おはようございます。
ついに日本のインデックスファンドも信託報酬0.1%を切る水準に到達しました。
もうすでにTwitterなどで情報を得ている方も多いと思いますが、今回、ニッセイ外国株式インデックスファンドの信託報酬が0.109%→0.0999%に引き下げられることが発表されました。
日本版VTとも言うべき商品であり、低コストを追求する努力には頭が下がります。
今回は、ニッセイ外国株式インデックスファンド以外の商品も含めて、ニッセイAMから発表された信託報酬引き下げのニュースをまとめておきます。
ニッセイ外国株式インデックスファンドの信託報酬がついに0.1%を切りました!
ニッセイのインデックスファンド6商品の信託報酬引き下げ
今回、ニッセイAMから以下の6つのインデックスファンドの信託報酬引き下げが発表されました。
1) ニッセイ日経平均インデックスファンド 0.159%→0.140%
2) ニッセイTOPIXインデックスファンド 0.159%→0.140%
3) ニッセイ外国株式インデックスファンド 0.109%→0.0999%
4) ニッセイ国内債券インデックスファンド 0.139%→0.120%
5) ニッセイ外国債券インデックスファンド 0.170%→0.140%
6) ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型) 0.159%→0.140%
個人的には、3)のニッセイ外国株式インデックスファンドの0.0999%という数字に衝撃を受けました。
注目はニッセイ外国株式インデックスファンドの信託報酬0.0999%
ニッセイ外国株式インデックスファンドは先進国株式クラスの代表的な投資信託で、ベンチマークはMSCI KOKUSAIです。
日本以外の先進諸国に広範に分散投資を可能にする商品で、日本の投資信託界では昔から非常に人気があります。
iシェアーズMSCIコクサイETF(TOK)というMSCI KOKUSAIに連動するETFも発売されていますが、こちらの経費率は0.25%と割高です。
先進国株式クラス(MSCI KOKUSAI)に関しては、海外ETFよりも日本の投資信託を購入した方が割安なわけですから、いかに超低コストかが見て取れます。
まさに日本版VTのような商品ですね。
まとめ
業界最低水準の低コストを保証しているeMAXIS Slimシリーズが、eMAXIS Slim先進国株式インデックスの信託報酬の引き下げを発表するのは時間の問題でしょう。
とはいえ、自ら先陣を切って値下げに踏み込むニッセイの本気を見ることができて嬉しく思います。
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こんな記事も書いています。
投資信託ならばeMAXIS Slimシリーズという内容の記事を書きましたが、今回の信託報酬引き下げをみるとニッセイもまだまだやってくれそうです!
先進国株式クラス(MSCI KOKUSAI)では、ニッセイとeMAXIS Slimが双璧だと思います。
ニッセイ外国株式インデックスファンドはコスト、純資産総額、トラッキングエラーのどの観点からみても国内最高水準の商品だと思います。