おはようございます。
投資初心者の方が暴落時にやってしまいがちなミスの一つが、早く動きすぎて手持ち資金が枯渇するということです。
今までに暴落の経験が一度もないと、1日か2日株価が急落した時点ですぐに株を買いたくなってしまうんですね。
結果としてその後すぐに株価が回復すれば問題ないのですが、真の暴落時にはその後に2段目、3段目・・・の暴落が待ち構えていることが多いので、後で慌てふためく結果となります。
もちろん、これは私が以前によく経験したミスの一つですので、皆さんが私と同じミスを繰り返さないよう共有しておこうと思います。
暴落時に一気に資金を投入するのはやめ、何があっても底まで買い下がろう
暴落の底をピンポイントで見抜く目を持ち合わせいれば何も問題ないのですが、私自身はそのような才能を持ち合わせていませんので、暴落時にも複数回に分けて購入することを心がけています。
「そろそろ暴落の底が近いかな」というポイントで参入し、参入した後は暴落の底までは何があっても買い下がることにしています。
手持ち資金が足りなくなったら臨時で当直バイトするなり、不動産からのキャッシュフローを回すなりしてなんとか工面しましょう。
暴落時に戦うには、とにかく手持ち資金の流動性を最大限に高めておくことです。
端的に言ってしまえば、キャッシュをあるだけ手元に集めておけということですね。
定期預金していても暴落時には何の役にも立ちませんよ。
定期預金は手持ち資金の流動性が下がるので、私自身は利用していませんが、それは暴落は自分の予期せぬタイミングで急に来ることが多いからです。
1段目や2段目の下げで資金が枯渇しないように動きましょう
問題は「そろそろ暴落の底かな」という自分の感覚が当てになるかどうかなのですが、私の経験では真の暴落の場合はじーーっと待ち続けて満を持して動くくらいがちょうどよいと思っています。
あまりに早く飛び込みすぎると、1段目か2段目の下げで手持ち資金が枯渇してしまい、そこから先の本当の下げ局面でゲームに参加できなくなってしまいます。
昔、まだ給料も今ほどなかった時期に私がよく冒したミスの一つです。
ダウ平均とビットコインのチャートを比べてみる
上がダウ平均の1年チャートで、確かにここ数日の下げは目立ちますね。
今のところ、1ヶ月ほど時計の針が戻された状態ですが、この後2段目〜3段目の下げが来るのでしょうか。
ダウ平均が2万ドルを切るようなことがあれば、かなりのお祭り相場になる可能性が高いですね。
私自身はとりあえず5万ドルほど用意して待つことにします。
一つの目安として、Twitterのタイムラインが株に対して総悲観になった時には本当の買い場が近いと思います(笑)
後は自分のブログのアクセス数が激減したら買い場かもしれませんねw
なお、仮想通貨市場に身をおいている人ならば、今の株式市場の相場くらいはかわいいものでしょう。
下がビットコインの1年チャートでしたが、ダウ平均と比べ物にならないボラティリティですね。
ビットコイン(Bitcoin)価格・相場・チャート 【bitFlyer】
ビットコイン60万円台に下がった時には、Twitterのタイムラインで誰もビットコインの話をしなくなりましたが、そういう時が本当の買い場です。
私自身も半分冗談のような価格で指しておいた指値が見事に刺さっていたのでびっくりしました。
逆に、12月〜1月上旬はTwitterを眺めるとビットコインの話題ばかりだったのですが、そういう時は天井が近いです。
こうして見ると、Twitterも結構株価予測の良い指標になるのかもしれませんね。
変なプレッシャーを自分にかけないようにしよう
暴落時に早く動きすぎてしまうのは、「この絶好のタイミングを逃したくない!」という気持ちが強くなりすぎるのが原因です。
それを防ぐために、最大のパフォーマンスを狙うことは諦めて、普段から少額ずつ購入してポジションをとっておくことにしています。
普段から少しずつ買い足すことで、機会損失という目に見えないプレッシャーに負けないようにしておくのです。
暴落に備えて普段はひたすらキャッシュだけを貯めておくのもアリと言えばアリですが、暴落時のワンチャンスに賭けることになりますから、いざその局面が訪れると変なプレッシャーがかかります。
メンタルが異常に強い勝負師気質の人はそれで問題ありませんが、私は割とチキンなので自分に合った投資法を選択しているということです。
思ったよりも株価が下がりきらず回復してしまったら?
自分の想定していた通りに株価が下がりきらず回復してしまったとしても、機会損失とは思わないようにしています。
「今回はたいした買い場ではなかった」というだけのことです。
また1年〜2年じーっと待っていればそのうち買い場は来ますから、一度タイミングを逃しただけで後悔しないことですね。
買えなかったことを後で激しく後悔している人を時々見かけますが、買えなかったことによって特に何も失っていません。
手持ちの日本円は減っていませんし、目先の生活も変わりませんから。
むしろ、慌てて資金を投入するよりは大怪我につながらない可能性が高いです。
まとめ
暴落時の心構えとして、早く動きすぎないという点が重要です。
Twitterで株の話で盛り上がっているうちはまだ平和なものでしょう。
先日の仮想通貨市場のように、SNSで誰も仮想通貨の話をしなくなってお通夜のような状態になった時は全力で買うべきです。
こんな記事も書いています。
株価自体は自分の力ではどうしようもありませんので、今後も淡々と手持ち資金を投入し続けるだけのことです。自分の力の及ぶことから集中した方がよいでしょう。
最初から全て諦めてロボアドバイザーというのも面白いですね。20年後に見直してみたら、意外とそれが一番パフォーマンスが良かったという結果になっているかもしれません。