おはようございます。
昔と異なりネットバンクも数が増えて乱立していますが、本当に利用価値の高いのは楽天銀行と住信SBIネット銀行だと思います。
先日、「銀行口座は楽天銀行とメガバンク一社を併用するのが正解』という内容の記事を書きました。
マネーブリッジ(楽天証券との連携)を利用すると普通預金金利が0.10%に跳ね上がるのが最大のメリットでした。
住信SBIネット銀行は楽天銀行ほどの高金利は得られませんが、その他のサービスでは楽天銀行を上回っている点も多く利便性は大変高いです。
楽天銀行と並び、全員が持っておいて損はない銀行口座だと思いますので紹介致します。
住信SBIネット銀行はおすすめネットバンク第2位
スマートプログラムのランクに応じて手数料無料特典が受けられる
住信SBIネット銀行の最大のメリットは、スマートプログラムのランクに応じて、
1) ATM利用手数料無料
2) 他行振込手数料無料
の特典が受けられることです。
そして、その特典を受けるための条件を満たすことが比較的容易なのが利点だと思います。
まずは、スマートプログラムのランクごとの手数料無料回数について見ていきます。
上図を見ますと、最低でもランク2あればATM利用時、他行振込時に手数料を払う必要がほぼ無くなります。
ランク3あればATM利用料無料、他行振込手数料無料がともに7回/月も受けられますから、よほどATMや他行振込を利用しない限りは安全でしょう。
スマートプログラムのランク要件は預金残高だけ見るのが簡単
さて、次に肝心のスマートプログラムのランクを決定する判定条件について見ていきます。
以下のページに詳細は載っています。
住宅ローンや外貨預金、ロボアドバイザーの使用実績なども判定条件にありますが、私自身はシンプルに預金残高で判断するのがベストだと考えています。
預金残高だけに絞りますと以下の通りです。
この条件を見ますと、ランク2を満たすのは非常に簡単で、月末時点で預金残高が30万円以上あればそれでOKです。
メインバンクとして利用していればランク3を満たすのも容易で、預金残高が300万円以上あればOKです。
いろいろ考えるのが面倒な方は、とりあえず30万円以上入れておくと便利に活用できると覚えておくとよいです。
住信SBIネット銀行のハイブリッド預金は金利0.01%
住信SBIネット銀行にも楽天証券のマネーブリッジと同様に証券口座と連携した円預金があり、SBIハイブリッド預金と呼びます。
SBIハイブリッド預金に入れたお金はSBI証券の買付余力に自動的に反映され、株式や投資信託、債券の購入に充てることができます。
もちろん、実際には株式などを購入せずに通常の円預金口座として活用することも可能です。
SBIハイブリッド預金のメリットは、こちらにお金を入れておくと金利が若干ながらあがる点です。
今現在は、SBIハイブリッド預金の金利は0.01%となっています(通常の口座は0.001%)。
マネーブリッジを利用した場合、楽天銀行は0.1%になりますのでそれと比べると金利面では見劣りしますね。
まとめ
SBIハイブリッド預金の金利は0.01%と楽天銀行と比べると見劣りするのは事実です。
一方で、スマートプログラムで手数料無料の条件を満たすのが容易であり、銀行としての利便性は非常に高いです。
楽天銀行と住信SBIネット銀行の口座を保有しておけば、各種手数料は実質ゼロにできるでしょう。
【SBI証券】
ネット証券最大手のSBI証券を最大限に活用するならば、住信SBIネット銀行の口座は必須と言えます。
こんな記事も書いています。
SBIネオモバイル証券を利用するよりは普通にSBI証券を活用した方がよいです。
楽天証券の投信積立は楽天カードとのコンボで魅力が増しますね。
クレジットカードを最大限に活用することで資産形成を加速させることができます。