神経内科医ちゅり男のブログ

「気ままに、ほどほどに」がモットーのゆるい神経内科医が資産形成や投資について日々思うところを語ります。

楽天VTI一本での投資が不安なため投資対象を分散したい

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おはようございます。

楽天VTI一本(米国株一本)での投資が不安なため、投資対象を分散したいという以下の内容のご質問をいただきました。

ちゅり男さんこんばんは。

いつも楽しく勉強させていただいております。 

長期的なポートフォリオのついてご相談させていただきたく、問い合わせさせていただきました。

お忙しいところ恐縮ですが、ご意見いただけますと幸いです。

 

【自己紹介】

・家族構成 私(27歳)、妻(27歳)、子(0歳)

・IT関係 年収460万

・ファイナンシャルプランナー2級取得

・持家(ローン残高 約3700万)

・夫婦とも酒たばこはしないため、可能な限り投資に回しています

 

【投資目的】

40代でセミリタイヤし、やりたい仕事(FP)で人のために貢献し、家族との時間もつくる。

 

【現在のポートフォリオ】

シーゲル教授の「株式投資の未来」や、米国ブログ村の皆さんの影響を受け米国中心になっております。

なお、暴落時に売却してしまう事がないよう、キャッシュ比率は意識しています。

 

◆投資信託

・楽天VTI(私のつみたてNISA口座で、年間40万円) 

・楽天VTI(妻のつみたてNISA口座で、年間40万円) 

・楽天VTI(私の一般口座で、年間約20万円積立+暴落時にスポット買い予定) 

◆企業DC

・先進国インデックス株式 100%(年間30万円)

◆米国株

・VISA 評価額約46万円

◆ETF

・VTI  評価額約43万円

◆日本株

・パーク24 評価額約24万円

 

【相談内容】

米国の先行きには今後も期待していますが、さすがに楽天VTI一本では資産が大きくなるにつれ資産額の振れ幅が大きくなるため、不安を感じることがあるかもしれません。

(値下がりしたとしてもドルコスト平均法では嬉しいのですが・・・)

そこで、投資対象分散のため、以下案ポートフォリオを考えているのですが、

ちゅり男さんのご意見をいただけないでしょうか。 

 

①現状のまま楽天VTI一本

②一部を全世界に組み変える

③一部を2018年唯一リターンのあった『J-REIT』の投資信託に組み替える

④その他

 

以上、貴重なご意見いただけますと幸いです。

どうぞよろしくお願いいたします。

毎日新記事を楽しみに応援しております。

ご質問ありがとうございます。

ファイナンシャル・プランナー(FP)2級の方に、FPですらないただの勤務医の私がアドバイスしてよいものか分かりませんが、私なりに検討してみます。

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楽天VTI一本での投資が不安なため投資対象を分散したい

楽天VTIは世の中の大半の金融商品よりも優れた商品であることは間違いありませんが、それでも米国株一辺倒、株式一辺倒の投資は不安という方は多いかと思います。

結論から申し上げますと、王道ではありますが、

「株式以外のアセットクラス、特に債券や金など株式との相関性の低いアセットクラスに分散投資する」

ことが最適です。

 

米国から全世界株に組み替えても大きなリスク低減効果は望めない

米国から全世界株へ変更したとしても、所詮は株式であることに変わりはありません。

よって、大きなリスク低減効果は望めないと思います。

昔と異なり高度にグローバル化した現代社会においては、一国、特に米国のような世界をリードする国の不況というのは全世界に波及します。

つまり、全世界株に分散したからといって株価が下がる時は一斉に下がる可能性が高いということです。

ただし、全世界株に分散投資をすることによって、米国に限定した災害やテロなど、米国固有のカントリーリスクは避けられるかもしれません。

 

2018年に唯一プラスリターンのあったJ-REITに今組み替えるのは愚策

J-REITは世界株式が不調であった2018年においても好調なパフォーマンスを維持したことで注目度が上がっています。

あくまで個人的な意見ではありますが、J-REITのように今まであまり注目されていなかった商品が急激に話題に上がるようになった時は、すでに最適な投資時期は過ぎていると思います。

私ならば今のタイミングで新規購入はしませんし、仮にするとしてもポートフォリオの主力にはしませんね。

また、マイホームのローンの金額(3700万円)を考えますとすでにポートフォリオの大半を「日本の不動産」が占めていますので、さらにJ-REITで攻めるのはリスキーな気がします。

マイホームを購入済であるならば、ペーパーアセットに関しては日本の不動産以外に重点を置くべきでしょう。

 

王道ですが債券や金への分散投資が最適でしょう

以上をまとめますと、全世界株式への分散は米国固有のカントリーリスクを低減できる可能性がありますが、リーマンショックのような大暴落に対する備えとはなりません。

また、J-REITのように直近で高いパフォーマンスをあげた商品に後から乗り込むことも賢明ではありません。

特に、マイホーム購入済で、3000万円を超えるローン残高がある状況で今以上に日本の不動産に追加投資をすることは避けるべきです。

一方、長期投資で最も期待リターンの高いアセットクラスは株式であることは明らかです。

株式がポートフォリオの主力になるのは当然ですが、それと組み合わせるならば株式と相関の低いアセットを選択すべきです。

そうなりますと、王道ですが債券や金ということになります。

ポートフォリオのリスク管理に関しては、レイ・ダリオの「オールシーズンズ戦略」が参考になると思います。 

www.churio807.com

実際にここまで債券や金・コモディティの割合を上げるかは別として、その考え方は大変参考になりますね。

 

まとめ

楽天VTIを全世界株に置き換えても大きなリスク低減効果は望めません。

また、今からJ-REITに乗り込むのも賢明ではない気がします。

王道ですが、キャッシュ、債券、金への分散が適切でしょう。

 

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こんな記事も書いています。

ポートフォリオに債券を追加する方法について考察した記事です。

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債券、金ともに株式中心のポートフォリオにおいてリスクを低減する効果が期待できます。

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