おはようございます。
本日は、つみたてNISAで購入すべきおすすめ銘柄3選を紹介します。
つみたてNISAは毎年40万円までと非課税枠の上限が少ないですが、20年以上の長期運用を前提として制度設計されており、初心者の方にぜひ利用してもらいたい制度です。
つみたてNISAの考え方として、20年以上運用することが確定しているのならば、長期リターンがもっとも優れる株式に集中投資するのが理想です。
よって、今回はバランスファンドはあえて除外し株式インデックスファンドの中からおすすめ商品を3つ選びました。
【2022年・最新】つみたてNISAで投資すべきおすすめ銘柄3選
つみたてNISAで購入すべきおすすめ銘柄3選は以下の通りです。
第1位:eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)
第2位:eMAXIS Slim先進国株式インデックス
第3位:eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
以下おすすめの理由を考察していきます。
第1位:eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)
つみたてNISAで購入すべき商品、第1位はインデックス投資の王道とも言えるeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)です。
これ一本で全世界株式市場への分散投資が実現でき、かつ信託報酬も0.1144%と超低コストを実現している優良商品です。
「本家VTに投資したいけれど、VTに投資するには1株で1万円以上かかるうえ、毎回米ドルへ両替するのはハードルが高い」
と考えている方がその代わりとして最優先で検討すべき商品になります。
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)はMSCIオール・カントリー・ワールド・インデックスという指数に連動する商品です。
これは、VTのベンチマークであるFTSE・オール・ワールド・インデックスと同じ全世界株式市場を対象とする指数であり、両者には細かな差はあるもののリターンには大差がありません。
よって、実質的にはVTの代わりになる投資信託と考えてよいでしょう。
第2位:eMAXIS Slim先進国株式インデックス
つみたてNISAで購入すべき商品、第2位はeMAXIS Slim先進国株式インデックスです。
MSCI KOKUSAIインデックスへの連動を目指した商品で、投資対象は「日本を除く先進諸国」になります。
信託報酬は0.1023%と国内の投資信託の中でも最低水準であり申し分ありません。
新興国の中には人口増加国が多く、これからの経済成長に大きな伸びしろがある国が多数含まれています。
一方、中には政権運営に問題があったり、戦争などにより政情が不安定な国も含まれ、投資対象として適さない国が含まれるのも事実です。
実際、ウクライナ侵攻後にロシア株の投資環境が急激に悪化したため、MSCIとFTSEラッセルはロシア株を指数から除外しました。
「投資対象として適さない国には初めから投資したくない」と考える方には、eMAXIS Slim先進国株式インデックスが適しています。
投資対象から日本も外れますので、実際には「米国+欧州諸国+オーストラリア周辺」へ投資する商品と考えればよいです。
第3位:eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
つみたてNISAで購入すべき商品、第3位はeMAXIS Slim米国株式(S&P500)です。
今さら言うまでもなく、米国を代表する株価指数「S&P500」へ連動する商品になります。
信託報酬は0.0968%と驚くべき低コストを実現しており、もはやバンガードの主要ETFと比較しても遜色ない水準です。
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)の最大の魅力は、なんといっても米国市場の大きさと何十年にわたるこれまでの実績でしょう。
以下は1970年代〜現在までのS&P500のチャートですが、この50年間で20倍以上に成長しており、本当に夢のある話だと思います。
Yahoo financeから引用
もちろん、その間には2000年代初めのITバブル崩壊、2008年前後のリーマンショック、2020年のコロナショックなど様々な危機がありました。
しかし、それらすべての危機を乗り越えて成長し続けている指数であり、安心して長期保有できますね。
まとめ
つみたてNISAで購入すべきおすすめ銘柄3選を紹介しました。
みなさんの参考になれば幸いです。
【人生を生きやすくするためのおすすめ本2選】
1. 嫌われる勇気
アドラー心理学に関する名著『嫌われる勇気』です。
読んだことがある方が多いと思いますが、特に「課題の分離」という考え方が秀逸でぜひ身につけたいものです。
2. 反応しない練習
草薙龍瞬さんの『反応しない練習』です。
世の中の大半のことは自分が反応しなくてよいのですが、それにいちいち反応してしまうことで余計なストレスを溜めることになります。
【関連記事のご紹介】
たわらノーロード先進国株式の「為替ヘッジあり」は悲惨なことになっています。
急激な円安進行により「安いニッポン」の流れがますます加速しています。
つみたてNISAの方が資金拘束のリスクがないぶん、より万人向けですね。