神経内科医ちゅり男のブログ

「気ままに、ほどほどに」がモットーのゆるい神経内科医が資産形成や投資について日々思うところを語ります。

マイホーム購入が決定している場合の資産運用の注意点

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おはようございます。

当ブログの読者の方から、マイホーム購入が決定している場合の資産運用の方法についてご質問いただきました。

数か月前にこのブログを拝見して以来、投資の勉強を楽しくさせていただいております。

積み立てNISA、iDeCoを2020年4月から始め、投資としてはよいタイミングで始められたと思い、大変感謝しております。

 

10年以内にマイホーム購入を検討しており、それまでの投資の仕方についてご相談いただければと存じます。

現在29歳、若輩ながら医師をさせていただいております。

家族構成は妻と子供(0歳)が1人です。資産は700万キャッシュでもっています。

投資を始めるにあたって、将来のプランを考え、子供が小学生にあがる前もしくは小学校のうちにマイホームの購入を検討しました。

 

現在の投資先は

積み立てNISA→楽天VTI

iDeCo→eMAXIS Slim全世界株式(除く日本) 

でそれぞれ上限額を投資しております。

節税や余剰資金のやりくり程度で投資を始めたのですが、マイホーム購入を考えた際、 特定口座を使って株式投資の割合を増やし、資金をできるだけ増やしておいたほうが良いのか、リスクを負わずキャッシュのまま保持しておいたほうが良いのかわからなくなってしまいました。

投資をするにしても10年以内という短いスパンでのインデックス投資はあまり効果がないようにも考えられますし、個別株に手を出すにも初心者のため自信がなく、不安が募ります。

ちゅり男さんでしたらどのようにお考えになられるかご教授いただければと思います。

お時間があるときにご返答いただければ幸いです。

ご質問ありがとうございます。

結論は以下の通りです。

1) マイホームを購入される場合、ポートフォリオ全体に占める不動産の割合が高くなりますので、株式比率を高めすぎないようにします

2) フルローンで購入するのであればキャッシュは少なめでOKですが、不測の事態のための備えは必要です(修繕費など)

3) 私自身は、一箇所に縛られるのが好きではないので気ままな賃貸生活を楽しんでいます

以下、掘り下げて見ていきます。

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マイホーム購入が決定している場合の資産運用の注意点

マイホーム購入=ポートフォリオ全体の不動産の割合が高まる

マイホームをフルローンで購入した場合、その時点で一気にポートフォリオ全体に占める不動産の割合が高まります。

「返済していないローン=借金」であり、購入時点では完全にご自身の自由になる資産ではありませんから当然ですね。

そして、マイホームの資産価値というのは今後の地価の変動によって大きく揺れ動きます。

つまり、純粋に資産価値という視点だけで見た場合、マイホーム自体がリスク資産の1つと言い換えることができます。

例えば、4,000万円で手に入れたマイホームが、20年後の売却時には2,000万円程度の価値になっている可能性もあるということですね(逆もしかりです)。

もちろん、マイホーム購入によってより優れた住環境を手に入れることができる、家族全体の生活の満足度が向上する、といった心理的なメリットも考慮する必要があります。

とはいえ、家計全体のポートフォリオという観点でみた場合、マイホームを購入した直後というのは不動産に極端に偏っているという視点は必要でしょう。

 

フルローンで購入するのであれば手元資金は少なめでOKです

今現在は超低金利ですので、フルローンで購入される方もいらっしゃるかと思います。

頭金を入れるとしても、今の金利であれば最小限でよいでしょう。

せっかくの超低金利を活用し、長く利用し続けるのが有利な相場だと思います。

固定金利で契約した場合は、将来の金利上昇のリスクを検討する必要がなくなりますので、返済プランはたてやすくなりますね。

もちろん、変動金利と比較して目先の金利は若干高くなりますから一長一短ではありますが。

変動金利を選択された場合、金利が上昇したケースではその都度一括で返済していった方がよいケースも考えられます。

また、住宅というのもモノである以上劣化は避けられませんので、修繕費用なども検討する必要があるでしょう。

マイホームの場合、ローンを支払い終えれば最終的に自分のモノになるというメリットはありますが、不測の事態のためキャッシュを厚めに保有しておく必要があります。

 

家計管理をシンプルかつ自由にするために賃貸派です

私自身は、家計管理のシンプルさを維持できる賃貸が気に入っています。

生活環境を変えてリフレッシュしたくなった場合も、最小限の費用で気軽に引っ越せる手軽さがお気に入りです。

時代の変化スピードがますます加速しており、現時点では「ここがベスト」と考えている場所が20年後も最適とは考えられないからです。

その時々によって、自分にとって最適と思える環境に身をおく自由さを維持する価値が高まるのではないかと考えています。

2020年にCOVID-19が大流行し、世界中の人の往来がここまで制限されるとは誰も予測できなかったはずです。

私自身、今後グローバル化の流れが加速することはあっても、ここまで急に減速するとは予想していませんでした。

マイホーム購入の是非については、仕事の内容にもよるでしょうし、住宅に対する家族の考え方などもあるでしょうから、最終的には個々人が判断するしかないと思います。

 

まとめ

住宅ローンを組んでマイホームを購入した場合、一時的に不動産にものすごく偏ったポートフォリオになることを意識しましょう。

マイホーム自体はローンを支払い終えれば自分のモノになりますが、マイホームの資産価値自体は刻一刻と変わりますので注意が必要です。

 

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