神経内科医ちゅり男のブログ

「気ままに、ほどほどに」がモットーのゆるい神経内科医が日々の気づきを書いていきます。ただそれだけですが、よろしく。

【投資の失敗パターン】初心者の方ほど下手に複雑な運用をしないことが重要

おはようございます。

投資を始めたばかりの頃にありがちなのが、少ない投資額なのに、下手に考えすぎてあれこれ手を出しすぎて最終的に失敗するというパターンです。

私の個人的な意見としては、投資額が小さい初心者の方ほどシンプルに徹したほうがよいと思います。

本日はこのあたりを考察してみます。

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初心者の方ほど下手に複雑な運用をしないことが重要

投資を始めたばかりの頃は、調べれば調べるほど様々な商品が出てきて、その全てが魅力的に目にうつるものです。

今までに自分が購入したことがない商品が無数に目の前に広がっているので判断能力が鈍くなっているのが一因です。

しかも商品説明を読むといかにも儲かるような気になってくるんですね。

しかし、商品を見る目が養われてくると実際にはその大半が購入に値しない商品であることが見えてきます。

特に、高信託報酬の商品の大半は購入する価値が初めからありません。

 

相場に長く身をおくなかで、商品の価値を見抜く目が徐々に養われてくる

少額でも良いので株式市場に長い期間身をおく、というのは大変重要なことです。

相場にいる期間が長くなれば、大半の方は商品を見る目が徐々に養われてくるからです。

初めから100%うまく商品選択ができる人は多くありません。

 

逆に、初めの第一歩で大きく躓くと、投資を継続していくというやる気自体が損なわれます。

適切な商品選択をすれば長期では勝てる確率が高いわけですから、それは非常にもったいない話です。

上記を踏まえると、初心者ほどシンプルに・インデックスで始めることをおすすめします。

 

1ヶ月に3万円ならば投資信託を購入するしかない

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さて、「1ヶ月に3万円の余剰資金でETFを買いたい」というご質問を時々いただきますが、NISA口座を除けばどう考えても手数料負けしますのでやめておきましょうと言うことにしています。

こういう場合は投資信託を購入するしかありません。

投資の規模によって最適な手法は異なってくるということです。

 

次の注意点ですが、1ヶ月の投資額が大きくないのにいろいろ少額ずつ分散してもあまり意味がありません。

例えば、1ヶ月に3万円の投資なのに、

・◯◯に5000円

・△△に5000円

・✕✕に5000円

・**に5000円

・##に5000円

・%%に5000円

とやっている方を見ますが、細かく分けること自体に意味はありません。

分散投資はした方がよいと思いますが、やみくもに商品を少額ずつ買えばよいというわけではないのです。

正しくは、「適切な市場に広く分散された商品に集中的に投資をする」ということです。

 

月に3万円ならば下記の商品を選択しよう

私が月に3万円で投資をするならば、下記の商品だけに絞って集中的に投資します。

・楽天VT

・楽天VTI

・MSCI コクサイインデックス連動型投信(ニッセイやeMAXIS slimなど)

 

この3つだけです。他は全部捨てます。

それ以上にあれもこれも、と欲張らないことです。

個人的には、3万円の限られた枠でコモディティ(金など)やREITまで分散してもたいして意味がない気がします。

長期投資の場合、複雑にすればするほどリターンに直結するわけではありません。

特に、投資を始めたばかりの方がいろいろ複雑にしすぎると、手数料が余計にかさんで市場平均を下回る可能性も高いです。

3万円ならばせいぜい上記が限界かと考えます。

 

 

毎月20万円以上運用できるならばETFをおすすめします

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さて、投資の規模が大きくなり、毎月20万円以上を安定的に運用できるならば、やはりETFをおすすめします。

これくらいの規模でやるならばETFを利用するメリットが大きくなってくるからです。

 

ETFに投資をする最大の魅力は、やはりバンガード社を始めた選りすぐりの商品から、安定的な配当収入が得られることにあると思います。

しかも、長期保有すれば値上がり益も見込める一石二鳥の商品群です。

しかし、配当はせいぜい数%ですから、資産規模が大きくならなければ旨味は少ないです。

少なくとも1000万円以上というのが一つの目安ではないでしょうか。

 

毎月3万円では、コツコツ積立てても実際に意味のある配当額になるまでに時間がかかりすぎます。

こういう場合は、投信のように配当自動再投資型の商品を選択して、まずはキャピタルゲインを狙って資産を増やすことに集中した方が良い気がしますね。

1000万円くらいまで増えたらETFにスイッチするというも一手ですが、その時に大幅な含み益があると利益確定による2割の税金の支払がセットでやってくるのが悩みどころですね。

 

まとめ

投資を始めたばかりの方ほど、下手に複雑な運用をしないことが重要です。

「シンプルに・コツコツと」を心がけた方がうまく行く確率が高いです。

資産規模が大きくなってきたら、ぜひETFの世界に飛び込んで欲しいと思います。

安定的な配当収入が得られるようになると、投資信託を購入していた頃とは違った景色が見えてくることは間違いありません。

 

 

こんな記事も書いています。

長期投資をしていく中で、安定したインカムゲインというのは非常に魅力的です。私の個人的な目標は、まず年間1万ドルとしています。個別株をやれば別ですが、ETFだけで達成しようとすると50万ドル規模の投資が必要となります。

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いろいろ考えすぎて不適切な商品に手をだすくらいならば、バランスファンドを選択するというのも一手ですね。やや信託招集が割高なのと、債券クラスや新興国への投資額が大きいのは気になりますが。

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本当に優れた商品を一生涯かけて保有し続ける、そういった心意気が重要だと考えています。私にとってはそれがVTでありVTIであるわけです。

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