おはようございます。
2021年12月26日から、楽天証券が「米国株積立」と「米国株ポイント投資」サービスを開始しています。
最近は楽天銀行のマネーブリッジ利用時の普通預金金利低下や、投資信託資産形成ポイント付与条件の改悪などバッドニュースが続いていましたが、こちらはグッドニュースですね。
楽天証券が「米国株積立」と「米国株ポイント投資」をスタート!
本日の記事の要点は以下の通りです。
1. 楽天証券の米国株積立サービスの概要
2. 楽天証券の米国株ポイント投資サービスの概要
3. 楽天証券は充実したサービスと優れたユーザーインターフェースでオススメ
以下1つ1つ掘り下げてみていきます。
1. 楽天証券の米国株積立サービスの概要
楽天証券の「米国株積立サービス」の概要を見ていきます。
https://www.rakuten-sec.co.jp/web/info/info20211214-01.html から引用
SBI証券は2018年から「米国株式・ETF定期買付サービス」を導入していますが、そのサービスと内容には大差ありません。
積立対象銘柄には、米国個別株だけでなくVTIやVOO、VTといったETFも含まれます。
決済方法は外貨決済と円貨決済の両方に対応しており、マネーブリッジを利用した自動入出金(スイープ)にも対応しています。
最低設定金額は「1万円から」となっており、1万円以上であれば金額指定、株数指定の両方から積立方法を選択することができます。
SBI証券の米国株式・ETF定期買付サービスでは最低設定金額は存在しませんので、1株20ドルくらいの安い株でも1株から積み立てることが可能です。
一方、楽天証券の場合は1株20ドルの株の場合、最低でも1回に5株(100ドル=約11,500円)を購入する必要があるということですね。
ここは注意が必要でしょう。
対象口座は特定口座や一般口座だけでなく、NISA口座も含まれますが、つみたてNISAやジュニアNISAは対象外となっています。
2. 楽天証券の米国株ポイント投資サービスの概要
次に、米国株ポイント投資サービスの概要を見ていきます。
https://www.rakuten-sec.co.jp/web/info/info20211214-01.html から引用
今までも楽天ポイントを利用して日本株への投資が可能でしたが、今回は「ポイントで米国株に投資可能」というのが最大の改良点です。
ポイントが利用できるのは米国株式の円貨決済での買い注文のみです。
楽天ポイントは1円と同義ですので当然と言えば当然ですね。
米国個別株だけでなく、VTIやVOOなどの米国ETFも対象銘柄に入っているのは嬉しい点ですね。
また、「1ポイント1円から利用可能」ですので、ポイントがある程度貯まるまで利用できないという心配もありません。
対象ポイントはいつもの通り楽天の通常ポイントのみで、期間限定ポイントは対象外です。
楽天SPUなどのポイント獲得条件は改悪が続いていますが、楽天ポイントの使い道の多さは他の追随を許さず、がんばって貯める価値のあるポイントだと思います。
3. 楽天証券は充実したサービスと優れたユーザーインターフェースでオススメ
楽天証券は次々とユーザーの意向に沿った新しいサービスを打ち出してくれるのが素晴らしいと思います。
また、取引画面のユーザーインターフェースも大変優れており、SBI証券やマネックス証券とは大違いです。
楽天市場という国内最大級のECモールを保有しているのも強みであり、投資初心者の方が最優先で開設すべき証券口座と言えるでしょう。
まとめ
2021年12月26日から、楽天証券が「米国株積立」と「米国株ポイント投資」サービスを開始しています。
楽天証券ユーザーはぜひ利用しましょう。
こんな記事も書いています。
厚切りジェイソンさんの書籍はインデックス投資の王道をいく良書でした。
手間はかかりますが、楽天証券、SBI証券、マネックス証券の3社でクレジットカードを利用した投信積立を実践することでポイントを大量獲得することが可能です。
マネックス証券もマネックスカードによる投信積立でポイント還元が受けられるサービスを開始予定です。