おはようございます。
楽天証券では2023年11月13日から新NISAの積立設定が開始されています。
基本的には毎月積立で無理のない範囲で活用すればよいと思いますが、手元にキャッシュがたくさんある方は年初に一括投資してしまいたい方もいるでしょう。
その場合、下記ポストの方法がもっとも効率的だと思います。
年初一括派の方々の設定を参考に、以下の内容で新NISAの購入予約完了しました!銘柄は全てオルカンです!
— ぴのこ🍄投資垢 (@yun95x) November 14, 2023
✅つみたて投資枠120万内訳
・毎月100円×12ヶ月=1,200円
・1月ボーナス設定1,198,800円
✅成長投資枠240万内
・証券口座230万円
・楽天キャッシュ5万
・楽天カード5万 pic.twitter.com/rziwzLawRp
ポイントとしては、
1) つみたて投資枠は「ボーナス設定」を活用することで実質的に一括投資が可能
2) 成長投資枠は楽天キャッシュ、楽天カード決済でポイントを逃さずに
の2点です。
以下詳細を見ていきます。
【楽天証券】新NISAで「つみたて投資枠」「成長投資枠」ともに年初一括投資をする方法
1. 「つみたて投資枠」はボーナス設定と積立設定(毎月100円)を併用する
新NISAの「つみたて投資枠」は現行のつみたてNISAと同じような制度です。
年間投資枠の上限は120万円で、基本的には毎月の積立投資を前提としており、一括投資はできません。
しかし、楽天証券では「ボーナス設定」という仕組みがあり、特定の月だけ多めに買い付けるよう指示を出せます。
おそらく、サラリーマンの夏・冬のボーナス時期を意識して作られた制度だと思いますが、実はボーナス時期に関係なく任意の月を選んで利用することができます。
よって、ボーナス設定を利用すれば2024年1月はじめに一括投資に近いことが可能になります。
具体的には以下の手順です。
1) 投資信託の最低購入金額は100円ですので、購入したい投資信託を「毎月100円」で積立設定する(年間1200円)
2) 残りの1,198,800円をボーナス設定を利用して年初一括投資する
ここまでやる必要があるかは分かりませんが、どうしても年初に一括投資したい方には参考になるでしょう。
2. 「成長投資枠」は楽天カードと楽天キャッシュのポイント還元を逃さずに
「成長投資枠」は「つみたて投資枠」と異なり、投資信託だけでなく個別株やETFなど様々な商品を購入できます。
1年の投資可能上限は240万円であり、現行の一般NISAと同様に一括投資も可能です。
よって、何も考えずに2024年1月はじめに240万円を一括投資すればOKです。
ただし、楽天証券利用者で楽天ポイントを獲得したい方は、以下を見逃さないようにしましょう。
楽天証券の場合、
1) 楽天カード決済での投信積立:毎月5万円まで0.5%還元
2) 楽天キャッシュでの投信積立:毎月5万円まで0.5%還元
があります。
本来は「つみたて投資枠」用に作られた制度だと思いますが、成長投資枠でも積立設定は可能ですので、ポイント還元は受けられます。
2024年1月だけ楽天カードと楽天キャッシュ、それぞれ5万円ずつ積立設定で購入し、2月以降は解約すればよいでしょう。
まとめ
楽天証券では11月13日から新NISAの積立設定が開始されています。
新NISAの上限は年間360万円ですが、できるだけ効率的に年初にまとめて一括投資する方法を検討しました。
参考になれば幸いです。
【新NISAの理解を深めるためにおすすめの本2選】
1. 大改正でどう変わる?新NISA徹底活用術
NISAやiDeCoに関してどの本を選ぶか悩んだら、とりあえず竹川さんが書いた本を選んでおけばOKと断言できます。
2024年から始まる新NISAの理解を深めるため、ぜひ読んでおきましょう。
2. 図解 新NISA制度
こちらも新NISAに関するおすすめの一冊です。
豊富な図解と簡潔明瞭な文章で大変読みやすく、現行のNISAと2024年から始まる新NISAの違いがよく理解できます。
新NISAに関しては、ブログやSNSだけでなく、どれか1冊は本を読んできちんと網羅的に学ぶことをオススメします。
【関連記事のご紹介】
新NISAは「つみたて投資枠」「成長投資枠」関係なくすべてオルカンで埋めればOKです。
積立投資の最大のメリットは、「いつ買うか」という判断によるストレスを軽減できる点にあります。
新NISA開始に向けて事前準備が済んでいない方は今のうちにチェックしておいてください。