レバレッジ型の商品はたいてい信託報酬(経費率)が割高で、「低コスト」というインデックス型商品の最大のメリットの1つを打ち消してしまっています。

コスト削減は投資家のリターンを確実に押し上げることを今一度思い出して、欲を出さずに時間を活用してコツコツ増やす投資を継続していきたいものです。

 

まとめ

長期でコツコツ増やしていこうというお考えの方は、レバレッジ型の商品には絶対に手を出してはいけません。

一度総資産の50%を失うダメージを負ってしまえば、元に戻すのには+50%ではなく+100%のリターンが必要になります。

 

 

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