こんにちは。
投資のスタンスは人それぞれだと思いますが、長期の逆張り投資家にとっては昨今のトランプ相場以降は買い時が見つからない人が多いのではないでしょうか。
私も気がつけば半年以上(1年近く?)株式市場から遠ざかっています。
まぁでも本業も忙しい兼業投資家としては、株式投資は暇な時期があるくらいでちょうどいいのかな、とゆとりを持って市場をみられるようになってきました。
これが投資を始めたての頃と比べると大きな成長でしょうか。
投資では暇すぎてやることがない時期があるくらいがちょうどいい
トランプ大統領就任以降、謎のトランプ相場で買い時がなく暇
景気や為替というのは本当に読めないですね。
トランプ大統領就任前は、トランプが大統領に就任したら大幅な円高・株安と予測していた専門科が大半だったことを記憶しています。
ところが、実際にはそこから大幅に株は値を上げ、円安傾向も持続しています。
おかげさまで、それまでに保有していた金融資産は大幅に値を上げ、大きな含み益が出ていますが、逆張り投資家としてはこの1年くらい買い時がなくて困ります。
資産形成に関するブログをやっているのに買い場がないのでご報告することも全くありません。
VTなどのETFはいつ買っても超長期のスパンでは上がると思うのですが、できるだけ安値で仕入れたいという貧乏根性が邪魔してなかなか買えませんね。
個別株も一時期はハマりましたが、今は時間対効果が悪いのでやめました。
不動産も今は買い時ではない
不動産価格のピークは2016年あたりで、今後徐々に下がっていくのではないかと予測しています。
メガバンクを中心に融資の引き締めが始まっているからです。
ここ数年の「甘々」の基準で銀行融資を受けながら順調に不動産投資の規模を拡大してきた投資家がいらっしゃるかと思いますが、今後はそう簡単には新規物件の買い付けができなくなる可能性があります。
融資が厳しくなればじきに不動産価格も徐々に下がっていく可能性が高いですので、買い場は数年先にやってくるのではないでしょうか。
ただし、日本の特殊な人口動態を考えると都心に限定して立地重視の投資をする必要があるとは思いますが。
その時に、潤沢な頭金(キャッシュ)と高い社会的属性を持っている人が融資を受けられますので勝てると思います。
もちろん、不動産投資の経験(実績)がある人ほど信頼が高くなりますので融資が受けやすくなるのは言うまでもありませんが、不動産投資経験ゼロの人が新規に参入する時期としては今は厳しいでしょう。
私個人の意見としては、「不動産は数年は様子見」です。
というわけで、今は株を忘れて本業に集中するのが一番
まぁしかし、投資はあくまで資産形成の一手段と考えれば、投資が暇なのも悪いことばかりではありません。
焦って購入して高値でつかむ方が怖いと思います。
市況が良い時期は私は市場に近づきませんし、自分の保有している資産のチェックも月1回しかやりませんので、昨日と比べて上がったか下がったかすら正直分かりません。
でも、本業も忙しい兼業投資家はそれくらいで十分だと思うのです。
株式市況も不動産市況も好調すぎる今、何をするべきか?
私は医師としての仕事や、家族と過ごす時間、ブログなどの新たな趣味など、株と関係ないことに没頭することにしています。
テレビや新聞で大体的に株安・世界大不況の報道を目にするようになるまでじっと待っていてもいいのではないでしょうか。
これだけ株式市況が良いと、自分だけ乗り遅れたくないという気持ちが先行しますので、この「待つ」というのが頭では理解していても意外と難しかったりするんですが。
どうしても買いたい気持ちが抑えられなくなったら、今は少額だけ購入するにとどめ、来るべき勝負どころに向けてキャッシュを温存しておくことです。
こんな記事も書いています。
不動産は今はやめておきましょう。株式に関しては、i-DeCOの枠は給与所得者なら積極的に活用すべきです。
今後の日本を考えると、投資経験ゼロで全資産が銀行預金(日本円)という状況はかなりヤバイので、少額でもいいから始めてみましょう。