Dr.ちゅり男のインデックス投資 

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【資産形成の究極系】結局は「節約とVT」の一言に集約される

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おはようございます。

世の中には、「資産形成が大事なのは分かるけれど、資産形成って言われてもこれまでに何も勉強してこなかったし、何をやればよいかさっぱり分からない」という方がいらっしゃいます。

私の経験上、こういう方の多くがほんのちょっと興味を持って勉強してみたものの、結局よく分からないので何もアクションを起こしません。

これでは今後の日本社会を生き抜くうえで大変不利な状況に追い込まれる可能性があり、せっかく少し興味を持ったのに大変もったいない話です。

もっともシンプルに考えれば、資産形成とは「節約とVT」の一言に集約されます。

たったそれだけの事実に気が付かずにやめてしまうのはもったいないと思うのです。

 

【資産形成の究極系】結局は「節約とVT」の一言に集約される

 

資産形成の究極系は「節約とVT」にアリ

資産形成に関する本やブログ、有識者の発言は世の中にあふれていますが、結局のところ「節約とVTへの投資」に集約されます。

正直言ってこれだけやっていれば十分なのですが、それでは「飯の種」にならないため、世の中には「あの投資が儲かる」「有名人の言うことを聞いて投資で大損した」というニュースが跡を絶たないわけです。

 

世の中には投資情報が無数にありますが、「節約とVT」以外の情報はおまけに過ぎませんので聞き流す程度で十分です。

余分な情報に翻弄され、せっかく途中までうまくいっていた投資をすべて台無しにしてしまう方をたくさん見てきました。

必要以上の情報はかえって害悪にすらなりうる好例ですので、ビスマルクの名言に「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」という言葉がありますが、皆さんはぜひ歴史から学ぶようにしてください。

 

「節約とVT」以外をやってよいのはよほど投資に対する向上心と熱意に溢れた人だけ

私は、「節約とVT」以外をやるのは、よほど投資に対する向上心と熱意に溢れた人だけにすべきだと思っています。

実際には、投資ブロガーやSNS界隈の一部の人を除き、投資に対する熱い思いが溢れてしまうような人は世の中にはほとんどいません。

よって、世の中の99%の人は「節約とVT」でOKでしょう。

 

世の中のアクティブファンドの80%以上が長期ではインデックスファンドに勝てていないという歴史的事実を踏まえますと、

30年〜40年という長期で見れば「節約とVT」だけやっている人が、勉強熱心で向上心や熱意に溢れた人に勝ってしまう可能性すらあります。

むしろ、プロのファンドマネジャーがやってもインデックスに勝てないわけですから、向学心の強い一般人相手であれば勝てる確率は高いとも言えるでしょう。

 

日本人ならVTの部分はeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)で代用か

これから投資を始める人であれば、ほとんどの方にとってVTの部分はeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)で代用するのが最適解だと思います。

VTの方が歴史があり、世界中の投資家から購入されており、より広範囲の株式に分散されており、流動性や安定性で上回っており、コストも低いため、商品自体としては優れています。

 

その一方で、VTのポテンシャルを最大限に発揮するためには、

・米ドルへ両替する時の為替コストを最小限に抑える工夫

・VTの買付手数料がゼロの証券会社を選ぶ

・配当金にかかる外国税を取り戻すために確定申告が必要

など、余分に考えたりやらなければならないことが多すぎるのも事実です。

 

上記を踏まえますと、実際には「節約とオルカン」が最適解なのかもしれません。

2024年以降は、新NISAを利用して非課税口座で「節約とオルカン」をやるのがよいでしょう。

 

まとめ

資産形成とは究極的には「節約とVT」の一言に集約されます。

本家VTはいろいろ面倒なこともあるので、シンプルにいきたい方は「節約とオルカン」がよいでしょう。

 

【アンデシュ・ハンセン氏のおすすめ本2選】

スウェーデンの精神科医、アンデシュ・ハンセン氏が書かれた健康本はどれも有益でおすすめです。

その中から特におすすめの2冊をご紹介します。

 

1. スマホ脳

初めの1冊におすすめなのが『スマホ脳』です。

スマホ中毒は薬物中毒と同じで脳を破壊しうる恐ろしい病気だと認識させられます。

 

2. 最強脳

運動が脳に与える好影響について解説された好著。

スマホの使用時間を削り、浮いた時間を運動と睡眠にあてればかなり健康状態が改善すると思います。

 

【関連記事のご紹介】

一般の個人投資家の方にはレバレッジ取引は生涯不要です。

レバレッジの利点を活かせるほどの高いスキルがないからです。

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今後も金利上昇が続くようなら個人向け国債「変動10」の魅力が増してくると思います。

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おおまかに言って、10年以上先まで使う予定のないお金は株式投資にまわしてよいでしょう。

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