おはようございます。
今日言いたいことは一つだけです。
普通預金を入れるなら楽天銀行かイオン銀行(+メガバンク1社)です。
これ以外にありえません。
普通預金で金利0.1%以上は楽天銀行とイオン銀行だけ
投資に関しては各人それぞれ自分なりのこだわりがあるでしょうし、自分なりに考え抜いた上でベストと思われる選択肢を選んでいると思います。
しかし、普通預金に関しては上記の2社と他社では金利に決定的な差がありますので、答えを出すのは容易です。
メガバンクの金利が0.001%の時代において、楽天銀行は0.1%(マネーブリッジ適応で)、イオン銀行は0.12%(イオンカードセレクト保有者のみ)です。
100倍の差があるわけです。
まぁ金利が高くても振込手数料などの手数料を払ってしまっては元も子もありませんが、手数料無料の上限を意識しながら利用すればこれらの銀行を利用しない手はないでしょう。
金利0.001%は実質ゼロだと思ってよい
0.001%というのはゼロに等しいです。1億円預けても利子が1000円/年ですからね。
一方、0.1%ならば、1000万円でも1万円/年つきます。
投資経験がなく、資産のほとんどをキャッシュで保有している人ならば、人によっては数千万円の預金残高があるかと思います。
そういった人は楽天銀行かイオン銀行に1000万円ずつは入れるべきです。
投資と違ってリスクはゼロです。0.1%のリターン向上が確実に見込めます。
やらない手がありません。
無リスク資産の預け先として、定期預金が好きな人はまた別の選択肢がありえます。
私は定期預金は自分の資産の流動性が下がりますので好みではありませんが、現金を多量に保有していてリスクを負う必要がないリタイア世代にとっては良い選択肢の一つかもしれません。
ペイオフ制度での預金保護の上限を気にするなら1000万円まで預けておく
金融機関が破綻した時のペイオフ制度での預金保護の上限が1000万円+利息までですから、1000万円を上限に入れておくのが一番安全です。
楽天銀行とイオン銀行の両方に口座を作って1000万円ずつ入れておけばいいです。
20代〜30代の若年世代であれば、将来の円安・インフレ傾向への備えを考えると、それ以上現金を持っていても仕方ないですね。
私は今は株式市況が良すぎるため、暴落時に備えて現金ポジションを高めていますのでキャッシュを多めに持っていますが、今までに積み上げてきた外貨建て資産もある程度保有しています。
若年世代で自分の資産の100%が円建て資産という人はそれはそれでリスクですので、外貨建て資産を一定の割合で持つべきです。
ネット銀行に預けてある預金は真に生活防衛資金とはいえない
ただし、メガバンクにも数百万円は入れておいて下さい。
これは万が一の時の生活防衛資金です。
ネット銀行は身近な所に実店舗を持たないため、災害時には脆弱です。
インターネットにつながらなくなり、大地震でATMが破壊されたら預金残高はあっても万札にかえることができなくなります。
ネット銀行に預けた数百万円は、万が一の時にあなたを守ってくれないかもしれません。
まぁベストなのは家に金庫を置いてその中に現金を保有しておくことでしょうが、こちらは盗難という別のリスクがでてきますので厄介ですね。
ネット銀行は確かに便利で、サービス面においてはメガバンクを凌駕してきていますのでおすすめですが、信用しすぎてはいけません。
不動産やビジネスで条件のよい融資を受けるならばやはりメガバンクですし。
ネット銀行一辺倒は危険ですね。
まとめ
1000万円以上のキャッシュを保有している人は、楽天銀行かイオン銀行に預けるべき。
ただし、生活防衛資金はメガバンクの口座や自宅の金庫に保管しておきましょう。
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20代〜30代の方でまだ一回も株を買ったことがない人は、資産形成において圧倒的に不利です。一刻も早く証券会社に口座を作って少額でもよいので取引を始めましょう。
生活防衛資金がいくら必要かは、その人の生活背景によってかわってきます。ただし、預け先が有事の際に信頼できるかどうかはよく考えておくべきです。