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いわゆる「普通」の医者はどうやって生きていくべきか パート6

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なぜか昨日の医者の結婚に関しての記事が最もアクセス数が多かったです。

書きたいことを書き続けているだけのブログなので、読んでもらえる人がいるだけでも感謝。

 

昨日の話は要するに、医者の資産形成で一番手っ取り早いのは医者どうしで結婚して、片方は常勤+アルバイト(日勤、当直)で年収2000万、もう片方は非常勤外来バイトで年収1000万円(当直なし)を稼いで、後者が中心に子育てをするということ。

今日は将来の医者の労働環境と、女医が結婚できない理由を突き詰めてみたいと思います。

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 医者の高待遇がいつまで続くかは不透明です

今の日本では男女機会均等や男の育休などとは言うものの、現実的には前者を夫が、後者を妻がこなすケースが多いとは思います。

医者どうしの結婚なら勤務医でも二人合わせて年収3000万。マイホーム、好きなクルマ、外食、海外旅行行っても余るくらいの収入にはなるはずです。

自分の場合は、医者とは結婚しなかったからこのシナリオにはなっていないけれど、お金のことだけ考えればベストに近い選択だとは思います。

ただし離婚しなければね。

 

医師不足が解消すれば、今よりも労働条件は悪化する可能性が高い

ただし、このシナリオがいつまで通用するかは不透明。

医学部新設や定員増で医者の数が増えれば、特にアルバイトは今より時給単価が大幅に悪化する可能性が十分に考えられます。

特に、健康診断や寝当直のバイトなど、特別なスキルを必要としないアルバイトの給与から下がっていくことでしょう。

逆に、その地区で慢性的に人手不足の専門外来をやることができれば、今と同程度の高給(日勤で10万円くらい)は維持できるはずです。

つまり、いつまでも医者の高待遇が続くとは限らないため、10〜20年後でも稼ぎ続けられるスキルを持っているかどうかを考えておかないといけません。

特別なスキルがない場合には今より状況が好転する可能性は低いと考えておくべきで、自分のスキルに自信がない「普通」の若い先生は今のうちにたくさん働いて稼いでおこう。

 

女医の場合、何よりも早めの結婚を考える。学生時代に男子医学生を捕まえておくのが必勝パターン

とはいっても、今後5年や10年の短期で大幅に状況が悪化するとは思われないので、もし上記の戦略をとるならば今から10年くらいの間に資産形成を済ませてしまうのが手だと思います。

女医さんの場合は、学生のうちが最も恋愛をする時間があるので、その頃に相手を見つけておいて、初期研修医〜後期研修医のあたりまでにその人と結婚するのが王道。

でないと、結婚適齢期である30歳前後で専門医試験などイベントが重なってくるため、婚期を逃す可能性が高いです。

その年齢で一度別れてしまうと次を見つけるのはなかなか大変。

 

男の独身医者は30歳前後でモテ期のピークを迎えるため、女医と付き合おうとは思わない

30歳前の独身男性の医師は、ちょうど働き盛りである程度のスキルも身についてきており、同年代の中では他職種と比べて高給取りのことが多く、人生の中でも一番モテる時期なので、その時期に新たに結婚相手の医者を見つけるのは結構難しいです。

婚期を逃した男性医師と結婚するのも手だけど、やはり婚期を逃したのにはそれなりの理由があったりすることも多いわけで。

 

なお、これは自分が周囲の先生たちを観察していて思ったことを書いただけです。

必ずしも全ての病院や地域で当てはまるわけではないと思いますが、多くの場合はこんな状況ではないかな。

結婚ということに関しては、医者の世界ほど男と女で違う世界も珍しいのではないかと本気で思います。

 

男の医者で本当に良かった。

 

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