神経内科医ちゅり男のブログ

「気ままに、ほどほどに」がモットーのゆるい神経内科医が資産形成や投資について日々思うところを語ります。

VT一本か、徹底的にコストにこだわって複数のETFを保有するか?

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おはようございます。

以前にこのような記事を書いた影響もあり、VT一本でいくべきか、それとも徹底的にコストにこだわって複数のETFを保有すべきかご質問をいただくことが増えました。

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本日はこのご質問に対する回答をさせていただきます。

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VT一本か、徹底的にコストにこだわって複数のETFを保有するか

結論から書きます。

「一般の方にとっては、VTを買っておくだけで十分」

です。

大事なことなのでもう一度書きます。

「一部の投資マニアを除いて、VTを買っておくだけで十分」

です。

さらに言い換えれば、

「どちらか悩むくらいならば何も考えずにVTを積み立てたほうが吉」

です。

 

どれだけ悩んでも結論のでないことで悩むのはやめよう

長期にわたって投資の世界に身をおいていると、「どれだけ調べ尽くしてもどちらにすべきか100%正しい結論が導き出せない問題」によく直面します。

それに対する私なりの対処方法は以下の通りです。

「よく分からないことには手を出さない」

「自分の中で確信の持てる結論が出せない事項はよりシンプルに」

 

乱暴に言ってしまえば、

「どれだけ悩んでも結論の出せない問題をいつまでも悩むのは時間の無駄なので、よりシンプルな手法に徹しよう」

ということですね。

 

VTの最大のメリットは世界の潮流の変化を勝手に組み入れてくれること

世界の株式市場の潮流は今後も刻一刻と変化していく可能性があります。

例えば、2000年代のITバブル後の米国株などは米国人ならばともかく、日本人ならばほとんど誰も注目していなかったわけです。

もちろん、その頃は米国株式に投資をしようにも今ほど投資環境が整っていなかったという面もありますが。

それが、米国市場がリーマンショック後に約10年間に渡って目覚ましい回復力を見せ続けた結果、米国株ブームが起こるまでに至りました。

私の個人的な意見としては、米国市場は今後も世界経済の主力であり続けるでしょうが、米国市場に期待の目を向ける人がほとんどいないような時代もあったことを忘れないようにしたいと思います。

 

さて、VTの最も優れたところは、わずか0.10%という低コストで、「世界全体の株式の保有割合を時価総額加重ベースに自動調整してくれる」点にあります。

米国がこのまま突っ走るのか、新興国が勢いを取り戻すのか、はたまた全く期待もしていなかったような国が思わぬ活躍を見せるのか・・・

この全てをまんべんなく勝手に取り入れてくれる利便性こそが最大のメリットだと思っています。

 

投資好きの方以外は、いつかリバランスの手間が嫌になると思う

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投資好きの方でなければ、VTが自動でやってくれるリバランスを自力で逐一行うのは非常に手間です。

投資を始めたばかりの頃は、投資にかけるモチベーションが高いので、リバランスをするのも面白いと思えるでしょう。

しかし、10年も20年も経てば初めの頃のような新鮮味はなくなりますし、結婚したり子供が産まれれば仕事だけでなくプライベートでも自由な時間が減ってきます。

よほど、「今後は新興国市場に期待したいので、VWOをオーバーウェイトさせたい」などの熱い思いがあれば別ですが、大半の人にとってはVTを買って放置しておく方がよいです。

 

投資ブログを書いている人は良い意味でマニアであることを忘れずに

投資が趣味ではなく、資産形成の手段の一つと割り切っている人にとっては、毎月の貯金の一部でVTを買って放置しておけばOKです。

世の中の90%以上の人はこれに該当すると思います。

様々な投資ブログを読むと、「VTI+VEA+VWO」や「VTI+VGK+VPL+VWO」のように地域ごとに分けて国際分散投資をしている人がいらっしゃいます。

確かに、前者はコスト面ではVT一本よりも若干有利ではあります。

 

しかし、投資ブログを長期間書き続けている人というのは、自覚しているにせよ無自覚にせよ、良い意味でマニアなんです。

投資ブログを1年以上書き続けるというのは、私も含めてよほどの物好きでないとやらないと思うんですよね。

ですから、投資ブロガーのやり方をそのまま模倣するのではなく、自分にとってはどの手法が最適かを常に考える必要があります。

どこまでが実益の世界で、どこから先が趣味の世界か見極める目を持ちたいものです。

 

まとめ

VT一本か、徹底的にコストにこだわって複数のETFを保有すべきか?

 →世の中の95%以上の普通の人はVT一本買って放置をおすすめします。

 

 

こんな記事も書いています。

VT以外の世界分散投資の方法について検討した記事です。やるとしても3分割まででよいでしょう。

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インデックス投資は良くも悪くも退屈です。投資は退屈で他のことが充実しているのがベストなのかもしれません。

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長期のインデックス投資こそがプラスサムゲームですが、VT一本購入しておけばそのゲームに参加することが可能です。

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