おはようございます。
早期に経済的自立を達成できる方は、例外なく「貯蓄率が高い」です。
貯蓄率が高いということは、今の収入の範囲内で自分が満足できるお金の使い方をマスターしているということになり、家計の安定性が高いことを意味するからです。
一方、高収入であっても支出過多のため貯蓄率が上がらない方は、いつまでたっても経済的自立を達成できないことになります。
このように、早期の経済的自立を達成するためには「高い貯蓄率」が鍵を握りますが、その一方で無理をして貯蓄率を高めすぎると続かなくなりますのでそのバランスが重要です。
早期の経済的自立達成のために重要なのは「貯蓄率」
本日の記事の要点は以下の通りです。
1. 早期の経済的自立達成の鍵は「貯蓄率」にあり
2. 高収入でも貯蓄率が低い方は「支出過多」のため経済的自立は遠い
3. 無理をして高めた「貯蓄率」は持続性に乏しい
以下詳細を見ていきます。
1. 早期の経済的自立達成の鍵は「貯蓄率」にあり
若いうちに経済的自立を達成できる方とそうでない方の最大の違いは「貯蓄率」にあります。
貯蓄率が高いということは、今ある収入の範囲内で満足できるお金の使い方をすでに身につけているということであり、家計の安定性が高いことを意味します。
今後生活レベルを大きく変えることがなければ、資産形成が後半になるにつれてどんどんと楽に進められるようになるでしょう。
FIREを達成するためには株式投資などの資産運用や、相場に恵まれるかといった要因も重要ですが、全ての土台になるのは高い貯蓄率にあるのは言うまでもありません。
ここで重要なことは、貯蓄「額」ではなく貯蓄「率」ということですね。
仮に毎月10万円を貯金していたとしても、収入が100万円、支出が90万円というケースでは貯蓄率があまりにも低く、経済的自立を達成するのは不可能です。
2. 高収入でも貯蓄率が低い方は「支出過多」のため経済的自立は遠い
いつまでたっても経済的自立を達成できない方の中には「高収入・高属性」の方にもたくさんいらっしゃいます。
給料がアップするにつれて自分の生活レベルも上げてしまい、「高収入・高支出」生活から脱却できないパターンが多いです。
給料が上がるとそれに応じて新しいモノを入手するための誘惑や勧誘が多くなります。
ここで、
・給料が上がったら他人に羨ましがられるような高級車を買う
・ローンを組んでよりグレードの高い新築マンションを買う
・万が一自分が亡くなった時の備えのため保険を手厚くする
といった行為に走ってしまうと経済的自立が一気に遠のきます。
もちろん、給料が上がった分少し贅沢をして楽しみを増やすことは好ましいことですが、本来必要がない余分なものにまであれこれ手を出していると家計はどんどん不安定になっていきます。
3. 無理をして高めた「貯蓄率」は持続性に乏しい
ブログやSNSを眺めていると、かなり無理をして貯蓄率を高めている方を見かけます。
例えば、
「平均的な収入であるにも関わらず、貯蓄率70%を達成！」
などです。
当人にとってはそのレベルの節約、貯蓄率が当たり前なのかもしれませんが、一般人が安易に真似しようとするとものすごいストレスがかかります。
一見凄そうに見えますが、過度な我慢を強いられる貯蓄は継続性に乏しく、少し油断をするとすぐに元に戻ってしまいます。
経済的自立を早く達成するためには貯蓄率を上げることが重要ですが、それ以上に重要なのは自分にとって今後何十年と継続しても無理のないプランになっているかどうかです。
資産形成で重要なのは一時的な爆発力ではなく、一見地味に見えることは淡々と何十年も継続する力です。
その中でいくつものトラブル、想定外の事柄が発生するでしょうが、その都度方向修正をして粘り強く続けられる方が最後に笑うと思います。
まとめ
「高い貯蓄率」こそ早期の経済的自立の鍵を握ります。
無理のない範囲内で毎月の貯蓄率を高める工夫をしましょう。
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