おはようございます。
私個人の意見としては、資産規模が小さいうちは数ヶ月分の生活防衛資金を確保したうえで株式に全力投資でよいと思います。
債券や金、REITなどのアセットを保有する必要性は低く、シンプルに無リスク資産は日本円で、リスク資産は全て株式がよいでしょう。
債券やコモディティ、REITなどへの分散はポートフォリオが成長して数千万円規模になった後でも問題ないと思います。
資産規模が小さいうちは株式集中投資もアリ
本日の記事の要点は以下の通りです。
1. 資産規模の小さいうちはリスクをとって株式集中投資もアリ
資産規模の小さなうちは積極的にお金を増やしにいく必要があります。
初めから守りを固めすぎていてはなかなかお金は増えず複利の効果が実感できないからです。
よって、数ヶ月分の生活防衛資金を残したうえで残りのお金は株式に全力投資でよいでしょう。
資産規模の小さいうちは、仮に暴落に巻き込まれたとしてもマイナスの金額がそこまで大きくならないため、後からリカバリーすることが可能です。
現物で取引をしている以上、数十%資産が減る可能性はあっても借金まで背負わされることはないわけですから、ある程度積極的に投資をしてもよいでしょう。
2. ポートフォリオが成長するにつれてアセットの分散を検討したい
ポートフォリオが成長するとともに債券やコモディティなどの他のアセットへの分散を検討しましょう。
特に債券は株式と逆の値動きを示すことが多いと言われており、両者を適切な比率で組み合わせて保有することによりリスク低減が期待できます。
金などのコモディティやREITもポートフォリオの主力にはなりえませんが、少額ずつ保有する意義はあるでしょう。
どこまで分散する必要性があるかはポートフォリオの大きさによります。
例えば、1億円のポートフォリオであれば、金やREITの保有割合が5%であっても500万円ですからそれなりの大きさになります。
一方、トータル100万円のポートフォリオでそのうち5%程度を金やREITに分散してもその意義は小さいでしょう。
この場合、取引手数料などを考えますと、シンプルに「現金+株式」だけでよいと考えます。
3. 株式の中でも銘柄や業種を分散することが重要
最後に重要なことは、ポートフォリオが成長するにつれて株式の中でも銘柄数や業種を分散させることです。
仮に今現在好調であっても、特定のセクターの数名柄だけに莫大な資産を投入するのは大変危険です。
個別株投資で数十銘柄に分散することも可能ですが、あまり多くの個別株を保有するとその管理の手間が膨大になり、労力に見合わなくなります。
となりますと、やはりインデックスファンドやETFに頼る形になります。
必ずしもVTI、VTなどの時価総額加重平均で市場全体を購入するタイプのインデックスファンドでなくてもよいですが、
最低でも数十銘柄以上に分散されており、セクターの大幅な偏りがないファンドを選択するのが無難でしょう。
まとめ
資産規模が小さいうちから債券やREIT、コモディティなどのアセットにあれこれ手を出す必要性はありません。
数ヶ月分の生活防衛資金を確保したうえで、残りは株式に全力投入でよいと思います。
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変化に柔軟に対応できる人だけが生き残れる社会になってきていますね。
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初めのうちは少額でいろいろと試してみるのもよいでしょう。
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レバレッジ型商品は長期保有には向いておらず、短期売買に適しています。