
おはようございます。
「オルカンを20年間積み立ててほったらかすだけ」と聞くと誰にでもできる気がしますが、実際には簡単ではありません。
本だけでなく、ブログ、SNS、Youtubeなど様々な情報源から投資の勉強ができる時代になりました。
良質な情報もありますが、ほとんど価値がない情報や詐欺的な情報も出回っており、真偽を見極めるのも簡単ではありません。
「ほったらかし投資」と聞くと簡単そうに思えるけど、お金のジャンルはSNSやYoutubeでノイズが多く、実際に10年以上ほったらかせる人は一部だけ。
— ちゅり男/医師・投資ブロガー (@churio777) June 27, 2024
マネフォとか便利すぎて、毎日資産が一瞬でチェックできてしまうのも良いことばかりではないね。
また、マネーフォワードなど資産管理アプリが発達したことにより、日々の資産額の変動を誰でも簡単にチェックできるようになりました。
それ自体は便利で素晴らしいことですが、「ほったらかし投資」との相性がよいとは言い切れませんね。
インデックス投資は「長期視点」が命!毎日の資産チェックが危険な理由
SNSやYouTubeにあふれる投資情報はノイズが多い
本来、インデックス投資家は投資信託の基準価額や自分の資産額を毎日チェックする必要はありません。
1日1日の価格変動というのはノイズであり、重要なのは20年〜30年という長期で市場から得られるリターンだからです。
インデックス投資家がチャートを見る時は「長期的な傾向」を見ることが重要です。
実際、100年に1度と呼ばれた2008年〜2009年の世界金融危機(リーマンショック)も、暴落当時は50%近い下落を記録しましたが、超長期チャートではそこまで目立ちませんね。
超長期チャートを眺めると、MSCI ACWI(全世界株)やS&P500などの指数は、「暴落があっても、毎回その後力強く回復してきた」事実が見てとれます。
長期的なシナリオを思い描いて投資をした方が、短期的な取引よりも勝率が高いのは言うまでもありませんね。
資産管理アプリの進化と「ほったらかし投資」の矛盾
マネーフォワードは私も有料プランに加入しており、大変便利に使わせてもらっています。
昔は手書きやExcelで家計管理していましたが、一度体験したら絶対に戻れないくらい便利ですよね。
ボタン1つ押すだけで、登録してある銀行口座や証券口座、iDeCo口座などの状況が一瞬で更新されるので、株価が急騰した次の日などはテンションが爆上がりします。
しかし、実際には1日1日の価格変動は長期投資ではノイズなので、毎日ボタンを押して喜んだりがっかりする意味はないんですよね。
「分かっていてもやってしまう」のがマネフォ中毒の症状ですが、便利な反面「ほったらかし投資」との相性はあまり良くないのかもしれません。
暴落時に30%下落しても耐えられるか?
オルカンなどのインデックス投資を続けるのが難しい他の理由としては、
1) 株価好調時は平均点で満足できず、絶好調な個別株に目移りしてしまう
2) 暴落時はインデックスでも30%程度下落するので、下落圧に耐えきれず売ってしまう
などがあげられます。
株価好調な時は、「エヌビディア1銘柄だけで億り人」「テスラでテンバガー達成」のような華やかなポストが流れてくるため、オルカンなどの平均点で満足できなくなってしまう人が多いです。
実際には、株価絶好調の銘柄というのは時の流れとともに刻一刻と変わるため、時代の先端を行く銘柄に適切なタイミングで投資し続けるのは困難です。
インデックスはあくまで平均点狙いの投資方法なので、いついかなる時もオルカンより優秀な成績を残している個別株は存在することを知っておきましょう。
また、オルカンなどの市場平均インデックスであっても、あくまで株式の集合体であることには変わりなく、
リーマンショックやコロナショックのような暴落時には30%程度下落することがあります。
強い下落圧に精神的に耐えられなくなり、「こんなはずじゃなかった」と泣く泣く損切りをしてしまう人も多いです。
まとめ:便利さに流されず、長期目線を忘れないことがインデックス投資成功の鍵
インデックス投資家は毎日基準価額や自分の資産額をチェックする必要はありません。
マネーフォワードなどの資産管理アプリは大変便利ですが、便利さに負けて「ほったらかし」の重要性を忘れては本末転倒だと思います。
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