おはようございます。
日本国内のニュースに目を向けますと、
・超少子高齢化社会を迎え、今後経済的に大きく発展する確率が低い
・賃金が伸び悩む中、年々社会保障費は増大し、実質賃金へ減る一方
など経済面では暗いニュースが多いです。
残念ながらこれらは事実ですし、人口動態というのはかなり正確な予測が可能ですので日本の未来が大きく変わる可能性が低いです。
その一方、日常のニュースではあまり取り上げられませんが、日本に住むことの良さというのもまだまだたくさんあります。
よって、これからの日本人に求められるのは、日本国内に住むことのメリットを最大限に活かしつつ、大きな経済成長が望めないという部分に関しては他の成長国に頼るという考え方でしょう。
【これからのスタンダード】日本の良さを活かしつつお金は世界全体へ投資する
日本の治安、食事の美味しさ、観光資源は世界トップクラス
毎日のニュースを眺めていると、どうも暗いニュースが多く気分が暗くなりますが、冷静に考えてみれば日本に住むことのメリットも多いです。
日本の治安はどうみても世界トップクラスですし、日本の食事の豊かさ、美味しさは海外とは比べ物になりません。
落とした財布の中身が入ったまま落とし主のもとに帰ってくる国はほとんど無いと言ってよいでしょう。
また、日本の外食は支払う金額と比較してサービスや味が群を抜いて高いです。
海外に行って外食すればわかりますが、めちゃくちゃ高いお金を払えば美味しいものを食べられますが、そこそこのお金ではまともなサービスは受けられません。
日本のレストランは、低価格帯のお店であっても接客などのサービス面のレベルが信じられないほど高いです。
毎日日本に住んでいると「これが当たり前」と思ってしまいますが、海外の人から見たら相当羨ましいレベルだと思います。
日本は四季も豊かで温泉などの観光資源も豊富ですし、国内旅行だけでありとあらゆる体験ができ、しかも安全が保証されているのは大変恵まれていると言わざるを得ません。
日本人がホームカントリーバイアスにとらわれるのは危険
日本が文化や観光面で大変素晴らしい国であることは間違いありません。
そうでなければ、いくら円安・物価安があったとしてもわざわざ日本を訪れる外国人はいないですよね。
その一方、日本の弱点は世界でも類を見ないスピードで超少子高齢化が進行しており、今後急速な人口減少、経済規模の縮小がほぼ確実視されることです。
人口が減る国の経済規模が急拡大することはなく、日本が従来得意としてきた「モノづくり」だけで世界のトップに立てる時代は終わってしまいました。
近年では、イノベーションや技術革新無しには世界のトップ企業になることは不可能ですが、残念ながらこれらは日本の大手企業が長年苦手とするところです。
日本国内のスタートアップなども増えてきていますが、本場アメリカと比較するとその数、規模、資金調達のしやすさなどで遅れをとっており、簡単に埋められる差ではありません。
このような状況を踏まえますと、日本人がホームカントリーバイアスにとらわれ、日本円で給料を稼いで日本円だけ貯金する、または日本企業にだけ投資をするのは危険であることが理解できます。
毎月稼いだ日本円を全世界の企業へ投資するのがこれからのスタンダード
これからの日本人、特に若い世代の人にとって重要なことは、
「日本に住めることのありがたさやメリットを最大限に活かし、感謝して生きる」
「毎月の給料を日本円で稼ぎ、稼いだ円を毎月コツコツと世界全体の企業群へ投資すること」
です。
この方法を早く実践した方は、老後も金銭面・精神面ともに豊かな生活ができる可能性が高いですが、実際には日本は先進諸国の中でも貯蓄信仰が強い国です。
つまり、毎月の給料の中から銀行預金はしているけれども、株式などの有価証券は一切保有していないという方が多く存在します。
2024年から始まる新NISAが投資を始まるきっかけになればよいですが、真っ先に動くのは今現在すでに熱心に投資をしている方たちでしょう。
今後は「正しい方法でコツコツ投資をしている人」と「銀行預金だけしている人」の差がますます大きくなります。
投資を始めるには若い方が有利ですから、単に「知らなかっただけで損をする」可能性があり、そういう事態はできるだけ避けたいものです。
まとめ
これからの日本人に求められるのは、日本国内に住むことのメリットを最大限に活かしつつ、急速な経済成長が望めないという部分に関しては他の成長国に頼るという考え方です。
簡単な道ではないですがコツコツ頑張っていきましょう。
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2024年以降、一般NISAはロールオーバー先がなくなります。
5年以内に利益が出る可能性が高い商品を選ぶようにしましょう。
投資初心者の方は一括投資してその直後に大暴落に巻き込まれると、大半の方が投資をやめてしまうと思います。
投資は長く続けなければ意味がないので、できるだけ分散を心がけましょう。