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暴落をチャンスに変えられるかは事前準備が鍵を握る

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おはようございます。

暴落というのは突然やってきて知らないうちに去っていくもので、暴落の始まりや終わりを正確に読むことは誰にもできません。

しかし、いつやってくるか分からないから諦めて何もする必要がないというわけではありません。

台風や地震などの災害と同じで、いつどのタイミングでやってくるか分からないからこそ「周到な事前準備」が勝敗の鍵を握ります。

コロナショック後に投資を開始して暴落らしい暴落を経験したことがない方も、過去の大暴落のデータを参考にシミュレーションしておくとよいでしょう。

 

暴落をチャンスに変えられるかは事前準備が鍵を握る

本日の記事の要点は以下の通りです。

 

1. 暴落は突然やってきて知らない間に去っていく

「今から暴落がやってくる」と教えてくれるわけではありませんし、暴落の始まりや終わりを正確に予測することはどんな専門家にも不可能です。

 

「暴落予測を当てた」とおっしゃる方がいますが、株式投資を続けていれば暴落はいつか必ずやってくるものなので、言い続けていればいつかは当たるというのが事実です。

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よって、我々個人投資家は「暴落は突然やってきて知らないうちに去っていくもの」だと考えた方がよいでしょう。

天気予報のなかった時代の台風のようなものでしょうか?

仮に正確に予想する術がなかったとしても、事前に暴落が来ることを想定して準備している人とそうでない人では大差が生まれます。

これも台風や地震などの災害とよく似ていますね。

株式投資においてもまさに「備えあれば憂いなし」なのです。

 

2. 暴落をチャンスに変えられるかは大きな鍵を握る

暴落が来た時に最もやってはならないことは、余計な投資行動を次々と起こして自ら損失を拡大させていくことです。

暴落時には、どんなベテラン投資家であっても自分のお金が日々溶けていきますので、平常心を保つことは困難です。

暴落が過ぎ去った後から振り返ると、「なぜそんな行動をしてしまったのか?」と全く理解できないような行動を平気で実践してしまいます。

 

そういった致命的なミスを防ぐために、暴落がやってくる前に「暴落がやってきたら自分がとるべき投資行動は何か」を明確にしておきましょう。

「ピンチとチャンスは紙一重」という言葉がある通り、数年に一度といった暴落局面はモノの見方によってはチャンスなのです。

つまり、同じ状況に出くわしてもそれを見る人によって見える景色は全く違ったものになるということですね。

 

3. 暴落時の投資行動を事前にシミュレーションしておく

では、暴落時にうまく行動するためにはどうすべきでしょうか?

それは、過去の大暴落のデータを参考にして「暴落時の投資行動」をシミュレーションしておくことです。

 

具体的には、

・代表的な指数(S&P500など)が何%下がった時点でいくら投資するか

・投資対象は何にするか(個別株?投資信託?ETF?)

・どれくらいの金額、回数に分けて分散投資をするか

・追加投資資金が途中で枯渇しないような投資計画

などシミュレーションすべきポイントはいくらでもあります。

完全なものでなくてもよいので、一度時間をとって自分なりの計画を紙に書き出す時間を確保するとよいでしょう。

 

まとめ

「ピンチとチャンスは紙一重」という言葉の通り、暴落をチャンスに変えられるか否かは事前準備によるところが大きいです。

過去の大暴落のケースを用いて入念なシミュレーションを行いましょう。

 

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平常時に「安く買って高く売る」ことは困難ですが、暴落局面をうまく活用すれば一般人にも可能となります。

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フルインベストメントは資金効率を高めるうえではよいのですが、暴落時に身動きがとれなくなるという弱点もあります。

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暴落時に平常心で投資するためには、分相応な投資だけを実践するよう心がけるべきです。

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