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つみたてNISAでは、楽天バンガードかEXE-iつみたてシリーズを心を無にしてひたすら積み立てよう

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おはようございます。

2018年1月から始まるつみたてNISAですが、当ブログの読者の中にも関心をお持ちの方が多いようで、質問をいただく機会が増えました。

そこで、つみたてNISAのコンセプトなどはさておき、つみたてNISAを始めるまでに実際に何をすればよいかをまとめておこうと思います。

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つみたてNISAを上手に活用するための最短ステップまとめ!

ステップ1:つみたてNISAの口座を開設する

当たり前のことですが、つみたてNISAの口座がなければ何も始めようがありません。

普段特定口座で株式投資をされている方も、NISAはNISA用の口座開設が必要ですので、注意してください。

どこの会社に口座開設したらよいか分からないという方は、とりあえずSBI証券か楽天証券に口座開設しておけば間違い無しと言えます。

どちらでも大差はありませんので、好みでどうぞ。

 

私の記憶では、楽天証券の場合は申込みから口座開設完了までは1ヶ月程度かかった気がします。

よって、2018年1月から始めようと考えている方は、すでに出遅れている可能性が高いので注意が必要です。

iDeCoは口座管理手数料がかかりますが、NISAは口座開設するだけならば無料ですので、何も考えず行動した方がよいでしょう。

今すぐにSBI証券と楽天証券の両方とも資料請求です!

 

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ステップ2:何を購入したらよいか分からなければ楽天VTを積み立てて放置

さて、申し込み書類を証券会社に返送してしまえば、後は口座開設完了の連絡を待つのみです。

口座開設が済んでも、実際に積立設定が可能になるのは12月下旬からです。

私が申し込んだ楽天証券は、12月26日(火)18時頃から積立設定が可能になるようですね。

www.rakuten-sec.co.jp

 

さて、肝心の商品選びですが、何も考えたくないという人は、楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天VT)を年間40万円積み立てればよいと思います。

毎月積立ならば、33,000円に設定しておけば大体OKです。

SBI証券ならばEXE-iつみたてグローバル(中小型含む)株式ファンドも同じレベルで推奨できますね。

 

ステップ3:積立設定をした後は15年間放置する

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積立設定をしたら、後は自分の好きなことをやって毎日を過ごしましょう。

15年間は放置でよいです。

我々素人が途中で変にいじるよりも放置した方が優れた結果を残せる可能性すら高いと思います。

ところが、この放置し続けるというのが簡単そうに見えて実際には一番難しいです。

人間、どうしても自分のお金が増えているか減っているか気になってしまうものだからです。

しかし、本当に15年間忘れて放置し続ければ、後で大きく報われる可能性が高いでしょう。

 

もちろん、その間に楽天VTよりも優れた商品が出てくる可能性もありますが、私の考えでは、楽天VTがそれらの商品に大幅に劣る可能性は低いでしょう。

まず、楽天VTの場合は、バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)を買い付けるだけのシンプルなファンドですので、購入対象自体は全く問題ありません。

楽天VTが後発ファンドに劣るとすれば手数料面となりますが、投資信託の手数料値下げ競争もそろそろ限界だと思います。

下がっても0.1%台までで、米国ETFのように0.1%以下の水準まで下げることは不可能でしょう。

 

15年目〜20年目は株式市況を見ながら出口戦略を練る

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つみたてNISAは非課税枠が20年間という縛りがありますので、15年目以降は出口戦略を考える必要があります。

つみたてNISAはロールオーバーが不可となっているからです。

1年目(2018年)に購入した商品は、20年目(2037年)までに売却をしないと値上がり益の非課税メリットを享受することができません。

せっかくならば、株式市況が良く値上がり益が大きい時期に売却したいですよね。

出口直前になって大暴落に見舞われたら目も当てられませんので、出口戦略には十分に注意しましょう。

とはいえ、20年後にはつみたてNISAの制度自体がかわっている可能性もありますから、まずは始めてみることが重要ではないでしょうか。

 

まとめ

つみたてNISAに興味はあるけど、何をしたら分からないという方は・・・

1) SBI証券か楽天証券のどちらかにつみたてNISAの口座を開設

2) 楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天VT)またはEXE-iつみたてグローバル(中小型含む)株式ファンドを年間40万円ずつ積み上げる

3) 初めの15年間は心を無にしてひたすら機械的に積み立て続ける

4) 15年目以降になったら出口戦略を考え始める

これでOKです。

一番難しいのは3)です。どうしても欲がでてきてしまうので、日々その欲との戦いです。

 

 

こんな記事も書いています。

楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天VT)と楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)はつみたてNISAの最適解の一つであることに間違いありません。

www.churio807.com

 

楽天バンガードと並んでつみたてNISAの最有力候補と言えるのが、EXE-iつみたてシリーズだと思います。その信託報酬を見れば、SBI証券が楽天証券に対抗して本気で打ち出してきた商品であることがひと目でわかります。

www.churio807.com

 

私が楽天証券を選んだのは、楽天スーパーポイントでの投資信託購入が可能だからです。楽天のヘビーユーザーにとっては非常に大きな差になりますね。

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