おはようございます。
私自身は、以前は個別株中心のポートフォリオを組んでいましたが、投資の規模が大きくなるにつれて分散の重要性に気が付き、徐々にETFメインの投資へシフトしています。
米国株の場合、四半期ごとに決算ラッシュが訪れますが、ETF投資の最大のメリットは決算発表の内容に一喜一憂せずに済むことでしょうか。
自分の持ち株、特に保有割合の大きな株の決算発表というのはどうしても気になりますよね。
日本人にとっては本来ならば眠らなければならない時刻に市場が開いているにも関わらず、決算発表が気になって夜も眠られないというのは健康に悪いです。
そう考えますと、莫大なリターンは狙えないものの、そこそこのリターンで十分な個人投資家にとってはETFというのは大変よくできた金融商品だと思うのです。
ETF投資は決算発表でメンタルを削られないのが最高
1. 自分の持ち株がアフターマーケットで売り込まれるとメンタルへのダメージが大
米国市場が閉じた後に決算発表が行われることがあり、自分の持ち株の決算内容が悪く、Aftermarketでめちゃくちゃに売り込まれているのを見ると翌日のやる気が朝からゼロになるのは大きな問題です。
人間ですから、自分の主力銘柄がアフターマーケットで−10%となれば動揺してしまいますよね。
私自身何度か経験があり、そのたびに自分の投資判断を悔いることになります。
悔いた所で結果は変わらないのでスパッと頭を切り替えられればよいのですが、まだまだ私はその域には達していないということですね。
その点、ETFの場合は少なくとも数十以上の銘柄へ分散されているため、そのうちの一企業の決算ミスは大きなダメージにはなりません。
もちろん、市場のトレンド自体が変換点を迎えれば否応無しに巻き込まれますが、精神的な安心感は数倍以上勝ります。
2. お金以上にメンタルが削られることによる損失が大きい
メンタルが削られることによる損失はお金だけにとどまりません。
自分のお金のことだけならば自己責任で完結するのですが、メンタルの乱れというのは投資の世界だけにとどまらないのが最大の問題です。
人間ですから、投資で失敗すれば本業のパフォーマンスにも多少の影響が出る可能性がありますし、機嫌よく過ごせないことによって周囲の方へ目に見えない形で悪影響が出る可能性もあります。
私自身専門職に従事していることもあり、メンタルに問題がある状態で仕事をすることはできるだけ避ける必要があります。
その点、VTやVTIといったメジャーなETFであれば最大限の分散がなされており、一時的に暴落・調整したとしても安心してホールドしていることができます。
「今のポートフォリオで何かあっても精神的に落ち着いていられるか?」という視点は大変重要だと思いますので、そういう視点で一度ポートフォリオを見直してみてはいかがでしょうか。
まとめ
調整・暴落局面を迎えた時に、今の自分のポートフォリオで精神的に落ち着いていられるかという視点は大変重要です。
相場が好調な時ほど過度なリスクをとってしまいがちですので、今のうちに見直しておきましょう。
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ETF投資では決算発表に一喜一憂することがなくなり、結果的に時間と健康にも良い影響が期待できます。