おはようございます。
「一歩先いく USテック・トップ20インデックス」という怪しい名前の投資信託が大和アセットから新発売されます。
新しい投資信託キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
— みらいよたろう@東北投信🇨🇦🌴🇹🇭🍤 (@instockexnet) February 26, 2024
▼一歩先いく US テック・トップ20インデックス
✅投資先:米国のIT企業20社(実質国内ETFの2244)
✅信託報酬:年0.495%(税込)※ETF込み
✅運用開始:2024年3月14日
名前が特徴的で😂これも銀行窓口系かなぁw pic.twitter.com/mY9FYO61tj
名前だけ見るとどう見ても怪しいのですが、中身はけっこう人気を集めそうな商品になっています。
国内ETFのグローバルX US テック・トップ20 ETF(2244)という商品を投資信託にした商品なのですが、今をときめくAI、半導体、eコマース、クラウド関連銘柄を20社集めた商品であり、FANG+のように人気が出そうです。
「一歩先いく US テック・トップ20インデックス」はグローバルX US テック・トップ20 ETF(2244)の投資信託版!FANG+より魅力的かも?
一歩先いく US テック・トップ20インデックスの概要
「一歩先いく US テック・トップ20インデックス」の概要をご説明します。
この商品は、「グローバルX USテック・トップ20 ETF(2244)」という国内ETFを投資信託として販売する商品です。
よって、2244と商品の中身は同じと考えてOKです。
主な商品の特徴は以下の通りです。
ベンチマークは「Factset US テック・トップ20インデックス」というNASDAQ上場の大型テック20銘柄に分散投資する指数です。
聞いたことがない方が多いと思うので後ほど解説します。
信託報酬は「2244」が0.4125%で、「一歩先いく USテック・トップ20インデックス」は0.495%となっています。
本家ETFよりはやや割高ですが、類似商品のiFreeNEXT FANG+インデックスの0.7755%よりはかなり安く、アクティブファンドの中では良心的な方だと思います。
Factset US テック・トップ20インデックスとは?
一歩先いくUS テック・トップ20インデックスのベンチマークは「Factset US テック・トップ20インデックス」で、NASDAQに上場するテクノロジー関連銘柄のうち、大型の20銘柄に投資する商品です。
2024年1月末時点の構成銘柄は以下のようになっています。
上位には、エヌビディア、アマゾン、ブロードコム、マイクロソフト、アップル、グーグル、メタ(旧フェイスブック)、テスラなど、米国市場を牽引する大型IT銘柄が名を連ねています。
具体的な銘柄選定プロセスは以下のとおりです。
はじめに、ロボティクス、クラウド、コンテンツ/プラットフォーム、eコマース、半導体の5つのテーマに合致する銘柄を選び、その中で時価総額が大きい上位3銘柄ずつを選びます。
各テーマで4位以下の銘柄を時価総額に基づいてランク付けし、合計20銘柄になるまで銘柄を加えていきます。
ただし、1銘柄の上限を原則8%とし、1つのサブテーマの上限を25%と設定しています。
これにより、特定のテーマや銘柄への集中投資になるのを避け、ある程度の分散を維持する仕組みになっています。
2244とFANG+はどちらがおすすめか?
Magnificent 7を始めとする大型テック銘柄に集中投資する商品としては、大和アセットのiFreeNEXT FANG+インデックスが人気です。
今回発売される「一歩先いく US テック・トップ20インデックス」は、FANG+を超える人気を集めるかもしれません。
その主な理由としては、
・信託報酬が0.495%とiFreeNEXT FANG+より割安である
・FANG+よりも広く20銘柄に分散されている
・直近のリターンはFANG+とほぼ互角
といった点が挙げられます。
2244は発売されてから1年弱のデータしかありませんが、FANG+とほぼ同等のリターンを示していますね。
GlobalX US Tech Top 20 ETF (2244) Price & News - Google Finance
米大型テック銘柄の強さが今後も続くかは分かりませんが、ここ数年の相場を見る限りは非常に魅力的な商品と言えるでしょう。
まとめ
「一歩先いく US テック・トップ20インデックス」はNASDAQ上場のテクノロジー銘柄のうち、大型株20銘柄に投資する商品です。
名前はちょっと怪しいのですが、中身はまともなので、今の相場だとかなり売れる気がします。
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1. 投資の大原則
バートン・マルキールとの共著です。
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インデックス投資やるなら、最低でもこの本は読んでおきましょう。
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インデックス投資家なら一度はぜひ。
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