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2024年以降ジュニアNISAは自動的にロールオーバーされ手続き不要に!

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おはようございます。

2024年から新NISAが始まりますが、それに伴い今の一般NISA、つみたてNISA、ジュニアNISAでの新規投資は不可能になります。

2023年までに投資してきた金融商品の取り扱いについて、一般NISA、つみたてNISA、ジュニアNISAのそれぞれで若干異なります。

特に今現在一般NISAを使っている方は、制度廃止に伴いロールオーバーする先がなくなるため、5年以内で利益が出る可能性が高い投資先を選ぶという注意点があります。

本日は、まずはじめにジュニアNISAの取り扱いについて考察します。

 

2024年以降ジュニアNISAは自動的にロールオーバーされ手続き不要に!

 

ジュニアNISAは2023年末で制度終了し、子ども用の非課税口座は廃止となる

2023年末でジュニアNISAが廃止されますので、子ども専用の非課税口座は消滅することになります。

2024年から始まる新NISAでは生涯投資枠が1,800万円まで拡大されますので、そちらの枠を使って現役世代の老後資金、子どもの教育資金を両方運用していく形になるでしょう。

 

親名義のNISA口座で様々な用途のお金を一緒に運用する形になりますので、これまでのように子ども用のお金だけ別に分けてということは難しくなります。

NISAで口座で貯めたお金のうち、どのくらいの金額をどういった目的で将来使う予定かというのをより明確に決めておく必要があるでしょう。

 

2024年は5年の非課税期間が終了した後、自動でロールオーバーされ手続き不要に

ジュニアNISAは非課税で保有できる期間が5年間と定められています。

5年を過ぎた後も非課税枠で保有し続けるためには、継続管理勘定(ロールオーバー)の手続きを自力でする必要がありました。

 

ジュニアNISAのポイント : 金融庁

 

2024年以降は新NISAの開設にあわせ、ジュニアNISAで保有している金融商品が5年の非課税期間を過ぎた場合、自動的にロールオーバーされる仕組みになります。

ロールオーバーの手続きをし忘れるというミスがなくなりますので、大半の方にとって好ましい変化と言えます。

 

新NISAの開始年齢を未成年まで下げても面白い

もともとジュニアNISAは親のお金で運用しているのが現実であり、子どもが直接なにかをやっているわけではありませんでした。

しかし、ジュニアNISAは子ども名義の口座で運用できるため、成人した時点で子どもに引き継いだり、投資について子どもに教えるきっかけになるという金融教育の側面がありました。

 

2024年以降は子ども名義の非課税口座はなくなってしまうので、投資について幼少期から教える機会が減ってしまうのではと危惧しています。

個人的には、新NISAの開始年齢を未成年まで下げ、ジュニアNISAと同じ運用ができるようにしてもよいのではと思います。

 

投資はできるだけ早く開始して複利で増やす期間を長く確保するのが鉄則ですので、大人になってから始めるより、たとえ少額でも子どもの時から開始したほうが有利なはずです。

大人になってから自分のお金で投資する経験もしてほしいので、親が子どものNISA枠を使い切ってしまわないように、たとえば未成年のうちの投資上限枠は300万円とか設定するのもよいでしょう。

 

まとめ

ジュニアNISAは2023年末で廃止することが決定しています。

現行のジュニアNISAを利用している方が2024年以降どうなるかを考察しました。

自力でロールオーバーをする必要がなくなるのは大変ありがたいですね。

 

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