神経内科医ちゅり男のブログ

「気ままに、ほどほどに」がモットーのゆるい神経内科医が資産形成や投資について日々思うところを語ります。

ジュニアNISAは子供への資産形成の教育を兼ねて利用すべき制度

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おはようございます。

当ブログの読者の方から以下のご質問をいただきました。

いつもブログを拝見し勉強させていただいております。

文章の中に知性と優しさを感じることができ、毎日の更新を楽しみにしております。

お忙しいなか恐縮ですが、子供に残す金融資産の運用方法について質問させてください。

 

私は地方都市に勤務する初期研修医です。

昨年結婚し、有難いことにすぐに子供を授かり再来月に出産を予定しています。

未曾有の少子高齢化の中で国力が低下しつつあるのをひしひしと感じる毎日で、子供に資産を残してあげることは親の大きな使命であると考えています。

私自身が両親から生前相続という形でお金を貰ったこともあり、学費や生活費とは別に子供には資産運用のスタートダッシュを切れるようなまとまった金融資産(目安としては1人あたり1,000万円程度)を残したいと思っております。

ジュニアNISAも検討しておりますが、いかんせん制度が複雑で面倒ごとをなるべく避けたい私たちにとってはハードルが高いです。

現時点ではドル建ての終身保険と定期預金くらいがいいのかなと思案しておりますが、ちゅり男様が実際にお子様にかけていらっしゃる投資や保険などがあればご教授いただけましたら幸いです。

またジュニアNISAについてのお考えも聞かせていただけないでしょうか。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

参考になるか分かりませんが、簡単なプロフィールも添付させていただきます。

私:26歳、初期研修医、年収800万

妻:25歳、公務員、年収400万(来年度からは産休・育休のためしばらくお休みです)

住居:月10万程度の賃貸、将来的には一軒家の購入を考えています

子供:将来的には3人考えています

金融資産:およそ4,000万(1割はVTを中心としたETF、残りはキャッシュのあまま保有しています)

投資方針:ideco、NISAは満額まで利用しemaxis slimや楽天VTを買い付けしています。

また余裕資産として毎月30万円程度のドルを購入しプチ暴落時にVTを直接買い付けしています。

ご質問ありがとうございます。以下が回答の要点になります。

1) 私自身は、子供にはジュニアNISAだけ利用しています

2) ジュニアNISAで教育資金を確保するのではなく、ジュニアNISAを通じて資産運用の重要性を教える目的で活用しています

3) 手元に4,000万円とまとまったお金があるので、思い切ってVTの比率を上げます

以下1つ1つ掘り下げて見ていきます。

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ジュニアNISAは子供への資産形成の教育を兼ねて利用すべき制度

子供にはジュニアNISAだけを利用しています

私自身が子供のためにやっていることとすれば、ジュニアNISAを利用していることくらいです。

学資保険は資金拘束を考えると割に合いませんし、そもそも教育資金だけ切り分けるという考え方をしていないからです。

子供のためではなく、家計全体としていかに効率化するかを考えています。

ジュニアNISAは、2020年の税制改正により、2024年1月以降は払い出し制限が解除されますので、手元資金に余裕があるのであれば積極的に使うべきだと思います。

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ジュニアNISAを通じて金融教育ができればベストと考えています

ジュニアNISAも教育資金目的として活用しているのではなく、ジュニアNISAを通じて資産運用の重要性を伝えることができればと思って利用しています。

よって、大学進学の時に必ずしも取り崩すのではなく、成人した後そのままNISA口座に引き継いでもらってもOKだと考えています。

昨今の変化の激しい時代において、将来に対する不安がゼロになることはなく、むしろいかに自分自身も変化させて柔軟に対応するかが問われると思います。

よって、お金自体をたくさん子供に与えたいとはあまり考えていないですね。

子供には、資産運用の考え方など生涯を通じて使える知恵を与えることができれば嬉しく思います。

教科書的な知識だけを教えても資産運用の必要性をなかなか実感できないでしょうから、ただ単に子供のために現金を積み立てるよりも、ジュニアNISAの結果を見せた方が分かりやすいのではないかと思うのです。

 

VTの比率を思い切って上げましょう

幸いにも生前相続で4,000万円というまとまったキャッシュがありますので、年齢を考慮すればもっと株式比率を上げてもよいでしょう。

初期研修医が終了した後は年収アップは確実でしょうから、私ならば思い切って大半をVTへ投入します。

生活防衛資金を500万円くらい確保してあれば、残りは株式でもOKだと思います。

一気に投入するのが心配であれば、1〜2年くらいで分散して投資してもよいですね。

つみたてNISAとiDeCoは満額まで活用し、それ以外はひたすら米ドルでVTを購入するのがよいでしょう。

米国株が好みであればVTIでもよいです。

資産規模が大きい方ほど、VTやVTIのように適切に分散されたパッケージ商品を長く保有し続けるという基本原則が重要になります。

下手にアレンジして失敗しないことです。

 

まとめ

私は、ほとんどの家庭においてジュニアNISAだけやっておけば子供のためにはそれで十分だと考えています。

むしろ資産運用の考え方など、一生を通じて使える知恵を教えてあげたいですね。

 

【おすすめ本】

運動を続けることにいかにメリットがあるか、逆に運動をしないことでいかに生産性を下げているか思い知らされる一冊です。

 

効率的なアセットアロケーションを突き詰めて考えたい人には以下の書籍がおすすめです。

ただし、私は大多数の方にはキャッシュ+株式で十分がと思っています。

 

こんな記事も書いています。

サラリーマンなど給与所得者と相性がよいのはETFではなく投信積立でしょう。

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金融資産の規模が大きくなればなるほど、基本に忠実に運用することで過度なリスクをとらないことが重要です。

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iDeCoはスイッチングが自由なので、逆張り投資も可能です。

個人的には節税効果だけで十分なので、オーソドックスに毎月積み立てをしています。

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