こんにちは。
現代人は多忙で次から次へと様々な要求が発生しますので、まとまった時間がなかなか取れないことが多いと思います。
「時間がもっとあればいろいろやれるのに・・・」と頭では思いながら、実際には何一つ行動に移せずにやきもきすることは誰でも経験があるのではないでしょうか?
日々のすき間時間をうまく活用できるかどうかによって、数年後に大きな差が生まれる可能性があります。
先日、それを強く認識し直したエピソードがありましたのでご紹介します。
通勤電車でスマホゲームをやっているサラリーマンの多さに愕然
私は普段健康のために自転車通勤をしていますので、あまり通勤時間帯の電車に乗ることはないのですが、先日久しぶりに乗車する機会がありました。
そこでビックリしたのは、通勤帰りのサラリーマンの半数以上がなんらかのスマホゲームに熱中していたことです。
私自身はスマホゲームを一切やりませんので、妻が少しかじっているポケモンGoやツムツムくらいしか分かりませんが、あれだけ多くの人がやっているのだからスマホゲームには強い中毒性があるのでしょう。
一日会社で疲れ果てた後のストレス解消なのかもしれませんが、スマホゲームにどれだけ時間を費やしても自分のスキルアップには一切つながらないことは意識すべきでしょう。
一方で、少数ではありますが、読書や経済誌、新聞などのチェックをしているサラリーマの姿も目につきました。
以前に「習慣の力は偉大なのでぜひ活用したい」という内容の記事を当ブログでアップしましたが、同じ電車に乗っている人たちの間でも、電車内での習慣の違いで数年後に大きな成果の違いが出るのだろうと認識しました。
一回10分〜15分程度のすき間時間でも積もれば山になります
すき間時間は意識していないとあっという間に過ぎ去ってしまいますので、10分程度のすき間時間でもこなせる仕事は何か、あらかじめ準備しておく必要があります。
事前に何も準備してないと、ついついスマホゲームやネットで遊んで終わってしまうからです。
手持ちに何もなければ、次にこなすべき重要な仕事の手順を頭の中でシミュレーションしてみるだけでよいと思います。
まとまった時間が確保できる時に、最も生産性の高い仕事を集中してこなせるように事前準備をしておくことが重要です。
まとまった時間に集中してやる仕事とすき間時間にやる仕事を用意しておく
時間を有効活用するためには事前の計画が欠かせません。
私たちの脳は意外に怠け者ですので、何も計画していない時間が生まれると「より楽な行動」に走るようにできているからです。
まとまった時間に集中してこなすべき仕事と、すき間時間でも進められる仕事を自分なりに区別しておきましょう。
私の場合は、
1) まとまった時間に集中してこなす仕事
・日々の病棟業務
→できるだけ定時(17時過ぎ)までに終えるように時間を区切って集中します。
(意味もなく定時以降も病院に残らない)
→患者さんが多い時は朝早く出勤して回診をすることで対処します。
・学会発表のスライド作成、依頼原稿や論文の執筆(医学関連)
→アイデアはすき間時間に練ることもありますが、書く作業はまとまった時間を確保して集中してこなします。
・ブログ記事作成
→私はエネルギーを要する「書く」作業は、最大限のパフォーマンスを発揮できる環境(PC)で集中して一気に終わらせる派です。
スマホやタブレットでの入力は時間対効果が悪いと思います。
2) すき間時間で進められる仕事
・文献(論文)収集
→あらかじめ自分のメールアドレスにキーワード指定した論文が届くように設定してあるので後は取捨選択してダウンロードするだけ
・英語の学習
→毎月CNN English Expressを1冊こなす。どこでも学習できるようiPadアプリを利用している。
・日々の経済状況チェック
→iPadにダウンロードした『週間エコノミスト』、『週間ダイヤモンド』などの経済誌をチェック
→日経ネット、読売オンライン、ブルームバーグなどで経済ニュースチェック
→テレビは時間対効果が低いので朝のみ
・毎日チェックしているブログの確認
→時間を使いすぎないよう5個前後までにしている。制限しておかないと何時間も過ぎ去ってしまいます。
・自分の資産状況のチェック
→月末にExcelに毎月の資産状況を保存し、先月末と比較する。本業が多忙な時は投資にかけられる時間がないため、投資行動は必要最小限の回数にする(頻回に売買してもパフォーマンスが上がるわけではないので効率が悪い)。
こうして考えてみると、本当にまとまった時間で集中してこなさなければならない仕事というのは意外と多くないことが分かってきました。
自分の毎日とっている行動を記録してみる
自分が毎日とっている行動を逐一記録してみるのも面白いと思います。
面倒なのでずっとやり続ける必要はありませんが、1週間だけでもやってみることをオススメします。
何事も目に見える形にすると、客観的に分析しやすくなり、改善点がいろいろ見えてくるからです。
特に、やりたいことはたくさんあるんだけど、毎日知らない間に時間だけが過ぎ去っていって結局何もできないんだよな、と思っている人はぜひやるべきでしょう。
実際やってみると、自分が思った以上に無駄な時間を過ごしていることに気が付きますし、自分が無意識のうちにこなしている行動なども見えてきます。
自分の行動を全て自動的に記録してくれる携帯アプリでもあれば便利なんですけどね。何かよいアプリ知っている人は教えていただけると助かります。
まとめ
自分の行動を一度記録してみることで、すき間時間でもこなせる仕事が見えてくる可能性があります。
すき間時間でもやれることは意外とありますので、スマホゲームがすき間時間の習慣になっているようでは成長の余地はないと思います。
こんな記事も書いています。
資産形成を数字のゲーム感覚で楽しむことが長続きさせるコツだと思います。あまり難しく考えすぎない方が良いと思います。
早期リタイアしたいと思っている人は意外に多いようですが、デメリットも知っておくべきでしょう。私自身は医師の仕事を通じた社会貢献感を失うのは嫌なので、どれだけ資産が増えても仕事は続けると思います。