おはようございます。
先日、ダウ平均株価が急落したニュースがありましたが、今はヨコヨコで推移していますね。
この後もう一弾の下げが来るのかは私には分かりませんが、2018年は2017年よりも面白い相場になりそうでワクワクしています。
2017年のような右肩上がりの相場は、含み益がどんどん膨れ上がっていくので嬉しい反面、自分が期待していたリターンよりも上がりすぎると怖くなってしまうんですよね。
もし2018年が上下動の激しい相場になるのならば、2018年始からつみたてNISAを開始した人は勝ち組になる可能性が高いですね。
2018年始からつみたてNISAを始めた人には絶好のチャンスが来ています
インデックス投資本来の伸び方を再確認しておこう
下がダウ平均の1年チャートです。
インデックス投資の期待リターンはせいぜい年5%前後でしょうから、2017年前半くらいの上がり方が本来の上がり方ですね。
この「ひと目見ただけでは上がっているのか下がっているのか分からないくらい」が通常営業の状態です。
2017年10月くらいからはあまりに急激に上昇しすぎました。
「急激に上がりすぎたものは一時的に下がる」
これは投資の鉄則ですね。
何もビットコインだけの話ではありませんよ。
株式市場、仮想通貨市場ともに成長市場だと思っていますから資金を投入します
蛇足になりますが、私は株式市場はもちろんのこと、仮想通貨市場もまだ成長市場だと思っています。
仮想通貨市場の時価総額は全体で43兆円程度ですが、アップル一社の時価総額が8000億ドル(88兆円)ですから、アップルの半分程度なんですね。
これはさすがに市場規模が小さすぎる・・・
なお、ビットコインやイーサリアムというのは単なる「通貨」ではなく、ブロックチェーン技術を活かした新たなインフラと考えた方がよいです。
時々、仮想通貨ではなく既存の電子マネーやスマホ決済を利用すればよいので仮想通貨は不要という的外れな意見を頂戴しますが、全く別次元の存在ですね。
さすがにもう少し勉強してください・・・と言わざるを得ません。。
この先仮想通貨市場がどうなるかは私には分かりませんが、『ブラック・スワン』のバーベル戦略で提唱されているように、投資の90%はディフェンシブに運用し、残りの10%は極端に投機性の高い商品で運用するというのは面白い発想だと思うんですよね。
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上下動の激しい相場においてドルコスト平均法が生きる
話を元に戻しますが、上下動の激しい相場になればなるほど、つみたてNISAのドルコスト平均法が生きてきます。
また、相場の変動に右往左往されることがありませんので精神的にも楽ですね。
つみたてNISAの場合、20年以上という長期スパンで考える投資法ですので、最初の1年目から利益を出す必要が全くないので気楽なものです。
むしろ、長期投資の始めの方で暴落が来てもらった方が将来の期待リターンは高くなります。
暴落時には同じ金額でより多くのユニット数を購入することができますから、バーゲンセール状態になります。
どうせバーゲンセールをやってもらうならば若いうちにやってもらった方が、その後の複利効果を受けやすいわけですから有利になります。
正直2月早々に調整局面が来るとは思っていませんでしたが・・・
今のところ調整というのも大げさなレベルで、実際にはピーク時から10%弱しか株価は下がっていません。
大幅な下落が1週間持続したら本格的な調整局面と言えるでしょう。
とはいえ、市場の調整はある日突然やってくることが早めに勉強できてよかったと思います。
私個人としては、2月早々に今回のような調整局面が来るとは思ってもいなかったわけですが、相場が読めないからこそ株式投資は面白いです。
結果としては、私も出遅れずに2018年始からつみたてNISAを開始してよかったと思います。
初めのうちに苦労するほど後から報われる可能性が高い
つみたてNISAの場合、長期のスパンで考えて最終的に利益が上がっていればよいだけですから、初めの3〜4年くらい株価が停滞したとしてもノーダメージですよね。
もちろん、その間含み損が膨らんでいくのは良い気分ではないですが、最初のうちに苦労が多いほど後で報われる可能性も高くなります。
時間を見方につけるとはこういうことですね。
なお、NISAのような非課税制度では、非課税の恩恵を最大限に活かすために株式100%で運用すべきだと個人的には考えていますが、株式100%でポートフォリオを組む場合には、最悪のケースで50%の損失を想定したおいた方がよいと思います。
その下落に耐えられそうになければ、今のうちにアセット・アロケーションを見直したほうがよいですね。
こんな記事も書いています。
日本の投資信託は時々繰り上げ償還というリスクが発生します。投資していた商品自体が存在しなくなっては元も子もないですね。コンスタントに資金が集まっている商品を選ぶようにしましょう。
つみたてNISAの出足は鈍いようですが、今回のような調整局面は突然訪れますので、年始から始めておいて本当に良かったと思います。
2017年はあまりに恵まれすぎた相場でした。2018年のように上下動があるのが本来の相場ですので、気を引き締めて臨みたいと思います。